DQ5
敵専用行動の一種。
空高くジャンプして空中から攻撃を仕掛ける。
【サボテンボール】、【メタルライダー】、【レッドイーター】が使用。
DQ11やDQMシリーズに登場する似たような特技は【たかくとびあがる】を参照。
SFC版
通常攻撃の2倍のダメージを与える【強化攻撃】。
あらゆる強化攻撃の中でも最高のダメージ倍率を誇り、言わば属性なしの【せいけんづき】である。
だが、こちらの防具をきちんと整え、元々のダメージを抑えられるようにしておけばさして恐くない。
ただし、元々の攻撃力が高いレッドイーターのものは凶悪なので要注意。
不安ならスクルトで守備力を上げれば万全になる。
SFC版DQ5は、まだ敵の攻撃モーションはほとんど存在しないが、この攻撃はピョコンと跳ねるモーションがついている希少な攻撃である。
ただ、SFC版開発中の画面において、空高く舞い上がる攻撃がランダムで痛恨の一撃になるサボテンボールが公開されたことがある。
例によって容量か発売に伴う締め切りの都合上、カットされこの仕様になったものと思われる。
コンピュータゲームにはよくあることである。
PS2・DS版
守備力貫通タイプの【痛恨の一撃】と全く同じ性能になった。
SFC版開発中に予定されていた仕様が実装された形だが、いざ目にするとあまりにも始末が悪い。
しかもリメイク版DQ5では守備力貫通タイプの痛恨行動が選択された場合、痛恨ダメージになる確率が1/4と、他作品の2倍、SFC版と比べても1.5倍もあるので、普通の痛恨の一撃と同様にかなりの頻度で大ダメージを受ける。
PS2版ではこの行動で痛恨ダメージになった場合は、「痛恨の一撃!」という表示は出ない。
スマホ版では「つうこんのいちげき!」という表示がきちんと出る。
あくまで強化攻撃ではないので痛恨ダメージにならなければ、2倍ダメージさえ受けない。
しかし、痛恨ダメージはいくら防具を整えようが守備力を上げようが無意味な上に頻繁に発動するので、攻撃力がさほど高くないサボテンボールやメタルライダーすら瀕死級のダメージをポンポン与えてくる厄介な相手と化した。
レッドイーターは言わずもがなである。
当たりはずれが大きくなったが、当たりの影響が大き過ぎるため、トータルではかなりタチが悪くなった。
強化攻撃が全て削除されたDS版でも、「空たかく舞い上がる」はPS2版の設定のまま生き残っている。