【リホイミ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:15:06

・リホ系回復呪文
【リホイミ】―【リベホイミ】【リベホイム】

概要

DQMJ以降のモンスターズシリーズに登場する【自動回復】の呪文。
FFシリーズでいうところのリジェネといえばわかるひとにはわかりやすいか。
逆輸入される形でDQ10にも登場し、上位の【リベホイミ】【リベホイム】が追加された。
 
回復・支援役の【ホイミ】を行うターンを減らし、そのターンを補助行動や防御などに回せるようにするのが主な使い道。
正直必要になったらホイミを使えばいい、という感じでいまいち影は薄いが、
相手から受けるダメージ(あと何回なら受けれるか)の被害計算ができれば戦術と行動の幅が大幅に広がる。
 
他にもローテーション行動を行う、行動の中に【呪文封じ状態】を引き起こすボスなんかを相手取る時など、相手の行動パターンがわかっている際にも力を発揮する。
 
その性質上、事前知識としてDQシリーズのダメージ計算式、モンスターAIの仕様の把握などが必要になる上級者向けの呪文系統である。
しかしその一方、この呪文が登場する作品では本呪文の回復量以上のペースで高性能な呪文・特技が飛び交ったりするのでいまいち使いどころが見出しにくい。
オンラインゲームである10を除き、ライトユーザーに配慮してこれを使いこなせなくても何の問題もないようバランス調整している可能性も考えられる。
しかし、DQ11では「使いこなせなくても問題ない」を通り越して「使わない方が良い」とまで言われる程微妙な性能になっている(後述)のを考えると、強過ぎると見なされている可能性もある。実際DQ11では、自動回復のダメージ版とも言える【ジバリア系】も使い辛いよう調整されている(厳密にはジバリア系の威力に問題がある訳ではなく、ジバリア系が属する【土属性】がとんでもなく冷遇されている)。

DQ10オフライン

習得条件は以下。

消費MPは2。
味方一人を一手ごとにHPが24回復するようにする。合計で最大120回復。一手で5ターンの間自動で毎回【ホイミ】をかけられるようなものにもかかわらず消費MP、習得レベルともに非常に手軽で、序盤のボス戦では僧侶やフウラの重要な回復手段となる。

DQ10オンライン

パラディンが最初から使え、僧侶がLv5で習得する。消費MPは2。
HPを3秒毎に3ポイントずつ回復する(60秒間継続)。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【シルビア】が初期習得している。
消費MP4。味方1人のHPを毎ターン終了時に9~12回復する。持続時間は4~6ターン。
 
シルビアは加入した時点のパーティ内ではステータスが高く、初期習得の時点で【バイシオン】【ツッコミ】によるサポートが優秀で何かと重宝するが、この呪文はあまり期待に応える性能をしていない。
シルビアが加入した直後の地域の時点で敵の通常攻撃1発で大体20前後のダメージを受ける(最大5体同時に出現し、通常攻撃1発で40近いダメージを与えてくる奴もいる)というのに1ターンに10前後の回復では完全に焼け石に水である。
消耗品使用不可縛りでもない限り、これを使う位ならシルビアに回復アイテムを多めに持たせておいた方が良い。
短期決着の多い雑魚戦ではそんなことするよりも敵を殲滅するか状態異常で足止めしたほうが何かと都合がいいのだが、主人公以外をAI戦闘にしておくと体力が減った味方にシルビアがリホイミ→回復量が足りないため直後に【セーニャ】【ベホイミ】を唱えて体力全快、つまりはリホイミが無駄行動になるという事例が起こる。
基本的に行動順がシルビア→セーニャになることが多いためAIにしていると頻発し、3DS版では特にセーニャをAIにしがちなので注意が必要。
【スキルパネル】で習得する魔法であれば忘れさせることで対策できるが、シルビアのレベルアップで自動的に覚えてしまうため封印する手段がない。雑魚戦では効果が発揮される前に戦闘が終わることも多く、無駄行動を防ぐことができず非常に不便である。
 
それならボス戦では活躍の機会があるかと思いきや、前述のバイシオンや攻撃で忙しい最中な上、ボス戦でこの回復量は非常に心許ない。
【れんけい技】【ラムダの祈り】【ロウ】【いやしの雨】のように全体効果であるならともかく、ボス戦でわざわざ一人ずつかける必要はないのだ。
このように只でさえ微妙な性能にも関わらず、後から開発された3DS版で更に弱体化している。PS4版では使用した際にもHPの回復が発生するのだが、3DS版ではこの回復が無くなっており咄嗟の回復に使えなくなっている。

【ロウの杖】を使っても同じ効果が得られる(回復量は9で固定)が、回復量の合計はホイミ以下なうえ、遅くとも異変後開始直後までには【いやしのうでわ】が手に入る。
ロウの杖にこのような効果がある事すら忘れ去られやすいので、まず使われることは無いだろう。

ジョーカー1~

数ターンの間、行動後HPが10分の1ずつ回復するようになる。一回あたり100まで。
自分自身に対して使用すると効果時間が若干短くなる。
実質自動HP回復の下位互換で、一応は重複するが両方合わせても100までなのは変わらない上、いてつく波動やターン経過で消されるためイマイチ。

ヒーローズ1

【ホイミスライム】のアシスト行動で、発動した仲間のHPが5秒毎に約12ポイント回復、トータルで15秒かけてHPが約36ポイント回復する。

ヒーローズ2

【クリフト】及び、【僧侶】(ヤリ装備時)が習得できる呪文。
地面に癒やしの魔法陣を描き、仲間のHPを持続的に回復する。DQ10のどうぐ使いの特技「メディカルデバイス」の魔法陣に似ている。
リホイミ系の回復効果は、魔法陣の範囲内への大回復と、
魔法陣の範囲とは無関係に全員に小回復(魔法陣の約半分)の2つに分かれており、これらは重複する。
ただし、魔法陣を置く瞬間にひるみ・吹っ飛びなどで行動を中断されると後者の効果が発動されない事がある。
また、後者の効果はいてつくはどうで消される事もある。
消費MPは10で、回復量は魔法陣内が9~11、全員に5、いずれも2秒毎に最大6回回復効果が発生する。
よって、最大回復量は約90ポイントとなる。
 
通常使用の他にもクリフトのパーティコンボで発動するのもコレ。
通常、リホイミ系はいずれか1つしか置く事が出来ないがパーティコンボの物は別枠となっているため、2つまで置く事が出来る。
ただし、魔法陣外回復効果は残念ながら重複しない。

シアトリズム

ミュージックステージでHPを少しずつ回復していく呪文。
一度発動するとステージ終了まで有効。
【パラディン】【プリンセス】が習得できる。

タクト

Cランクとくぎとして登場。自分を含む射程1~2・消費MP12
「なかま1体のHPを継続小回復状態にする 効果3ターン」
最大強化で回復力+50%まで強化可能。
【グレムリン】【メーダ】が使用可能。