【バンデルフォン王国跡】

Last-modified: 2022-12-30 (金) 23:15:45

DQ11

【バンデルフォン地方】にあるバンデルフォン王国の跡地。
バンデルフォンの英語版での地名はZwaardsrust。これはオランダ語で「剣の休息」(つまり英語で言うとSwordsrest)という意味で、隣接する【ネルセンの宿屋】を意識しているのだろう。
英雄王【ネルセン】【邪神ニズゼルファ】戦後に建国したとされる王国で、世界五大国に名を連ねていた。
【グレイグ】【アリス】の出身地。他の元住人に【ジエーゴ】の妻【ガーベラ】【ヌルスケ】などがいる。
 
かつては黄金の小麦畑の広がる美しい芸術の都と言われており、アーサー王率いる騎士団の実力も高く、魔物ですらその軍事力を恐れていた。
農業と芸術に秀でており軍事力も強いという、何ともハイスペックな国である。
しかし30年前に【ウルノーガ】によって滅ぼされ、現在は【廃墟】となっており【毒の沼地】が広がっている。
同じく廃墟にされたユグノアと違い、具体的な国の様子などは作中では一切明かされておらず、後述する本による記述やグレイグの台詞などで若干語られる程度。具体的にどのような国であったかという妄想の余地はある。
3DS版の2Dモード以外ではマップの切り替えはなく、バンデルフォン地方のフィールドの中に存在するが、マップを確認すると名前が表示されているため王国跡であることが分かる。
地下への入り口が残されており、内部にはバンデルフォン王国の国宝【パープルオーブ】が隠されており、まほうのカギ入手後に手に入れるために立ち寄ることになる。
 
ネルセンの宿屋にある本によると、30年前は黄金の獅子王アーサーが治めていたが、軍事力を恐れた魔物の軍勢とのぶつかり合いに敗北したという。その後住民は【アンデッドマン】に、将軍は【アスタロト】になったらしい。
結果的には滅びたものの、ほぼ皆殺しにされたユグノアと違い、グレイグを始め多くの国民を逃がすことに成功したようだ。
しかしながら、王族に関してはユグノアとは逆に生きているという描写が一切ない。
 
ちなみに【メダル女学園】の本棚にはこの国の流行歌らしい「チャチャチャ オコボルト」の歌詞が書かれた本がある。
また、「バンデルフォン音頭」なるダンスもあるらしい。美と芸術の都らしからぬネーミングセンスである。

過ぎ去りし時を求めた後

【ケトス】覚醒後、地下から【ネルセンの迷宮】へ行くことが出来る。迷宮内には数多くの強力な武器・防具やレシピブックがあり、邪神討伐に役立つ。
なお神の民によると、魔物たちはこれら強力な装備を破壊するためにバンデルフォンを襲った可能性があるという。
 
余談だが、【試練の里】【ルーラ】で飛ぶと、【シルビア号】はここに呼び寄せられる。試練の里内ではケトスに乗れず、ルーラでしか移動できないので、あまり意味はないが…。