【投げ効果の石像】

トルネコ3

ダンジョン内にある石像の一種。
的の形をした石像で、この石像に物を投げると、その投げた物の効果が部屋にまき散らされる。
矢を当てればその部屋にいる全ての生物(味方含む)にその矢を当てたダメージを与えることができる。
ぶつけられた物で石像が壊れた場合、物の効果は部屋にまき散らされないので注意が必要。
【石像よけの指輪】の効果があると、自分はその対象から外れる。
　
物を投げても【潜ってかわす能力】を持つモンスターにも効果が及ぶので、使い方次第では便利。
【いけにえのほら穴】で、この像と【マドハンド】の大群を見かけたら、積年の恨みを込めてこの像に【とじこめの壺】や【ザキの杖】を投げるのも良いだろう。
ただし、部屋の外から投げないと自分も巻き添えを食らってしまう。
【モノカの杖】ならば、効果を受けても操作キャラはミミックになるだけなので部屋の外からでなくても大丈夫。
ただし、例え使用回数が無くなっても遠投投げや【パルプンテの巻物】を利用すればまだ使えるモノカの杖を完全に消費してしまうのは勿体ないので、他でどうしようもない時の最後の手段にしたい。
マドハンドが通路の入口付近におり、なおかつそれらを退治する方法が他にない場合以外はやらない方がいいだろう。
　
ちなみに、【遠投の指輪】と組み合わせれば2倍の効果を与えるチャンスがあるので、仲間のドーピングにも利用できるが、この石像は持ち込み不可のダンジョンにしか出ないので実用性はあまり高くない。
　
GBA版では石像を押して移動させることができなくなったため、
この石像を通路から物を投げて届く位置まで移動させることもできなくなっており、
上手く利用するのがやや難しくなってしまった。
　
なお、【風来のシレン2】にも「アイテム効果の土偶」という同じ効果のものがデータ上に存在していた。
【万能の杖】といい、トルネコ3はシレンシリーズの没要素をうまいこと再利用している。