【弟切草】

Last-modified: 2024-03-16 (土) 13:11:06

概要

トルネコ1~3に登場する【草】で、「おとぎりそう」と読む。
飲むとHPや状態異常を回復することができる。【やくそう】の完全上位互換であり、あちらよりも回復量や治療可能な範囲が広い。

トルネコシリーズ

飲むとHPを100回復し、HPが満タンだと最大HPが2増えるという【薬草】を超える回復力を誇る。
ある意味【アモールのみず】【上やくそう】【特やくそう】を先取りしている。
さらに目潰し・混乱・まどわしの状態異常も回復するという優れもの。
【ブキミな青年】曰く、味は「苦い」とのこと。
 
トルネコ2ではでたらめ状態も治す。
また、【ゾンビ系】のモンスターに投げ当てると、100ポイントのダメージを与えることができる。
 
トルネコ3では回復量が50に減ったが、【しんぴの草】や祝福を行えばHPが全快する。
HP満タン時にしんぴか祝福どちらかならば最大HPが3増え、両方ならば4増える。
 
少年ヤンガスでは登場せず、代わりに上やくそうや特やくそうが登場する。

ライバルズ

第6弾カードパック「小さな希望のシンフォニー」にて実装された【少年ヤンガス】というユニットの効果で種の代わりに入手可能になるトークンカードの1枚として実装された。表記は「道具:弟切草」で特技カード。

コスト1
HPを3回復

【ホイミ】と同様の効果だが、大量に手に入るトークンカードなのでそちらよりコストが1高い。といってもデッキを圧迫せず手に入る取り回しのいい回復カードであり、高体力のモンスターを回復したりリーダーを回復したりと使い道は広い。
プレミアム版のフレーバーテキストでは前述の同名ゲームソフトを意識したネタも。

余談

我々の世界にも実在する薬草であり、所々に黒点があるという特徴的な模様をしている。
名前の由来は平安時代にこの草を原料にした秘薬の秘密を弟が漏らしたため、兄が弟を切り殺しという伝説から。
前述の黒点は斬り殺された弟の血飛沫と言われているという極めて不吉な逸話を持つ植物である。
また、【チュンソフト】は1992年に同名のゲームを発売している。
ゲーム中では万能薬として描かれており、回復効果はこれに起因しているものと思われ【風来のシレン】にもほぼ同じ効果で登場している。
ちなみに同社は2007年に「忌火起草」というゲームも発売しこれも風来のシレン3~5に登場しているが、
効果は(壺に入っているアイテムを除いて)すべての所持アイテムが呪われるという、下手すると一発で積みかねない危険極まりないアイテムである。