【ワナ増殖の石像】

トルネコ3

石像の一種で、【パペットマン】の形をしている。
この石像があると、その部屋に見えない罠を1つずつ作り出す。
普段はワナが初期設置されない、部屋の入り口にもワナができるので注意。
【異世界の迷宮】や【不思議の宝物庫】に出現する。【まぼろしの洞くつ】には出現しない。
　
毎ターンワナを作るわけではないが、発動率は高めで、100ターンも経てばその部屋はワナだらけと化す。
ターンが経過すればするほどワナの数が増えるので、狭い部屋にあると部屋中がワナだらけになり、足の踏み場が無くなることも。
石像は【開幕】で脅威になるタイプが多いが、このワナ増殖の石像は逆で、開幕部屋にあってもそれほど脅威にはならない。
発見するのが遅れ、ある程度ターン数が経過してから厄介になるタイプである。
　
この石像がある部屋は、空振りによるワナチェックが必須となる。
【ワープゾーン】や【モンスター召喚】ワナに行く手を塞がれると面倒くさい。
しかし何より怖いのは、この石像を見つけるまでワナだらけになっていることが分からないこと。
最悪の場合は、部屋に入った途端【大型地雷】→【地雷】のコンボで即死させられたりすることも。
この石像だけを警戒して、部屋の入口のワナチェックを欠かさないプレイヤーもいるほど。
上記の通り、今作は部屋の入口にワナが初期配置されない親切仕様があるのだが、この石像1つのせいで安全性が薄れてしまっている。
　
【めぐすり草】や【シャドーの指輪】でワナが見えていても、部屋が罠だらけになっていては避けて通ることは不可能なので、そういった点でも厄介。
この石像に対しては、シャドーの指輪より【ワナ抜けの指輪】の方が効果的である。
滅多にないが、ワナ増殖の石像と【重力の石像】が同じ部屋にあると、ワナ抜けの指輪を装備中でもワナが発動してしまう点には注意。
　
一応、ワナは有効利用できるものもあるので、完全にマイナス効果の石像というわけでもない。
【泥のワナ】にモンスターをかけてくさったパンを量産したり、【装備外し】を作ってもらって装備を安全に識別したりするのに使える。
ワナだらけになっていてその部屋が通れないという場合は、ワナの中から【落とし穴】を探してわざと落ちれば良い。
PS2版のトルネコなら、店に石像を押していって落とし穴を作ってもらうという活用法もあるが、既に部屋がワナだらけになっていて石像が押せないというパターンが多く、利用するのは難しい。
　
対になる存在として【ワナ壊しの石像】がある。
重力の石像が同じ部屋にあると、モンスターが勝手にワナを踏むのでカオスな状況になる。