概要
DQ3から始まった「王宮の○○」シリーズ第5弾。今回は「ガヴォット」。
ストリングスとピッコロトランペットが交互にメロディを奏でる前部と、ストリングスを中心に、様々に和音を展開させる後半部から成る。
4分の4拍子、ヘ長調。
テンポ:♩=90、Moderato(中庸な速さで)
ゆったりと優雅、かつ暖かみを感じる曲調で、【城】の曲でありながら癒される。甲高いけれども柔らかいピッコロトランペットの音色がとても印象的だ。
一部のメロディがDQ3の【王宮のロンド】と非常に似ているが、バロック音楽における典型的なメロディ進行なので当然とも言える。
ちなみに、ガヴォットとは、フランスの地方のフォークダンスと、それに由来する古典舞曲の名称である。
中庸のテンポで、4分の4拍子ないしは2分の2拍子で記譜される。最も有名なガヴォットはゴセック作曲のものだろう、誰もが一度は耳にしたことがあるはず。
DQ8
城で流れる曲で、【城の威容】から引き続いてこの曲が流れる。
DQ8には城が4つしかないので、この曲が流れるのは、【アスカンタ城】(【パヴァン王】が立ち直った後)、【メダル王女の城】、【サザンビーク城】、【トロデーン城】(エンディング)だけである。
加えて真エンディングの結婚式でも使用されるのだが、意外と聴く機会が少ないのだ。
もはやDQシリーズ恒例となっている、ハープシコードによる夜アレンジバージョンもある。
テンポをやや落とし、キーを1つ下げてホ長調で演奏される。
3DS版
3DS版ではサザンビークの宝物庫で中断セーブをするとBGMがこれに固定されてしまうバグがあるため、いやというほど聞き続けたプレイヤーもいるかもしれない。
適当なダンジョンでリレミト→即ルーラで直るので焦らずに。
DQ10オンライン
Ver.7.0より城のBGM。
本作では【城の威容】は【王宮のホルン】(DQ7の曲)に繋がるメドレーになっているためなのか、「王宮のガヴォット」のみで使用される。
詳しくはこちらを参照。
いたストシリーズ
SP以降の【トロデーン城】のマップで【城の威容】と共に使われる。