【MPパサー】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 04:57:25

概要

DQ9以降に登場する特技。
使用者の【MP】を消費して、その分ほかの仲間のMPを回復する、その名の通りMPを分け与える特技である。
同効果のHP版として【HPパサー】も存在する。
 
「MPを他人に渡す」効果の技は、DQM2で【マホイミ】【マホリク】【マホイズン】)という呪文として登場したのを皮切りに、
DQ8では【マホアゲル】、DQMJシリーズでは【マホヤル】【マホヤズン】)と、何故か登場するたびに名前が変わる。現在の呼び方になったのは恐らく、マホトーンで封じられかねない「呪文」としてではなく、より自由に使用できる「特技」に設定するためだろう。
DQ9以降のナンバリングタイトルでは特技扱いの現名称で定着しているが、使い勝手が今一つ悪いのはどの名前でも変わらない。
ちなみに【パーティアタック】のあるDQ3(FC版、SFC版、GBC版)、DQ4(FC版)では、味方に【マホトラ】を使うことで疑似的にMPをもらうことができる。
これがある意味元祖のMPパサーである。

DQ9

【はくあい】スキル32ポイントで習得。
自分の最大MPの10-15%を他の仲間に分け与えることができる。
マホイミやマホアゲルと同様に、特殊な状況下にならない限り使われることはほとんどないだろう。
一応、【一閃突き】等で【メタル狩り】中に、MPに余裕のあるキャラから減っているキャラに回すなどの使い道がある。
この特技は【ミラクルゾーン】使用中でも行使者のMPは減るが、MPパサーの特技を使うために消費するMPは0。あくまでも特技の効果としてMPを分け与えているのであり、「消費」MPを0に抑えるミラクルゾーンを使っても効果は変わらない。

DQ10オフライン

【主人公】【魔法戦士】Lv34で習得する専用特技。仲間キャラは【ダストン】【ガラクタ】スキルで習得し、必要なスキルポイントは5。
 
味方一人に自分のMPを38ポイント譲り渡す。
【スキルアップパネル】による変化は無い。

DQ10オンライン

【フォース】スキル68ポイントで習得する【魔法戦士】の専用とくぎ。
当初は分け与えるMPは38ポイントで固定だった。
Ver.3.5後期以降はMPを10消費して範囲内の味方全員のMPを100回復する効果になっている。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【ロウ】【さとり】スキルで習得可能な特技(初期習得済み)。
味方1人にMPを38ポイント分け与える。付与量が上昇するケースは存在しない。
最大MPが低く息切れしやすい【マルティナ】に使ったり、【シルビア】【ハッスルダンス】用のMPを補給したり、【グレイグ】【セーニャ】【メガザル】の再装填をさせたりと、必須な場面は少ないものの存在を忘れられるほどではない。【けんじゃのせいすい】などを使ったほうが手っ取り早いものの、堅実派なプレイヤーにはそれは少し厳しい。
 
なお、この特技を発動するためにロウは必ずMPを38ポイント消費する。
すなわち、ロウの残りMPが38ポイント未満の場合はこの特技を使うことができない。
また、分け与える相手の回復の余地が38ポイント未満(極端な例ではゼロ)であってもロウの消費MPが減ることは無い。
 
今作ではミラクルゾーンの効果中はMPを消費しないようになった。

ヒーローズ2

【ラゼル】【テレシア】【魔法使い】かつスティック装備時のみ使用できる。消費MP32。
パーティの人数に関係なく仲間全員のMPを10ポイントずつ回復する。
【ハッサン】のような最大MPが低くMP管理に苦労する仲間の支援ができる・・・のだが、いかんせん一人当たりの回復量が微量すぎて効率的とは言い難い。
【マホトラ】で一度に大量のMPを吸える両手杖ではなくMP補充のためには接近して直接殴らなければいけないスティックでしか使えないというのも向かい風。
そもそもヒーローズにおけるスティック装備キャラは【メイルストロム】などの持続効果特技でMPを垂れ流しながら戦うのが基本となるので、仲間にMPを分け与えている余裕などない事が多いため効果と噛み合っていない。

ウォーク

【魔法戦士】がLv35で習得する。
自分のMP最大値の1/4を仲間1人に分け与える。効果が高く、DQ10と同様に活躍が多い。
主に物理職のMP補給に優秀で、道具の使用制限がある「超連戦組手」や【ほこら】などでは特に重宝する。

タクト

Bランクとくぎとして登場。自分以外の射程1~2・消費MP60
「自分以外のなかま1体のMPを小回復する」
最大強化で 消費MP50まで強化可能。
【ゴールデンパペット】が使用可能。