【プッチ戦隊】

Last-modified: 2021-05-03 (月) 03:00:54

DQ7(漫画版)

漫画版【ドラゴンクエスト エデンの戦士たち】に登場する【プチット族】の名称。
メンバーは【プチファイター】のコウガ、【プチプリースト】のオツマ、【プチマージ】のヘイトスとなり、正式名称はプッチ戦隊コウオツヘイ。
後にリーダーとなる【プチヒーロー】のテイラーも加わり、プッチ戦隊コウオツヘイテイになった。
魔王の部下として【メディルの使い】の命令を受け、その地方のボスを親方様と呼び従いアルス達を妨害する。
プッチ戦隊は結界を通る力を持っており、島が解放された後はイカダで漂流しながら次の島へ目指すことを繰り返していた。
 
当初は【マチルダ】の部下であり、初登場は【カラーストーン採掘場】
この時はギャグキャラ色が強く、大した活躍もできないままマチルダの死を見送ることになる。
 
だが、【フォロッド地方】で再登場した時は【ロイド】の部下となり、【からくり兵】などのマシン兵団の指揮を任されていた。
【フォロッド城】でロイドの指示から【マリア】を攫う事に成功してロイドの次の指示を待っていたが、ロイドから指示が来ないままロイドが死んでしまったためフォロッド地方を離れている。
 
フォロッド編後はいかだで漂流しており、ある島に着いた後にテイラーと合流する。
そしてメディルの使いから反魂の儀の準備を命じられて、事実上ユバール編の選任指揮官に命じられた。
準備が完了して、その途中でアルス達を追い詰めるものの、とどめは【ナプト】に役目を奪われてしまい撤退することになる。
そして、4人は再びイカダで漂流することになり、新たなる大地へ向かうことになるのだった。

コウガ

プッチ戦隊の元リーダーであり、メンバーの中で一番のギャグキャラ。
戦闘などはうまくいかず、最初期の戦闘の素人だったアルス達に相手にされず足蹴にされて倒されてしまう。
戦闘はうまくいかない分、口と世渡りだけは非常にうまく、リーダーの座をテイラーに奪われた後もテイラーを動かすこともある。
テイラーとナプトが一触即発だったところ下手に出ることで、他のメンバーから悪口を言われたりしているが、うまく場を収めている。

オツマ

プッチ戦隊では回復役なのだが、怪我をすることがないため存在感が薄い。語尾に「っぴ」をつける。
初登場時に【ザラキーマ】を唱えようとしたが不発、以降も一緒にいるだけの役回りが多い。
なお、少し毒舌のようであり、コウガに対してよく悪口を呟いたり、何もしなかったテイラーに対して皮肉を言っている場面もあった。

ヘイトス

プッチ戦隊では攻撃役であり、メンバーの中で一番仕事をしている。語尾に「じょ」を付けてのんびり屋っぽい存在。戦隊として登場する時の爆発も担当している。
初登場時で外れてはいるものの【ギラ】を成功させてアルス達に呪文というものを教えている。
だが、【東の塔】でマリベルが捕まっている時に色仕掛けをされて呪文のコツを教えてしまい、マリベルの【メラ】を成功させている。
なお、ヘイトスはマリベルのその時のメラで吹っ飛ばされている。
 
だが、フォロッド編では【イオ】を唱えた時に外してしまうが、外れたことで天井が崩れ、マリベルが瓦礫の下敷きになって致命傷を与えた。
そして、ユバール編ではテイラーに鍛え直されたことで、誤差を計算に打点をズラすことで命中率を上げ、満身創痍だったアルス達を全滅一歩手前まで追い込んでいる。

テイラー

プッチ戦隊の新参であり、コウガからリーダーの座を奪いリーダーとなった。語尾に「ニ」をつける。
他のメンバーとは違い、3人では倒せなかった熊を一撃でマンガ肉にしたりと実力が非常に高い。
その反面、【アルテマソード】だけは失敗したりとプチット族らしい一面を持つ。
プチット族で勇敢な3人がいると聞きつけ探しており、ユバール編前に合流する。
その後3人の実力を付け、ユバール編では【どうくつまじん】を助っ人としてユバールの侵略を担当する。
プライドが高く実力がある反面騙されやすく、コウガ達の話を全て鵜呑みにしてアルス達が極悪人であると認識している。
また、コウガ達のノリに付き合ったり、リーダーではあるものの自分は新参者だからと名乗りの際に名前が最後でも文句を言わなかったりと付き合いはいい方である。

余談

DQ7のプチット族は本来【コスタール地方】に出てくるモンスターである。
普通に進めていればコスタール時点では雑魚であるが、大体【プロビナ】辺りのモンスターと同等のステータスを持つため、ゲーム本編でカラーストーン採掘場やフォロッド地方に出られたら、ほぼ歯が立たない。
前作のコミカライズに出てきた【ちんもくのひつじ】よりも更に場違いである。
 
PS2版DQ5で仲間になるプチット族の3匹目の名前はプッチ戦隊の名前になっている。
また、DS版DQ5やリメイク版DQ7ではコウガのみ3匹目の名前として残っている。
 
その他、本来プチット族はDQ8に登場しないが「ドラゴンクエスト8 4コママンガ劇場(2巻)」に掲載された【藤原カムイ】の作品に彼らと思われるプチット族が登場した。
内容は同じ4人組のモンスターである【バベルボブル】 に対抗して合体を試みるも当然無理があり、その風貌から【パペットこぞう】 を連想してしまうというネタであった。