【あばれこまいぬ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:17:00

概要

DQ4などに登場するモンスター。
色違いには【サブナック】【フレイムドック】【ヘルシーサー】【デモンシーサー】がおり、
星ドラでは獅子舞のような姿をしたあっぱれこまいぬ、DQウォークでは【ジパング】の伝承に伝わるてんどうししという亜種がいる。
ナンバリング作品では基本的に最下位種に位置する。
 
狛犬といえば神社等の入口で両脇に配置された石像が有名だが、モンスターズではその石像成分が加味されたのか一貫して【物質系】、ついでに【こうどう おそい】持ちである。
ちなみにそのモンスターズに出演したおかげか、デモンシーサーが出てくるまでは系統唯一のボス枠経験者だった。
 
ドラクエ4コマではあばれこまいぬ2匹とひとくいばこが現れ、トルネコがお賽銭を投げるというネタでの登場が印象深い(3巻P95)。初詣の時期でもないのに…
少なくともこいつのいる世界では「狛犬」が存在しているようなので、どこかに神社(あるいはそれに類する宗教施設)も存在しているのだろうか?

DQ4

第二章および第四章の最序盤で登場する。第五章では特に行く必要のない【ボンモール】【レイクナバ】のエリアに出る。
あばれこまいぬ+【キリキリバッタ】3匹組や、【カメレオンマン】の両脇を固めている光景を覚えている人が多いだろう。
狂暴そうな見た目と「あばれ」という名前、そして他の序盤モンスターと一線を隔す巨体など、前作の【あばれザル】を彷彿とさせるだけに【痛恨の一撃】を警戒したり「もしや、まだ来てはいけない場所だったのか?」と恐怖した人もいるだろう。
さすがに痛恨は出さないが怖そうな外見から想像できるように、序盤では最強格の敵。
攻撃力の高さもさることながら、石像がモチーフなためか守備力も【ミノーン】に迫る高さで、第二章や第四章の序盤の貧弱なパーティの打撃ではまともなダメージは与えられない。
行動は通常攻撃のみだが逆にそれが脅威。周囲のモンスターから受けるダメージが1~4という中、コイツは一撃で7前後のダメージを軽く叩き出し、こちらのHPをゴリゴリ削ってくる。
とはいえ、序盤の戦力でもまったく歯が立たないというほどではなく、強敵ではあるが経験値7&ゴールド20とそれ相応の見返りはある。
ただし、こいつより倒しやすくて報酬が上のモンスターはいくらでもいるので、稼ぎ目的であえてこいつを狩る意義は薄い。
 
第二章では【サントハイム】から北上した森の中で早速出てくる。しかも、1匹でも手こずるような段階で集団で出ることもある。
レベルと装備が適正であれば【アリーナ】【クリフト】2人がかりの攻撃と【ブライ】【ヒャド】をあわせればだいたい1ターンキルできるが、逆に言えば3人掛かりでようやく1体倒せる敵なので、同種や他のモンスターとの集団で現れたときには苦戦は必至。
第四章では、【モンバーバラ】から北上して【コーミズ】周辺の森に入ったあたりからキリキリバッタを引き連れた固定パターンでのみ出現する。
初期装備の【ミネア】の通常攻撃と【マーニャ】【メラ】だけでは、まず倒しきれない。またFC版では仕様上二人のうちどちらかが【ぼうぎょ】をできないのも痛い。
【コーミズ西の洞窟】の敵に勝るとも劣らない強さなので、ある程度レベルが上がって装備が整うまではMPに余裕がなければ無理をせず逃げるのも手。
幸い、四章開始時は二章よりは(マーニャの初期装備のお陰で)資金に余裕があるので、まずは防具を整えて強烈な攻撃に備えるといい。
リメイク版ならモンバーバラでの入手資金やアイテムがさらに増加しているので比較的準備がしやすくなった。
 
【ギラ系】完全耐性、【バギ系】強耐性だが、【ギラ】【バギ】を覚える頃には通常攻撃で簡単に駆逐可能だろう。
上述の通り、五章ではそもそも会うこともほぼないが、仮に遭遇してもお姉さんズが簡単に蹴散らしてくれる。
 
【ドロップアイテム】【キメラのつばさ】
確定ドロップを除けば、今作唯一の1/8と最高確率で落とす。地味ながら序盤の小銭稼ぎにはなるので余裕があったら狙って最後に倒すのもいいだろう。
ただしカメレオンマンは貴重な【いのちのきのみ】を100%くれるので、邪魔な狛犬ズはとっとと倒してしまおう。手勢も減らせるので一石二鳥。

DQ10オフライン

【アズラン地方】にのみ生息。
テンションを【ためる】ようになった。
通常ドロップは【するどいキバ】、レアドロップは【せいれいせき】
 
クエスト【想いを花に込めて】、僧侶クエスト【エルドナ神の洗礼】で討伐対象になるほか、バトルマスタークエスト【コロシアムの裏メニュー】では強化版と戦うことになる。

DQ10オンライン

【天地雷鳴士】クエストで条件付きの討伐対象になる。
蒼天のソウラとのコラボで、あばれこまいぬに変身する【しぐさ】が登場。
詳しくはこちらを参照。

DQ11(3DS版)・DQ11S

【冒険の書の世界】【パデキアの洞窟】に出現する。【あばれまわり】【ちからため】を使う。
ドロップアイテムは【大きなホネ】【ふさふさの毛皮】(レア)。
 
ゲームでは2Dでしか登場しないが、発売前のプロモーションビデオでは3Dモードの戦闘画面であばれこまいぬが登場するシーンがあった。

ジョーカー2プロ

【物質系】のDランクのモンスター。
雪山の中ボスとして、【ダースウルフェン】の代わりに登場。実は攻撃モーションはダースウルフェンのものを使いまわしている。
攻撃力が高く【おたけび】を使ってくるが、どうせ最後に動くので押しきりやすい。
野生のものはこのボス枠の個体のみなのでスカウトすることはできず、【ワンダーフール】【自然系】を配合して生み出すしかない。
こうどう おそいと【ふくつのとうし】の特性を持ち、強、最強化すると【いきなりスカラ】【ベタンブレイク】の特性を覚える。
最強化するのはちょっと面倒だが、相応の性能は見せてくれる。
また、こいつと【ダークホーン】を配合すると【アイアンブルドー】が生まれる。

テリワン3D

いかりの扉に稀に出現。タマゴから生まれることもある。スキルは「VSブレス」。
配合はワンダーフールと自然系のみ、というのは変わらず。
特性はスタンダードボディ、こうどうおそい、ふくつのとうし、ひん死で会心、ベタンブレイク。

イルルカ

野生では出現しないが、他国マスターが連れていることがある。
【新生配合】でライトメタルボディ、【メガボディ】化でAI1~2回行動、【ギガボディ】化でくじけぬ心を習得。
またスタンダードボディ限定のチャレンジGPにおいて、運営が用意した参加初日の対戦相手の中にこいつが2匹居るという掟破りのPTがあったことが物議を醸した。
余談になるが、そのPTの残り2匹は【モヒカント】【バッファロン】である。

DQM3

物質系ランクF。
野生では【煉獄峠の魔界】初級の冬で火の雨以外の時に出現。
ドロップアイテム【なぞのにく】、レアドロップは【まもりのたね】
魔獣系と物質系の系統配合で生まれる。
 
特性は【くじけぬ心】【徒手空拳】(Lv20)、【ピンチで会心】?(Lv40)
Lサイズ化で【1~3回行動】【ときどきスカラ】【根に持つタイプ】(Lv60)。
所持スキルは【あばれんぼう】
 
魔獣系または【おおにわとり】との配合で【あばれうしどり】【プテラノドン】との配合で【ワイバーンドッグ】【きめんどうし】との配合で【サブナック】が生み出される。

ライバルズ

スタンダードパックにて初期より実装。共通ユニットのレア。

1/3/2
召喚時:自分の手札から1枚選んで捨てる

1枚手札を捨てるデメリットがある代わりに1コストとしては破格の攻撃力を持つ。
ただ、アグロ向きのステータスで手札を捨てるというデメリットは決して軽視できるものではなかったことと、HP2は【モーモン】等のデメリットのない他の1コストユニットにも容易に落とされてしまうことから厳しい評価を受けたカードであった。
 
スタン落ちから大分後に「ディスカードカミュデッキ」と呼ばれる追加職業【盗賊】のデッキが登場し、手札を捨てる効果をメリットとして扱えるようになった。マスターズルールやソロバトルアドベンチャー等で活躍の場を得ることとなる。

ウォーク

メインストーリー2章2話のボスとして登場。後に2章4話~7話などでザコ敵としても出現するあまり見かけないモンスター。ちからためを使う。
こころの色は黄でコストは21。斬撃ダメージやメラ属性特技のダメージが増え、イオと幻惑に耐性も付く。グレードSできあいためを覚える。

タクト

2020年11月6日開催の「ドラゴンクエストIVイベント」にて、魔獣系Dランク、こうげきタイプで登場。
とくぎは【いなずまぎり】/「こうげきじゅんび」

ダイの大冒険

漫画や旧アニメ版では登場していないが、新アニメ版で【デルムリン島】に住むモンスターの一匹として登場した。

蒼天のソウラ

普通のあばれこまいぬは登場しないが、その上位種である「大暴れ狛犬」が【太陰の一族】の幹部として登場する。
それぞれ五種族への変身能力を持ち、四足歩行の獣の力と二足歩行の武人の能力を自由に使い分ける。