【飛空石】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:09:10

DQ7

DQ7における【空飛ぶ乗り物】
遥かな高空を飛ぶことができる石。名前の由来は往年の名作「天空の城ラピュタ」に登場する「飛行石」だろう。
【天上の神殿】を完璧に復活させると乗り込むことができるようになる。
宙に浮く4つの神殿に埋め込まれた【神の石】が放つ力が、中央の空で一つの実を結び、遥かなときをかけて作り上げた大きな「命」がこの巨大な空飛ぶ石なのだという。
 
4人乗りらしく、1人だけ乗れずに置いてきぼり(マリベルの家で待機)という光景はまるでスネ夫とのび太のごとし。
しかし、実はパーティメンバー+【ヨハン】の5人でも普通に乗れるため、「飛空石自体の仕様」と言い切るには無理がある。
 
DQ7は「何故パーティメンバーの人数が制限されなければならないのか」という疑問にもっともらしい理由が設定されている珍しい作品だったりするが、やっぱり粗はあった……。
ただし、「実は内部は押しくら饅頭だった」とか「パーティーメンバーの一人が外からしがみつく形で乗っていた」とか「5人で乗ると重量オーバーでダークパレスの頂点まで行ける高度に達しない」などと解釈すれば説明もつくので、やはり世界観の都合によるものと考えたほうがよさそうだ。

DQ3の【ラーミア】やDQ4の【気球】等と同じ、いわゆる終盤で一気に移動範囲を拡大させられる乗り物。だがこの飛空石はビジュアルがやけに珍妙で、さながら穴が空いたジャガイモを思わせるいびつな形状をしている。控えめに言って不格好さが拭えない。
とはいえ飛んでいるときの曲【遥かなる空の彼方へ】はなかなか悲しげで趣深い曲であり、DQ7の中でも隠れた名曲とされている。
 
実際のところ活躍しうる期間はとても短く、DISC1では飛空石でしか行けない場所が【謎のほこら】のみ。見た目はともかく曲は良いのにもったいない。
DISC2では、【クリスタルパレス】へ向かう際のイベントで乗る。【バーンズ王】はこれに乗りたくて仕方ないらしく、年甲斐もなくダダをこねてくる。
その後、【ラストダンジョン】である【ダークパレス】への初回侵入の際にも必要となる。
 
PS版では神殿から乗り込んだ際はなぜか移動スピードが遅い。一度地上に降りてから乗り込むと通常のスピードになるが、バグか意図的なものかは不明。

ちなみにマリベル離脱前までのセリフでは「飛空石」と表示されるが、離脱後は「飛行石」と表示される。
 
なおPS版は上部にある階段から中に入るような仕様で、降りる際は普通に地上に着陸する形だった。

リメイク版

常に上空にあり、地上に照射される光の紋章から中にワープして乗りこむ形に。
デザインも変更され、ジャガイモではなくわりとカッコいい形の石となった。
フィールドの仕様変更により徒歩での移動に時間がかかるようになったので、移動時間の短縮にも一役かってくれる。
なお、本作唯一の地形の制約を受けない乗り物であるのだが、【世界一高い塔】には引っ掛かってしまい越えることができない。
また、ダークパレスも最初はこれによって侵入することとなるので同様。

トレジャーズ

「飛行石」表記で、模型がお宝の一つとして登場。

お宝No.70
レアリティトレジャー
カテゴリーレジェンド
コレクション伝説のだいじなもの
標準価格8,200,000G