【名をうばわれし王】

Last-modified: 2024-01-23 (火) 10:16:19

DQ9

登場人物兼【ボス級モンスター】
ベクセリア北西の【封印のほこら】の、【病魔パンデルム】が封じられた壷の近くを徘徊している王様の亡霊。
名前どころか記憶まで奪われており、自分が何者かも思い出せない状態に陥っている。
どこぞのカードゲーム漫画の主人公の境遇に似ているのは偶然であろう。
パンデルム撃破直前から会話可能だが、話しかけても特にイベントが起きる訳でもない。
元々はベクセリア周辺地域を治めていたガナン王国の【国王】で、【暗黒皇帝ガナサダイ】の実の父親である。
本名は【ガンベクセン】。彼の人となりについてはこちらを参照されたし。
英語版での名前はKing Godfrey。
 
2009年10月9日配信の追加クエスト【名をうばわれし王(クエスト)】にて対決することになる。
封印のほこらでは貧相なグラフィックだったが、ガナン帝国城で登場する彼は3Dの大男、眼の色なども変化しているなどぶっちゃけ化物に。
しかも、怒りのあまり顔色も真っ赤。別に【エルギオス】のパワーを利用している訳でも、【女神の果実】から力を得た訳でもない。撃破後に正気に戻るが、その際にも見た目が変わらないため、怨念により既に変化してしまっていた可能性もある。
クエストを受注すると、ガナン帝国城のガナサダイが居た所に出現する。
ガナサダイ第一形態の色違いで、見事なまでに息子そっくり。ただし第二形態への変身は無い。
亡霊とのことだが、【ゾンビ系】ではなく???系に分類される。
【ギュメイ将軍】の話によるとガナサダイ以上の力を持つというが、まさにそのとおり。
能力的にも息子の上位互換みたいなもので、1ターンに必ず2回行動する。
【念じボール】【メラゾーマ】【マヒャド】【ルカナン】【真空波】【いてつくはどう】と、特技も息子とほとんど同じ。
弱点は雷と光で、闇に耐性がある。
ご丁寧に半減属性や弱点まで同じだが、ガナサダイと違って【マホトーン】は効かないので注意。呪文暴走も多い。
が、基本的に攻略法は息子と同じで大丈夫。
真空波が痛いので、【ストームフォース】で真空波のダメージを軽減すると良い。
 
なおガナン王国の元国王であり、ちゃんと杖の先の玉を飛ばしてきたりするのに【ガナンのおうしゃく】をドロップしない。
息子に謀殺されて王位を剥奪されたからだろうか。
ちなみに落とすのは【まもりのルビー】。王様の持ち物としては微妙にしょっぱい気がしなくもない。
他の配信ボスと同様、【みやぶる】を使用しなければコメントの2ページ目を見ることができないので注意。

テリワン3D

ゾンビ系のSランクで【メガボディ】持ちの2枠モンスター。
【他国マスター】【ハーゴン】【あくましんかん】と一緒に繰り出してくることがある他、【黒騎士レオコーン】×【妖女イシュダル】といういわくつきの組み合わせか、【皇帝ガナサダイ】×【ドメディ】という組み合わせで生み出せる。
息子から父親が生まれることに激しく疑問を感じるが、まあ意味不明な組み合わせばかりのモンスターズではよくあることである。気にしたら負けなのだ。
前例として【ジャミラス】から【ゲモン】がある(ジョーカー2では親子という設定だった)。
しかし名をうばわれし王を作るのに、遺伝子的に近い存在である息子を用意しろというのは別に不自然な要求ではないだろう。例えばDQ10のトーマ王子をみやぶった際にもアンルシアの血縁故に【魔勇者アンルシア】作成に利用されたとある。
 
本作ではモンスターを4枠使えるので、息子と2人並べることも可能。
本編だったら協力どころかソッコーで殺し合い、いや潰し合いをおっぱじめていただろう。
 
特性は【メガボディ】【ギラ系のコツ】【AI1~3回行動】【かしこさギャンブル】
プラス値25で【MPギャンブル】、50で【ときどき白い霧】が追加される。
呪文もそこそこ強力でバリバリ肉体派としても運用可能な息子とは違い呪文に特化したタイプ。
…なのだが特性を見れば分かるように戦闘開始からMP、賢さが安定しない。

おまけに行動回数も不安定。本編ではボスということもあってか確定2回行動だったが、本作では1~3回に。よく言えば最大3回も攻撃できるということだが、やっぱり安定性に欠けるのは事実である。
こうした性能なので、ハマれば強いが運次第ではほぼ置物化する上メタル系などには分が悪く、あげくには他のモンスターによるカバーが必須だったりと運用はかなり難しいだろう。
呪文向きだが所持スキルは【ばくひょうの剣技】
 
【魔戦士ルギウス】との配合で【魔戦士メイザー】を生み出せる。

本編では相当お怒りのご様子で顔色が真っ赤だったのだが、本作では普通の肌色になっている。どうやら落ち着きを取り戻したようだ。
性能は全然落ち着かないが。

イルルカ

基本的には前作と変わらない。
他国マスターが妖女イシュダルと共に連れていることがある。
また、錬金カギの世界にいることもある。
 
【新生配合】【ヒャドブレイク】【ギガボディ】化で【メラ系のコツ】を習得。
配合方法も前作と同じ。
ルギウスと配合するのも変わっていないが、共に♂固定モンスターの為、どちらかに♀の杖を使う必要がある。

ドラゴンクエストあいうえお

「あ」~「ん」までの五十音をDQのモンスターで覚える本作において「を」枠で掲載された。
文章は「名をうばわし王は じゅもんを となえた」。