【魔道士キルギル】

Last-modified: 2023-12-05 (火) 00:09:53

概要

DQ10の登場人物兼【ボス級モンスター】で、【魔勇者アンルシア】の部下である【人間】【老人】
魔王軍に協力して研究を行い、他者の命を奪っても平然としている倫理観の欠けた人物で、魔勇者に対しても上司としてより研究成果として見ている部分が大きい。

DQ10オフライン

ストーリー上の動向

グランゼドーラのおはなし

【ミシュア】救出のために【主人公(DQ10)】【グランゼドーラ城】西の塔に忍び込むと、バスラー隊長と密談しているキルギルを目撃する。
魔物化した【ベルムド】に言及し「暴走を始めていたのでバスラーくんに対処してもらって正解」と言い、新しい実験素材を試せるなどと不穏な言動をしながら姿を消した。

その後、覚醒したミシュアこと【勇者姫アンルシア】とともに脱出を図る主人公らの前に、偽者だと判明した「アンルシア姫」とともに登場。
本物から【勇者のチカラ】を奪おうとする「アンルシア姫」の命令により、自身が開発した装置を起動する。
この装置の力場に巻き込まれ、「アンルシア姫」に連行されてきた【ダイム】老は命を落としてしまった。
勇者のチカラを奪うのに失敗し、「アンルシア姫」が「創生の渦に向かい【創生の魔力】を使って奪う」ことを宣言すると、創生の魔力を試せると喜んでいる。
 
【創生の邪洞】には「アンルシア姫」の部下たちが待ち受けているが、彼らに魔物化の能力を与えたのもキルギルである。
それぞれゲゾラは【魔創兵ゲゾラ】に、グリモスは【魔創兵グリモス】に、バスラー隊長は【魔創兵長バスラー】となって主人公の前に立ちはだかる。
 
創生の渦では、「アンルシア姫」が創生の魔力を得て強力な魔物の姿「魔勇者アンルシア」となったことを喜んでいた。
しかし、自身の真上に魔勇者が落下してきたのを最後に、このシーンでは以後の出番がない。
てっきり踏みつぶされたのかと思われたが……?

砂漠の渇きを癒す者

偽りのアラハギーロ王国の外伝クエストシリーズ【砂漠の渇きを癒す者】で再登場を果たす。
どうやら無事に逃げ延びていたらしい。
失った魔勇者の代わりに、新たな研究素材として【ゴリウスの怨霊】に目を付け、その怨念パワーで偽アラハギーロを滅ぼそうとする。
しかし【タジウス】?の呼びかけにより生前の【ゴリウス】の意識が目覚めそうになったため、調整不足として一旦引き上げていく。
 
自身の研究を邪魔されたことで主人公を目の敵にしているため、主人公が囮となってモンスター格闘場におびき寄せ、そこでキルギルと怨霊を倒すこととなる。
なお【セラフィ】からは、その独特な笑い方を元に「ヒョッヒョマン」と呼ばれている。
 
主人公らに倒されると、ゴリウスの怨霊の怨念パワーを暴走させ、それに巻き込まれるように消滅していった。
結局彼とマデサゴーラの関係性は不明のまま終わった。

戦闘

「砂漠の渇きを癒す者」の第3話【魔物たちの挽歌】?のボスとして戦うことになる。
ゴリウスの怨霊を倒しても【ザオリク】で復活させるため、こちらを先に倒す必要がある。
【2回行動】【ドルマドン】【バギムーチョ】【マヒャデドス】といった攻撃呪文のほか、【ドーピングタイム】【ダウナータイム】といった独自の能力操作系特技や【HPリンク】も使用する。

DQ10オンライン

設定資料集では種族が【人間】と明言されているが、真のレンダーシア出身でマデサゴーラの配下となったのか、それとも偽りのレンダーシアとともに生み出された創生人間なのかは不明。
 
公式アプリ内で販売されている絵コンテ集で確認できるが、シーンタイトル「魔勇者アンルシアに挑む」の絵コンテでは、仮デザインということなのかDQ4の【ブライ】っぽい容姿で描かれている。
 
2016年のクリスマスイベントでは、クリスマスの装いをした魔道士キャロルギルが登場している。
あくまで本編ストーリーと直接関係しない季節イベントなので、キルギル本人なのかは不明。
詳細はDQ10大辞典:【魔道士キルギル】を参照。