【ニトロ】

DQ5

DQ5における【ばくだんベビー】の仲間モンスター。
SFC版の青年時代前半までに加入する26種の中で【取扱説明書】における「仲間になるモンスター」のリストから洩れている4種のうちの1種。

仲間になる確率

仲間になったときの名前

覚える呪文・特技

ステータス

耐性

解説

1匹目の名前の由来はニトログリセリンだろう。【ダイナマイト】の材料になる爆薬なのでまさに「ばくだん」ベビーにピッタリ。
　
やや仲間にしにくいため、【サンタローズ】～【アルカパ】周辺で仲間にできればラッキー。
【ドラキー】と一緒に出てきたときは、先にドラキーを倒す必要がある。
AIに任せていると、ほとんど無害のドラキーを無視して相対的に脅威度が高いばくだんベビーを先に倒そうとするので注意。
　
初期ステータスの高さ、レベルアップの速さから序盤のメインアタッカーとなる極めて強力なモンスター。
特にSFC版では周囲の他のモンスターとは比較にならない強さを誇る。
レベルアップも早く、Lv8まで上げればちゃんと言うことを聞く。
ただし、賢さが20未満（Lv5～7間）だと結構な確率で勝手に「体当たり」して自爆することもあるので注意。
また、賢さが低いうちはMPが0なので事故死には至らないが、敵のときと同じく【メガンテ】を唱える無駄行動も行う。
同時期の【主人公】や【スライムナイト】と比べても、一回りほど力が高く、【チェーンクロス】を装備させれば、次々と敵をなぎ倒してくれる。
同時期の仲間モンスターと比較してHPはやや低めだが、身の守りは異様に高く、防具を一切与えなくとも主人公やヘンリーより硬くなる。
欠点はやはり、仲間になりづらいことで、確率的には2人に1人は20回以内に加入させられる一方で、5人に1人は50回戦っても加入しないという具合のため、人（あるいは周回プレイだとプレイごと）によって起き上がりやすさの印象がガラリと変わる。
勧誘できるエリアが限られており、同じエリアに出る仲間モンスターがポンコツのドラキーしかいない上、運が悪いといつまでも起き上がってくれないので、ある程度のところで見切りをつけることは必要だろう。
どうせ粘るなら【ラインハット】周辺で他の仲間モンスターを狙った方が効率も良く、将来的な恩恵も大きい。
【最大レベル】までの経験値は4万弱と、これは幼年期に仲間にできるベビーパンサーを除き、全キャラクター中リメイク版のおばけキノコと並んで最も少ない。
それなりに仲間勧誘を頑張るスタイルだとラインハット大陸にいるうちに最大レベルに達してしまうこともあり、遅くとも【サラボナ】に到達するころには最大レベルに達する。
耐性、特技もこれといったものは持っていないので、最大レベルに達して以降は、あまり長く連れ歩く必要性も低い。
すんなり起き上がってくれれば中盤まではエース級の活躍をしてくれるキャラという位置づけになる。
なお、上述の通りメガンテを最初から覚えているが、Lv13まではMPゼロなので使うことができない。
Lv14～15でほんのわずかに成長するため、ここまで育てればようやくメガンテが使用可能になる（SFC・PS2版では【ふしぎなきのみ】で使わせることも可能）。
最後に自爆で一花咲かせてやってもいいかもしれない。

リメイク版

リメイク版でもその強さは健在で、【エビルアップル】、【おばけきのこ】と共に【序盤３強】と呼ばれる。
ただし、同じエリアに出現し新たに仲間になるようになったおばけきのこに自身のステータスを流用された上に、特技や仲間になる確率で上回られたことから、SFC版ほど圧倒的な存在感はなくなった。
それでも首尾よく仲間になれば強いことに変わりはない。
　
SFC版→PS2版の変更点として、賢さが低くてもメガンテや体当たりを使わず打撃オンリーで戦ってくれる。
これにより仲間にした直後から前線に出せるようになったため地味に強化されたともいえる。
おばけきのこは補助技を無駄撃ちすることが多いため、この点についてはニトロの方が優れている。
ただしDS版では賢さが足りないと防御を濫用してサボるので、加入即スタメンで活躍できるのはPS2版だけである。

DQM1（GB版）

【物質系】の♂の名前を付ける際に何も入力せず決定すると出てくる候補の1つ。