【ドニの町】

Last-modified: 2019-05-18 (土) 02:38:39

DQ8

【マイエラ修道院】を通過した先にある小さな町。
建造物は酒場・宿屋・教会のたった3つだけであり、規模からして誰がどう見ても村だが、【ルーラ】の行先では「ドニの町」と、あくまでも村ではなく町という扱いになっている。
因みにドニ(Denis)はフランス語圏で広く見られる地名であるが関連性は不明。
英語版での名称はSimpleton。意味は「まぬけ」。雰囲気やここでのイベントからして、なんとなくわからんでもない。
 
【ククール】との初邂逅があるのがこの町だが、その際の平然とイカサマを行う態度や、女とみればすぐ口説く軽薄な様、仲裁してたはずが真ん中で殴り合いを始める喧嘩っぱやい【ヤンガス】の気質、女だてらに魔法を持ち出して喧嘩に参加する【ゼシカ】の気性、それを呆然と眺めるしかない【主人公】、いつの間にか現れてノリノリで煽る【トロデ】など、各員の気取らない素の一面が見えるなかなか楽しい場所である。
 
上述の通り店構えを持つ施設は3つだけだが、酒場の2階には行商の武器屋と万屋が商いをしている。
特に武器屋は【まどうしの杖】【大かなづち】【ロングスピア】といったワンランク上の武器を取り扱っている。
中でもロングスピアはこのすぐ後に戦う【なげきの亡霊】が落とす【金のロザリオ】と一緒に【錬金釜】に放り込むと【ホーリーランス】に強化することができる。
主人公を【槍スキル】中心で育てているなら、多少無理をしてもここで買っておく価値はある。
 
入り口が2つあり、大通りから分岐しすぐに合流する小道に位置しているところから、たまに高速道路のパーキングエリアと例えられる。
図で示すと以下の通り。

←マイエラ修道院           アスカンタ→
―――――――┬――――┬――――――
               └―【町】―┘

つまるところ街道沿いに位置する宿場なのである。
「村」ではなく「町」なのもそういった理由からかもしれない。
 
【ゴルド崩壊後】は、酒場で「店主ヤケクソの終末半額フェア」が行われる。
全メニュー半額とのことで、そこらじゅう酔っ払いだらけになる。
 
なお、このドニの町は前領主の存命中は今より栄えていた模様。
とはいえドニの住人は前領主を称えるどころかダメ領主とけなし、「死んだときには皆喜んだ」という発言までする人も。
前領主すなわち【マルチェロ】・ククール兄弟の父親はどこまで無能で人望が無かったのか…
一方息子であるククール(マルチェロもか?)に対しては割と同情的、友好的で、彼が先頭にいるといろいろと好意的に話しかけてくれる人が多い。
ククールの生家であろう屋敷はここにはもうない。

3DS版

【写真クエスト】の報酬でホーリーランスが手に入るため、わざわざここでロングスピアを買う必要性は薄くなった。
 
【金のスライム】の位置が分かりづらい最初の難関と言えるかも。
酒場のカウンターの左下隅に置いてあるのだが、ただ立った状態で視点を回しても、カウンターテーブルのせいで見つからない。
ここからこういった巧妙な場所が増えてくるので頭の片隅にでも置いておこう。