【ラウンドゼロ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:46:52

概要

DQMJ2で初登場した特技。
この特技を使うと、敵味方の続く行動が全てキャンセルされ、強制的に【ラウンド】を終わらせてしまう。ただし1試合で1回しか使えない。
 
これだけ聞くとあまり強そうには見えないかもしれないが、相手よりも先に行動できる【しっぷうづき】【すてみ】を組み合わせることによって凶悪な特技と化す。
このコンボは【しっぷう・ゼロ】コンボと呼ばれ、大いに嫌われた。

また、『ふいをついた』時も使えない(ラウンドゼロ最大の利点は相手の行動をさせないことにあるので、使う意味が無いからと思われる)。
 

ジョーカー2・2プロ、テリワン3D

あまりに強力すぎたため、DQMJ2Pから【ゼロのしょうげき】という特技が誕生したが、完全な対策にはなっていないのが実情である。
テリワン3Dではこの特技を取得するためには、デメリット特性を取らなければいけなくなってしまった。
しかし、【自動MPダウン】【ダメージ増ボディ】など、軽めのデメリット特性を取るだけで習得できるため、そこまで弱体化したわけでもない。
体技扱いであるにも関わらず、【白い霧】で封じることが出来ないなど、対策も相変わらず難しい。
もし通信対戦を行うなら、この特技を何度も見ることになるだろう。

イルルカ

散々暴れまわったにもかかわらず、今作も全く変わらず大登場。【スモールボディ】などが先制攻撃をばらまいてこれでシメる、【リバース】からこれでシメるなど全く変わらず暴れまくっている。むしろ後述の理由でさらにタチが悪くなった。

ちなみに密かにAIの使用ルールが前作から変わっており、味方全員が動いていても使用してくれる(テリワンでは最後の一体だとAIが使わず、ギガボディと組み合わせられない欠陥品だった)。
そのためにリバースを中心に流行し、相手が強化された亡者リザオラルであっても「敵がリザオラルを唱える前にラウンドゼロで葬り去る」という戦法が登場した。
亡者リザオラルは単独で出るためゼロの衝撃も使えない。そのためにこの方法が対亡者リザオラルでは最もメジャーである。
ランキング限定ではあるが、上級者の亡者リザオラルは、スキル、特性ともに完成した亡者リザオラル用モンスターを、
引き継ぎで持ってきたスライムつむり等と何回も配合させ、ステータスを極限まで下げた上でMPと攻撃、賢さなどを種でドーピングする、という途方もない作業で、
相手のAIを「防御もHPもめちゃ低いし通常攻撃で倒せるからやっちゃお」状態にさせるようにしている。
しかしその上を行くリバパやスモボパは、ラウンドゼロ役を同じくドーピングして攻撃を極端に下げて対応している。
恐ろしい世界である。

ジョーカー3プロ

無印にあった"ボス戦では無効"の効果が無くなったため、シナリオ中でも活躍できるようになった。
特に裏シナリオの強敵はラスボスを含めほとんどがスモールボディやこうどうはやいを持たないため、
これらの特性をそろえてラウンドゼロを活用すれば一方的に攻撃できる。

余談

この特技の、「敵味方の続く行動を全てキャンセルして強制的にラウンドを終了させる」という効果から、ジョジョの奇妙な冒険黄金の風の「キング・クリムゾン」の時飛ばし連想してしまう人もいたとか。
キング・クリムゾンも「消し飛んだ時」の行動は無効になる(キング・クリムゾンの能力は読者の間でも難解である)ので、似ていると言うよりほぼそのまんまではないか。