【クイーンマチルダ】

Last-modified: 2020-12-07 (月) 18:28:38

DQ11(3DS版)

【冒険の書の世界】のクエスト【カラーストーン危機一髪】で登場するボスモンスター。
【カラーストーン採掘場】のカラーストーンを【ばくだんいわ】などのモンスターに変えた元凶。
その正体はその名が示す通り、何者かによって暴走させられた、DQ7前半有数の実力者にして不幸なお方である【マチルダ】
マチルダというと【ナイトリッチ】だが、今作にはナイトリッチ系統は登場しないため、同じような色をした【がいこつけんし】に変えられた。どこからか腕が4本増えてしまっているのはご愛嬌。
【時渡りの迷宮】を小まめにプレイしている場合、DQ11本編で出て来るがいこつけんし系統はこいつが初となる。この点も7のナイトリッチと共通。
 
【怪人系】
HPが1023もあり、意図しない暴走をさせられているせいか普通に好戦的で、偶数ターンには2回攻撃もする。
素早さが非常に高くレベルが充分にあっても高確率で先に動かれる上、2回行動するターンは同じ相手を2回連続で狙うことが多い。
150程度もくらう【痛恨の一撃】や、激しく切りつける6回攻撃を行う。
またマチルダの頃の名残りか、7での仲間の時に使っていた【いなずまぎり】を使う事もある。
また劣勢になると【ホイミ】を使うが、これがやたら暴走して50前後の回復をするため、低レベルで挑もうものなら長期戦は必至。
他には爆弾岩を2体呼ぶ事もあるので、スクルトなどで身を固め、爆弾岩ごとイオで吹っ飛ばそう。
他の攻撃呪文もおおむね有効で、補助呪文や状態異常も一部を除いて有効。
 
カラーストーン危機一髪のクエストは順当にヨッチ族を集めれば【ダーハルーネの町】に着いたあたりで挑めるが、本編ボスの強さで言えば、【ホメロス】よりは遥かに強く、【アラクラトロ】よりは少し弱いといったところ。
通常攻撃でも無対策なら被ダメ50~60と総じて攻撃力が高く、痛恨直撃はレベル次第では【ベロニカ】どころか【シルビア】辺りでも一撃死する危険性がある難敵。
というかシルビア加入~【シルビア号】入手のあたりで挑んだらほぼ間違いなく全滅コース一直線。
しかも道中の複数回且つ敵が全員MP吸収無効の固定エンカウントを切り抜けた後での戦闘となるためこちらが疲弊している可能性もある。
自信が無ければ後回しにする事も考えよう。全滅してクエストの最初からやり直しになったら目も当てられない。
【ロウ】【マルティナ】が加入した直後なら、入れ替えを駆使して総力戦を挑めば何とかなるはず。
これがマチルダの本来の強さなのかは不明だが、7では本気を出していなかったマチルダの、強さの一端が見えた相手である。
 
戦闘後は人間に戻る。
 
余談だが、爆弾岩を呼ぶ際のメッセージは「クイーンマチルダは カラーストーンに 魔法をかけた!」という独自のものになっている。
 
寄り道コンテンツの序盤で戦うボスモンスターである点、ストーリーがさほど進んでいなくても挑戦できる点、道中のモンスターはさほど強くないのにボスが破格の強さである点など、DQ9の【黒竜丸】との共通点が多い。

DQ11S

冒険の書の仕様変更によりカラーストーン採掘場へ行くための合言葉取得が、【ユグノア地方】へ行けるようになってからになった。それに伴い、このボスと戦えるのも3DS版よりは遅くなった。