【老いても元気】

DQ11

【れんけい】技の一つ。【マルティナ】と【ロウ】が【ゾーン】状態である場合に使用できる。
連携に必要な特技はロウの【しんぴのさとり】とマルティナの【ぱふぱふ】。
　
使用するとマルティナのぱふぱふによってロウが往年の力を取り戻しパワーアップする。
具体的には2回行動するまでの間、【こうげき力】・【しゅび力】・【すばやさ】・【こうげき魔力】は2段階アップし、【きようさ】は1.5倍に、また呪文暴走率も上がり、不利な状態変化にも強くなる。
実際の効果はすさまじく、ただの【ドルマ】でさえ暴走率と威力上昇で100~150ほどのダメージを連発できる。
ただし、効果が切れるとHPが1になるというデメリットがある（いてつく波動などで消された場合にはならない）。
　
発動時の演出は、ぱふぱふを受けたロウが天高く飛び上がるほど元気になり、力をみなぎらせつつ相手を睨みつけ「かかってこい」と手招きで相手を挑発する、というもの。PS4版では飛び上がる際に、3DS版では地上に降り立った際に目が赤く光る。
パワーアップ時の迫力はそれなりだが、それまでの過程がアレなのでいろいろ複雑な気分になるかも……。
何気に今までありそうでなかった仲間にぱふぱふ（をして補助を）する特技でもある。
　
同じくぱふぱふを使用する連携技【青春の１ページ】とは前半のぱふぱふを受けるシーンが全く同じ流れになっている。
　
3DS版の3Dモードでは、マルティナのウィンクにロウが反応し、唇に人差し指をあてるしぐさのアップからシームレスにぱふぱふに移行するという流れ。
更にぱふぱふ中のイメージイラストに「ぱふ～ん」の文字や効果音がない代わりに、鳥の鳴き声が流れる仕様になっている。
2Dモードではムービー演出が無いのでテキストでの表現となるが、ぱふぱふをされた時のロウの反応が孫(青春の１ページ)とは異なる。
孫のほうはたまらず「うぷぷぷぷ　　き　きもちいい……」と言葉を漏らしてしまう(心の声の可能性もある)のだが、ロウのほうは

マルティナ「ぱふぱふ　ぱふぱふ……
ロウ「……………………
　
老　い　て　も　元　気　！

……ということで、しばし沈黙する。
ムービーではぱふぱふ後すでにハイになっている真っ最中なので、この沈黙はなかなか味わい深い。
気持ち良すぎて言葉が出ないのか、言葉にできない何かが心の中にこみ上げてきているのか……。
賢者は黙して語らず、なのかもしれない。