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【ロトの洞窟】

Last-modified: 2017-11-07 (火) 07:07:45

概要 Edit

DQ1に登場するダンジョン。
【ラダトーム】の北北西にある【洞窟】で、DQ3にも同じ場所に洞窟があるため、まとめて本項で扱う。
DQ3時点では、ロトの洞窟とは呼ばれておらず、後述の通り、ゲーム内での正式名称も不明。

DQ1 Edit

恐らく最初に足を踏み入れる事になるであろう洞窟。即ち、ドラクエシリーズ初のダンジョン。
2層構造のダンジョンではあるものの、モンスターは出てこない。
【たいまつ】の使い方をプレイヤーに教えるチュートリアル的なダンジョンと言え、実際に【公式ガイドブック】では「この機会に洞窟に慣れておこう」と書かれている。
さらに同書では、ここに魔物がいない理由について、「ロトの聖なる力は今も働いているのか……。」と解説している。
また、【ドラクエの秘密】p102にも「【精霊ルビス】が、二度と魔物が寄り付かない様に強力な封印をしたのではないか」という内容の記述がある。
 
最深部の宝箱にはロトの残した石板が入っており、

わたしのなは ロト。わたしの ちをひきしものよ。
ラダトームからみえる まのしまに わたるには 3つのものが ひつようだった。
わたしは それらを あつめ まのしまに わたり まおうを たおした。
そして いま その3つの しんぴなるものを 3にんの けんじゃに たくす。
かれらの しそんが それらを まもってゆくだろう。
ふたたび まのしまに あくが よみがえったとき それらを あつめ たたかうがよい。

と書いてあるのだが、しんぴなるものとは何なのかという肝心な事が書かれていない。
この石板は公式ガイドブックでは「重要アイテム」に分類され、イラスト付きで解説もなされているが、道具として所有する事はできない。
そしてこの石板を読まなくても特にゲームの進行上には問題はない。
その為、石板の情報を既に知っているプレイヤー達には、たいまつを節約する為にスルーされがちである。

リメイク版 Edit

SFCリメイク当時のDQ他作品に合わせ、サイズがFC版等の4倍になった。
石板の入っていた宝箱がロトの紋章の描かれた石碑に置き換わっており、調べるとFC版等の石板と同じ内容が読める。
SFC版の【公式ガイドブック】によると、英語表記は「Roto's Cave」である。

小説版 Edit

古代ミトラ語による楔形文字で、精霊ルビスの予言に基づくロトの言葉が壁に刻まれている。
ここで【ガライ】の亡霊が現れ、情報を貰う。
小説DQ3ではまったく登場せず。

ゲームブック(双葉社) Edit

ゲームと同内容の石板が置かれているが、ロト自身の言葉ではなく誰か別の者が書いた文体になっている。
石板はアイテムとして入手できるが、使い道は無い。

ゲームブック(エニックス) Edit

原作同様モンスターは出ないが、「ロトの石板」が原作と違って必須アイテムとなっている。

DQ3 Edit

DQ1と同じ場所にある。
公式ガイドブックでは【アレフガルド】地域であることを理由に非掲載である。
勇者ロトがまだ存在しない時代の話であることから異名が多く、「勇者の洞窟」「魔王の爪痕」と呼称されていることもあり、名称が一定しない。
リメイクではフローミでダンジョンの名前を確認できるが、ここではフローミ自体が封じられて使えないので確認のしようがない。

なお、本編で唯一この洞窟の事を語る男(ラダトーム城下町にいる)は、FC版ではここを「きたのどうくつ」。
リメイク版では「北の洞くつ」(その奥にある底なしのひび割れが「まおうのツメあと」)と呼称している。

FC版ではデータ上に
「このしたに でっかいひびわれが ありましてね! まおうのつめあととよんでいます」
という没セリフがある。実際にこの洞窟には人間はいない。
【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書】では「ラダトーム北の洞窟」の名称が使われている。
 
寸法が縦横2倍になっている点と、B2Fの奥にB3Fに通じる通路と階段がある以外は、DQ1とほぼ同じ構造をしている。
B3Fには、魔王が現れたときに出来たという底なしのひび割れがあり、飛び込むと地鳴りと共に穴から吐き出される。
傍には最強装備の一つ【ゆうしゃのたて】があるので、忘れず回収しておこう。
 
ゾーマを倒すとゾーマの城が崩落し、地面の裂け目に飲み込まれてしまうが、どういう訳かこのひび割れから吐き出されてここに出る。この辺りの関係は未だに謎である。
そして、B3Fから階段を上がって少し進むと、奥の通路が崩れて埋まってしまい、DQ1とほぼ同じ構造になる。
しかしDQ1で敵が現れない事へのヒントは特になく、この辺りの関係も謎のままである。
邪悪な場所であることは間違いなくDQ2の時代ですらも周辺に草木が生えず、ロトの遺物で中和していると考えられる。
 
この洞窟を出ればアレフガルド上空のギアガの大穴が閉じ、闇に包まれていたこの大地が明るくなる。
 
DQ1のときの様に視界が制限されているわけでもなく、ダンジョンの構造も単純で長くもなく、仕掛けも特にない。
しかし、【ピラミッド】の地下と同様、ダンジョン内全域で呪文が使えないため、他のダンジョンとは全く異なる難しさがある。
移動中のホイミすら封じられるので回復手段が非常に限られてくる。
敵の構成による運が絡んでくる要素があり、中でもブレスの使い手は全体攻撃が厄介で、そんな中で高いHPを持ち、強烈なバラモス級の威力の【ほのお】を吐いてくる【サラマンダー】が出るので脅威。運が悪いと【ヒドラ】とセットで出てきたり、最大2体も出てくることがある。
この強力なブレスをフバーハで軽減できないので危険度が増しているが、その分【ドラゴンメイル】が活躍する。
【ちからのたて】等、道具使用で回復の効果がある武具を買い揃えてから来ると楽になる。
先に【ゾーマの城】まで進めて【けんじゃのいし】を入手してから来るのも手。
他にも眠りの効果がある【ようせいのふえ】など、補助効果を持つ道具を駆使しよう。
 
もっとも、それだけ回復アイテムを万全に用意してきたとしても、【ベホマ】も使えず、DQ3にはHPを全快するアイテムも無いので、回復が追いつかずに死人が出る危険はある。
しかし逆に言えば死人が出る危険はそのくらいしかなく、運次第でどうにかなるダンジョンとも言える。
勇者の盾を入手後、ゴールドが惜しくなければ【デスルーラ】で帰還してもいい。
また、サラマンダーが出現しやすいと言う意味では経験値が稼ぎやすい場所でもあり、ソロ狩りの場合にはレベル上げしやすい場所にもなっている。
 
なお、当然だが呪文が使えないのはこちらだけではなく、モンスターも同様。
にも関わらず、ここにはメインの攻撃手段が呪文である【サタンパピー】【アークマージ】などが登場し、当然ながらほぼサンドバックと化す。
また、【トロルキング】【バシルーラ】も封じられ、唱えたらそのターンは無駄になるため、プレイヤーとしてはラッキーである。
【ミミック】も居るが、ザラキやメラミ、マホトラも一切効果を発揮しないので、インパスが使えずに出現させてしまっても全然怖くない。
なお、ここのミミックを無視してゾーマを倒すと、宝箱を開けても空っぽになる。つまり消滅してしまうのだ。

リメイク版 Edit

【フローミ】の呪文が使えないが、【デバッグルーム】での地名一覧では「まおうのツメあと」という名称が確認できる。
リメイク版なら【けんじゃのつえ】を買うほか、【ふくろ】があるので、大量に【やくそう】を買い溜めしてくるのも一つの手。
個数制限があるとは言え99個買ってくればそうそう無くなる事はないし、力の盾などと違って移動中にも使える分便利。
物語終盤になってから薬草が活躍する珍しい例と言えるだろう。
 
EDではゾーマ打倒後に通路が崩れる際、轟音が4回鳴るが、3回目の音が鳴った瞬間に壁の1マスだけ模様が変わり、4回目の音と共に元に戻るという現象が起こる。
崩壊途中の通路を表示する上でのマップパーツの都合であろう。
ここのミミックを無視してゾーマを倒すと、リメイク版では開いた状態になる。
FC版のスタッフロールでは最後の最後に登場していたが、リメイク版ではゾーマの城に差し替えられ、この洞窟自体が映らなくなった。

ガラケー版以降 Edit

B1Fの北東隅に【ちいさなメダル】入りの宝箱が設置された。正規ルートから離れた場所にあり、【とうぞくのはな】も使えないので、結構取り逃しやすい。
 
新たに導入された【AI】は敵同様にこの場所が呪文使用不可であるという事を認識しないため、かき消されてもかき消されても呪文を使う。そのため、ここでの戦闘は「めいれいさせろ」で戦う事。

ゲームブック版 Edit

下巻の冒頭の地図では「北のどうくつ」という名称が記載されている。
原作と同じく勇者の盾を取りに訪れる。洞窟内では【スターキメラ】と遭遇する。
また、精霊ルビスの声が雑音混じりに聞こえる場所がある。

DQ10 Edit

【大魔王ゾーマへの挑戦】でゾーマを倒すと、ここと思われる洞窟の前にワープする。
入り口が崩落しているので、入ることはできない。

DQB Edit

【主人公(DQB)】の見る夢の一つにここと思しき洞窟が登場する。
夢の中の人物はここでロトの遺したメッセージを読んでいた。
 
現実での洞窟はもはやどこにも存在していない。
DQ1の地図と照らし合わせると、どうやら3章において赤の扉の先にある竜王軍の出城がその場所になると思われる。

DQM+ Edit

【りゅうおう】を追って【旅の扉】に入った【クリオ】たちの行き着く先がここ。
この地における冒険の開始点は、ここのロトの石版の目の前であった。
異世界であるため、クリオには当然石版は読めなかった。