【ミノーン】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 04:51:04

概要

DQ4やモンスターズなどに登場するモンスター。【あくまのす】の下位種で、ミノの中にスライムのような顔が覗いているが、正体は不明で、4コマ漫画劇場でもネタにされた。
一見するとミノムシなのだが、モンスターズでは虫系ではなく獣系に分類されているので虫ではなさそうである。

DQ4

第二章と第四章に登場。
第二章では【テンペ】付近、第四章では【コーミズ】の西部に出現するが、夜行性なのか夜の方が出やすい(四章では昼には出ない)。
攻撃力がたったの8と【キリキリバッタ】と互角程度しかない。
その分、【ちからため】で攻撃力をカバーしてくるが、アリーナなら初期装備のきぬのローブ+はねぼうしで0~1ダメージ(力をためても最大で2ダメージ)になる。
他のキャラも初期装備のままだとさすがにダメージがかさむが、サランの防具屋でちょっと良いものを買って装備すれば同様に0~1ダメージにできる。
一方、見た目通り守備力が高めで、最大HPも16あるので低レベルだとアリーナの打撃でも2~3発程度は普通に耐えてくる。テンペ周辺の森や山地で2~3匹連れだって出現することもあり、とにかく倒すのに骨が折れる。
こういう硬い敵には呪文で攻撃したいところだが、ブライの使うヒャド系は通用しないので注意。
ルカニは有効だが、上述の通り脅威は低いので、MPに余裕がなければ直接攻撃で地道に押し切っても問題ない。
第四章でもやはり打撃のみで十分対処は可能だが、近くに【タダ宿】があるのでMPを温存する必要性も低いだろう。洞窟に向かうときは普通は昼なので道中に出会うことはまずない。
呪文で攻める場合はマーニャのメラに弱耐性を持つので、ルカニを覚えていればこっちの方が確実性が高い。
出会うとそのタフさからそれなりにインパクトがあるものの出現範囲が異様に狭く、FC版では五章ではもう出てこなくなることもあり、一度も会わないままクリアした人もいるかもしれない。
なお、その独特の見た目や妙にレアなところが気に入られたのか、4コマ漫画ではそれなりに題材にされることが多かった。
 
報酬は経験値5、ゴールド18。経験値はそこそこといったところだが、結構金持ち。
しかし、出現率も低く、やや倒しづらいこともあってゴールド稼ぎなら【つちわらし】あたりを狙った方が楽。
落とすアイテムはキメラのつばさ。
 
【格闘場】では【きりかぶおばけ】【みならいあくま】との対戦となる。
攻撃力の低さが如実に現れて、力をためて攻撃してやっとこ他2体より若干下回るダメージという体たらく。守備力は高いものの、対戦相手のメラや薬草での粘りとは非常に相性が悪いので、一番勝ちにくい。
それでいてオッズは、見習い悪魔と同じ5倍前後なので全く賭ける価値はない。
ちなみに他の2匹は、こいつに構わない方が大抵勝ち、潰しあった場合のみミノーンが漁夫の利で勝てることがある。

リメイク版

その出現範囲の狭さと出現率の低さから【モンスターずかん】埋めの障壁になりそうだが、実は第五章の【古井戸の底】にたくさん出るので簡単に回収できる。
攻撃アクションが独特で、上から小さなミノムシ(子供?)がたくさん降りてくるモーションは必見。

DQM・DQM2

第一作から登場。先述の通りけもの系。成長は早いが、素早さがほとんど伸びないので使いづらい。早めに配合して他のモンスターにしてしまったほうが良いだろう。
配合パターンは獣系×虫系の基本配合…ってやっぱり虫なんじゃないか?
虫系を血統にこいつを配合すると【デスファレーナ】になるのはあたかも羽化しているようである。
コイツを血統にしてドラゴン系と配合すると【アントベア】が誕生する。
 
野生の個体は1では【よろこびのとびら】【格闘場右のとびら】に、2では氷の世界に出現する。
習得する特技は【スカラ】【きあいをためる】【やけつくいき】

キャラバンハート

自然系のCランク。習得する特技は前作と同じ。
野生の個体はローレシア地方などに出現する。
貴重な【転生士】に転生できる数少ない種族なので、クリア後に乱獲される。

テリワン3D

久しぶりに再登場。自然系のFランク。
野生では出現しないため【キリキリバッタ】×【リザードフライ】の配合などで作ろう。
特性は【スタンダードボディ】【くじけぬ心(特性)】【ときどきスカラ】、+25で【亡者の執念】、+50で【ヒャド系のコツ】
見た目通り守備力はとても高く、究極化で1000を超える。ときどきスカラで更に硬くなる。
スキルは「ガード」。

イルルカ

【雪と氷の世界】に生息している。
ミノムシらしく木のそばにぶらさがっており、こちらに気付くと激しく揺れる。
【スノーム】の吹く風に吹かれて揺れている個体も見られる。
まよいの森では木を蹴った時に落ちてくることがある。
【新生配合】【ひんしでかいしん】【メガボディ】化で【会心かんぜんガード】【ギガボディ】化で【AI1~3回行動】を習得。
スキルは同じく「ガード」。メタルキングなどにみがわりを覚えさせたい場合はコイツをスカウトしてくるという手もある。

DQM3

自然系ランクF。
野生では【甘味楼の魔界】初級の秋に出現。
ドロップアイテムは【モンスターのふん】、レアドロップは【まもりのたね】
自然系と魔獣系の系統配合、【からくりエッグ】【きりかぶおばけ】の特殊配合で生まれる。
 
特性は【ギャンブルボディ】【ときどきまもりの霧】(Lv20)、【いきなりスカラ】(Lv40)
Lサイズ化で【1~3回行動】【いきなりマホカンタ】【最後のあがき】(Lv60)。
所持スキルは【ぼうぎょ(スキル)】

剣神

自ら攻撃してくることはないが、糸を切らないと倒せない。
(本体に攻撃しても意味がない)

ライバルズ

第4弾カードパック「モンスターもりもり物語」にて実装。共通のノーマル。

1/0/4
攻撃時:前後にいる味方ユニットのHP+1

守りにばかり秀でていて害の少ない原作通り、攻撃力はまさかの0。
代わりに持っているHP強化も上手く使うのは難しいものの、先手1Tに展開しつつ2Tに前後へおいたモンスターにバフをかける動きは非常に強力。HPが4のため早期の除去も困難で、そのまま盤面を制圧し続けることすら可能。
バフシナジーが多い商人とは特に相性がよく、ミノーン自体にバフをかけることで高いHPを無駄なく活かせる。

また、僧侶の【スピリットリンク】を代表とする「攻撃力をHPに同化させる」能力とも極めて相性が良い。ミノーン自体が4/4になるだけでなく、前後にいるモンスターの火力も上げ続けることができる。
そちらのナーフ後ですらミノーン、2/1/4、スピリットリンク、と動くだけで3Tに10点の火力を叩き出すこともでき、スピリットリンクがナーフされる理由の一端がミノーンであることは明らかだろう。