【ロマリアの関所】

Last-modified: 2022-09-08 (木) 22:19:20

DQ3

【ロマリア】【ポルトガ】を繋ぐ通路。
【関所】とは名ばかりで、【まほうのかぎ】で開く扉で封鎖されているに過ぎない。
【兵士】が1人いるもの魔法の鍵を持っていれば自由に通っていいと言ったりするなど、あまり関所としては機能していない。
通路の途中には【さいごのかぎ】で開く扉があり、 【旅の扉のほこら】(グリンラッド南のほこら)に繋がる旅の扉がある。
【サマンオサ】に初訪問する際のルートとしては、ここが一番ルーラ拠点に近いので楽。
もしも【アバカム】を覚えている場合は、【おうのてがみ】なしで【バハラタ】に行ったり、船入手前にサマンオサに行くことも可能である。
 
基本的には通過するだけであまり印象には残らない場所であるが、FC版の【エンドロール】ではロマリアそのものは出ないのにこのほこらだけは出てくるという、なかなか良い扱いを受けている。
ちなみに、FC版公式ガイドブックには「ロマリア北西のほこら」と記載されている。
 
フィールドとの出入り口が2つあるという、特殊な仕様の施設のひとつ。
ここで【ラナルータ】などで昼夜反転を起こすと、入ってきたほうの出入り口に戻される。
これは出入り口が2つあるダンジョンにおける【リレミト】と同じ仕様である。
しかしここの場合はさらに第3の出入り口として旅の扉もある点が独特である。
旅の扉から来た場合に昼夜反転すると、なぜかロマリア側の出入り口に戻されるようである。
ここ以外では【レーベ南の草原】とそれに繋がる施設群が、同様に旅の扉と複数の出口を持つ形である。

リメイク版

旅の扉の部屋の水たまり付近に【ちいさなメダル】が落ちている。
また移動先である旅の扉のほこらや【オリビアの岬のほこら】でも同じくメダルを拾えるので、最後の鍵を入手次第、ワープを繰り返して回収しておくといい。

ゲームブック版

かつてロマリアとポルトガの間で戦争が起きた後、【イシス】が仲裁に立って両国間を扉で封鎖し、その際に魔法の鍵をイシスの国王が預かった、とされている。
なぜ遠く離れた【ピラミッド】に秘蔵された鍵でなければ開かないような扉で封鎖されているのか、両国間の行き交いはどうなっているのかといった疑問に対する回答としてなかなか上手い落としどころである。
ここが封鎖されてはポルトガからは陸路で他所へ出る事が困難なのはゲームでも明らかなので、ポルトガが海運国として造船技術を発展させた一因でもあるかもしれない。