【ゴールドオーブ】

Last-modified: 2022-10-11 (火) 19:52:03

概要

DQ5、8に登場する重要アイテム。
DQ5では単に丸い玉だが、リメイク版5では台座付きになり、
DQ8では竜をモチーフにした立派な台座と一体になっている。
なお、DQ9では各色の【オーブ】が錬金素材として登場しているが、そちらでは登場できなかった。
オーブというアイテムが初登場したDQ3では計6色ものオーブを集めるのが中盤の要となるが、その中に「ゴールド」は存在しないので注意。似たような色のオーブはあるが3に出たのは【イエローオーブ】である。シルバーオーブは3の時からあったのだが…
イエローオーブは【ロトシリーズ】と深い関わりを持つDQ11にも登場したが、こちらでは効能・持ち主・ストーリー展開に至るまで何かと「ゴールド(黄金)」と紐付けられており、むしろゴールドオーブと呼ぶ方が違和感ないような存在になっている。が、シリーズの繋がり上ゴールドオーブがイエローに取って代わるわけにはいかなかったのだろう(のように「後に呼び名が変わった」と解釈させるようにする事も出来なくはなかったとは思うが…)。

DQ5

【シルバーオーブ】と共に【天空城】を浮遊させる動力源としての役割を持っている。
城の内部にある台座に置かれていたのだが、後に台座から外れ【レヌール城】に落下。その後レヌール城は悪霊たちに乗っ取られるが、これを退治したばかりの主人公達の前に出現する。
とりあえずお化け退治のお礼だと解釈した主人公達は、ゴールドオーブをそのまま持ち帰ることにした。
 
一方、動力の片方を失った天空城は浮遊し続けることができなくなり湖に落ちて沈んでいる。
製作したのは妖精の祖先であるが、現在の【妖精の女王】には同じものを復元できるだけの力はない。
 
その後【古代の遺跡】にて【ゲマ】の目にとまり、念のためにと粉々に砕かれてしまった。
ゴールドオーブが破壊された事により、天空城は二度と浮上できなくなってしまったのだが、主人公は【妖精の城】から過去の【サンタローズ】に行くことで昔の自分に会い、ゴールドオーブを貸してもらった上で見た目だけはそっくりの【ひかるオーブ】にすり替えて返す事で、「ゲマに砕かれたのはゴールドオーブではなくひかるオーブだった」という過去の改変を行い、再びゴールドオーブを手にする。かくして、天空城は見事再浮上を果たす事になったのだった。
ちなみに妖精の女王曰く、「妖精に時の流れを変える力はない」らしく、なぜか「主人公にはできる気がする」と言ってひかるオーブを託してくるのだが、なぜ主人公にそんな芸当ができたのかは謎のまま終わる。
また、女王は2階の絵から過去に行ける話はしてくれない。間違えてこれをプサンに渡しても地味なノリつっこみで終わる。
 
なお、ゲマのゴールドオーブを壊すイベントではアイテムの個数管理が行われており、ゲマが壊したことでゴールドオーブが0にならないと【フリーズ】して【ハマり】になってしまう。PS2版で【アイテム無限増殖】をしてセーブすると詰み。ゴールドオーブを残したいときは青年時代後半の交換後にそれを増やすこと。
 
小説版とCDシアターでは尺の都合か製作者は【ポワン】になっている。村長パネェ(小説版及びCDシアターでは「妖精の女王」なので当然っちゃ当然ではあるのだが)。
 
重要アイテムである仕様上、【ビアンカ】【ベビーパンサー】には持たせられない。
ちなみに、SFC版で幼年時代の最後に主人公の道具欄が一杯になっていても、ゴールドオーブが破壊されて空いた道具スペースに【ビアンカのリボン】が入る。
ただし、運が悪いとこのスペースが埋まるバグがある。(詳細はこちら

なお上述の過去の改変に関してだが、幼年期にも主人公がその時は分からないが未来の自分と会話してゴールドオーブを一度手渡すイベントがあることから、それ以降に所持しておりゲマに砕かれたオーブは名義こそ「ゴールドオーブ」であるが、実際はひかるオーブであったと思われる。
また、プサンがゴールドオーブの思念をたどる際、落ちていった後すぐに主人公たちが拾うシーンに移行するので勘違いしがちだが、サンタローズ自宅の本やラインハットのシスターの話等でもわかる通り、天空城が落ちたのは幼年時代よりも遥か昔の出来事で、お化け退治の直後に偶然ゴールドオーブが落ちてきたというわけではない。恐らく生前レヌール王が拾ったのをビアンカが言うようにお化け退治のお礼としてくれたのだろう。

DQ8

【暗黒神ラプソーン】の結界を打ち破るために必要なアイテム。
【七賢者】の1人、【エジェウス】の子孫である【オディロ】院長の遺品。
【マイエラ修道院】院長の家2階に落ちている。
 
DQ8に登場した他のオーブはDQ3に登場した【ラーミア】を復活させる6色のオーブと同じだが、賢者の末裔は7人いるため、出自の違うゴールドオーブが担ぎ出された格好である。