【メネロ】

　新生6大将軍：ダイの大冒険

【ガルヴァス】

【ザングレイ】―【べグロム】―【ダブルドーラ】―メネロ―【ブレーガン】―【デスカール】

ダイの大冒険

漫画【ドラゴンクエスト　ダイの大冒険】の劇場映画三作品目「ドラゴンクエスト　ダイの大冒険　ぶちやぶれ!!新生6大将軍」に登場した オリジナルキャラクターの一人。声優は川浪葉子。
　
新生６大将軍の紅一点であり、不死将軍【デスカール】と並んで豪魔軍師【ガルヴァス】の片腕として活動する
妖魔士団長【ザボエラ】の後任。肩書は妖魔将軍。
とはいえザボエラに合わせた魔法攻撃を使用する場面は全くなく、もっぱらこの手のキャラクターのお約束のごとく【いばらの鞭】(茨状の触手？)が主な攻撃手段。
マァムの投げつけた【ハンマースピア】を空中で迎撃し、レオナを庇った彼女を一打ちで昏倒させるなど、鞭の精度や威力にはなかなかのものがあるのだが、他の新生六大将軍達と同じく外観から戦闘スタイルまで全く共通点がなく、本当に後釜が勤まるのかは怪しい人選である。
妖魔と妖艶を掛けて、お色気担当という意味で妖魔将軍なのだろうか？
魔法なのかどうかはわからないが、瞬間移動をすることができる。
　
豪魔軍師ガルヴァスにより彼の力の一部を封じた豪魔六芒星の魔宝玉を預けられており、それを腰の辺りに装着しパワーを増している。
女らしい口調でレオタード状の服を着た妖艶な姿をしており、一見すると魔族の女性であるかのように見えるが、本来の姿は醜悪な植物系の魔物で、激昂すると髪が逆立ち本来の顔が仮面のように迫り出して女性の顔を覆う。
可愛い女を見ると傷つけたくなるサディスティックな一面もあり、怒り出せば言動にも醜い本性をさらけ出して口汚く相手を罵る。
美しさが自慢の髪を切られて激昂した際には、【ダイ】、【ポップ】、【レオナ】をいばらの鞭で滅多打ちにし、その様はガルヴァスにさえ「女は怖い…」と言わせたほど。
　
デスカール共々、新生6大将軍の中で最後まで生き残るが、ダイが炎の魔法剣にして投げつけた【パプニカのナイフ】が背中に突き刺さったことであっけなく絶命した。
植物モンスターゆえに火には弱かったのだろうか。

余談　

外伝作品の、さらにオリジナルストーリー映画とはいえ、DQ3の【まじょ】、【まほうおばば】以来の女型モンスターであり、擬態のような姿ではあったが、DQ史上初の若い女性の姿をしたモンスターだったりする。
当時のダイの大冒険でも女性人格の敵キャラクターは彼女と【アルビナス】だけという意味でも、珍しい存在だと言えるだろう（禁呪法生命のアルビナス自身は「自分に性別は無い」と言ってはいるが）。