【小麦】

概要

イネ科コムギ属に属する、春や秋に種が詰まった金色の穂を実らせる植物。
現実世界では米ととうもろこしに並ぶ世界三大穀物のひとつであり、多くの国で主食に据えられている。
小麦の種を挽いて「小麦粉」に加工したうえで、【パン】や【ケーキ】、【パスタ】やうどん、ラーメンやそうめんなどの様々な料理に使われる。
パンにしても麺にしても、そのままでは味に乏しいため、ジャムやソース、つゆ等何かしらの味をつけて食される。
　
また小麦の葉は乾燥させることで「藁（わら）」と呼ばれる資源にもなり、家畜の飼料や断熱材・麦わら帽子のような日用品などに使われる。

DQ10オフライン

料理の素材として【ふわふわ小麦】が登場。

Ver.2

小麦畑が広がる【メルサンディ穀倉帯】が登場。同地の小麦は【メルサン小麦】という特産品。

DQ10オンライン

クエスト用のだいじなものとして黄金の小麦、極上麦が登場する。

トルネコ3

【海竜の灯台】名産の小麦として「竜のタテガミ」と呼ばれる種類の小麦が存在する。
本編クリア後、灯台の屋外の畑にいる男性から受け取ることができ、これを台所の女性に渡すと【黄金のパン】を入手できる。

ビルダーズ1

食材の一つで、【パン】や【バゲット】といった小麦粉からできる料理の材料となる。
ストーリーでは終章を除いて入手可能で、自生している小麦を攻撃すると入手できる。
一章では【ハンバーガー】を作るクエストに必要となる。メルキド城塞の跡地近くに多く自生している。意外と個数がいるので少ししか採ってないとまた採集しに行かなければならなくなる。
二章では患者の治療に料理が必要となりその材料として集めることになる。赤の扉とびらの高台に自生している他【調合ツボ】等で種に変えて栽培することもできる。
三章ではストーリー攻略に無関係だからか、拠点南の荒野地帯の高台と青のとびらの先の高台という寄り道に存在する。主食にはならずケーキやクッキーなどのスイーツが作れる。
いずれの章においても使い道が全く異なる食材である。

ビルダーズ2

【モンゾーラ島】復興に必要となる5つの作物の一つ。
【小麦のタネ】を撒いて育てると収穫可能。
　
小麦を使った料理のレシピが前作から大幅に増えた。また、シンプルなパンでも満腹度の回復量が多いため、料理レパートリー増加と冒険のお供、両方に役立つ。
牧畜用の家具素材「麦わら」としての用途も多く、【肥料】の原料でもあるので、農業に力を入れるなら広めの麦畑を作っておきたい。料理部屋の収納箱に入れておくと全部パン等にされてしまうので、素材用としてある程度はふくろにも確保しておきたい。
ほか、【染料ダル】を使って小麦10個を【白の染料】3個へと変換することも出来る。
　
初期は「穀物」系統に属する唯一の食材だったが、後に有料【ダウンロードコンテンツ】の和風パック購入後に手に入る【ソバ】や【イネ】が登場。これらを使うと麦より高級な穀物料理が仕上がるので食材としては下位互換になってしまうが、家具素材の麦わらは代用できないので、DLC購入後も在庫や畑は確保しておきたい。
また、小麦のタネはアリから大量に確保できるのに対し、ソバやイネのタネはビルダーハートで交換するか【ワビサビ島】に行かないと入手できない為、結局小麦で作る普通のパンが主食になりやすい。
　　
かつてのモンゾーラ島ではモンゾーラ小麦のパンが名産品であり、島に来て最初に目にする作物でもあるが、目の前で【ババンゴの実】によって周囲の土ごと腐ってしまい、島の絶望的な現状の象徴となってしまう。
　
モンゾーラ島クリア後は、【ジメジメ島】の丘陵地帯にて自生しているものから種と作物を入手できる。
植わっている量は多く、ジメジメ島を一周するだけでかなりの数が集まるはず。
他のストーリー上では【オッカムル島】では坑道上部の地表に露出した部分にわずかに自生している他、【ムーンブルク島】では城の北西の宝箱に種が入っており、極めて貧しい食糧事情を改善させる一助となる。