【金のオノ】

Last-modified: 2020-11-15 (日) 22:21:19

概要

DQ8、DQ9に登場するオノ系【武器】
その名の通り黄金製の豪華な斧。
【金】は「非常に柔らかい」「とても重い」「貴重で高価」という性質があるので様々な面から実戦用の武具には全く向いておらず、大部分が金で作られたこの斧は専ら実用性に乏しく、【石のオノ】並みの最弱の斧として登場している。
 
恐らくは【オルレラ】の元ネタと同じ童話「きんのおの、ぎんのおの」からの出典と思われるが、現在の所DQシリーズでの共演は実現していない。また銀の斧は【シルバーアックス】と名を変えて登場しているが今のところこちらとも共演はしていない。
 
【関連項目】
【金の剣】
【金のたけやり】

DQ8

【ヤンガス】のみが装備できる。
金メッキをしたことで切れ味が鈍ったのか、攻撃力は元の鉄のオノより11も下がった27。
高値で売れるらしいが、実は素材の金塊と同じ5000Gである。
 
錬金でしか手に入らず、【鉄のオノ】【金塊】で錬金可能。
拾える錬金レシピには、これと【月のめぐみ】【ムーンアックス】が、これと【スライムのかんむり】【キングアックス】が錬金できると書かれており、斧系の定番錬金コースっぽい雰囲気がするのでついついこの金のオノを錬金してしまうプレイヤーが多かった。
しかしムーンアックス、キングアックスともにわざわざ錬金しなくても後で手に入る上に、それらよりさらに強い最強の【はおうのオノ】が普通に拾えてしまう。
 
金塊は【グレートジンガー】の低確率ドロップを除けば2つ手に入るのみで、他にも【けんじゃの石】【おうごんのティアラ】などの優良アイテムを錬金する際に必要になる。
つまり、この金のオノを作成する錬金は、貴重な金塊を無駄遣いしてしまうだけの【地雷錬金】と言える。
さらに金のオノで金塊を無駄遣いした挙句これまた貴重なスライムのかんむりを使って、キングアックスなんぞを錬金してしまった人はまさに泣きっ面に蜂であるだろう。
【錬金術の落とし穴】というレシピ名なので、まさにきちんとタイトルを見なかった人への落とし穴。
 
一応、錬金できるようになって最速で作ればその時点では場違いに強い斧が手に入るので、低レベル攻略やRTAなどの一部のやり込みプレイでは重宝されてはいる。

スマホ版

金塊については【闇の世界】【神鳥の巣】でも手に入るようになった。
また、スライムのかんむりは【三角谷】道具屋の上フロアにあるタルの中に1つ追加されている。
とはいえ、スライムのかんむりはこれでもまだ貴重、またかつては可能だった【ドラゴンクエスト ポータルアプリ】のポイント交換での金塊の入手も現在は不可能。
なので特殊なプレイでなければやはりおすすめされない。

3DS版

金塊が一部の青宝箱から出るようになり、大幅に手に入り易くなったため、作ってもフォローが容易に。
コレ経由で、早い時期から段違いに攻撃力の高い武器を振り回せるようになるのは変わらないため、レシピ埋め目的やアイテムコンプリート、RTA等でなくとも、作るのは選択肢として十分アリになった。
 
【バトルロード格闘場】付近の青宝箱から金塊を入手し、ミーティア奪還イベントをクリアして、錬金釜を大錬金釜に強化すれば【トロデーン城】到達前にムーンアックスやキングアックスを作成することが可能。
当たり前だが金のオノのままで使い続ける意味はないので、さっさと次の武器に錬金してしまおう。
貴重なスライムのかんむりを温存してムーンアックスで我慢するか、太っ腹にキングアックスを作るかはお好みで。
 
同じく高額で売り払える純金製武器として【金のたけやり】も登場。
攻撃力自体は斧の方が上だが、入手時期や手段から武器としての有用性は竹槍に譲る。

DQ9

表記は「きんのオノ」。
【バトルマスター】【レンジャー】が装備できる。
今作でもてつのオノ+きんかいでの錬金でしか入手できない。
素材であるてつのオノよりも攻撃力が低いのも同じ。
DQ9では斧の分類では一番弱い攻撃力26である。
説明にも「切れ味が鈍い」と書かれてしまっており、見た目が豪華なだけで武器としては役に立たない。
そのうえ、金のオノを必要とするクエストもない。
よって、錬金コンプを目指すプレイヤー以外には見向きもされないだろう。
売却価格は5000G。これも前作同様、きんかいと全く同じ値段である。