【生体牢獄】

Last-modified: 2023-01-14 (土) 00:18:25

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する罠の一種。『バイオプリズン』と読む。
【ロモス武術大会】の参加者を【超魔生物】の実験素材にしようとする【ザムザ】が会場に仕掛けており、ベスト8まで勝ち上がった選手達を捕えた。
 
リング端の「GAMEOVER」の文字が刻まれた宝玉の置いてあった8ヶ所から骨組みとなる支柱が生えると同時に生体膜が一挙に包み込み、支柱が頂点に結集するとドーム状に固定される。
新アニメでは宝玉集めのシーンがなくなり、ザムザの口上に合わせて石床を突き破ってきた支柱と皮膜がドームになっている。
 
名前の通り牢獄の部品は生物組織で、柔軟さと強靭さを併せ持つ皮膜は打撃、斬撃、呪文と、あらゆる攻撃を跳ね返してしまう。
また、時間が経つと内部に痺れガスを充満させて、捉えた相手を動けなくする機能もついている。
だが、【マァム】【ゴーストくん】には回復魔法を全身に纏う技で痺れガスを防がれ、さらに生物だからこそ有効な【閃華裂光拳】を叩き込まれ破壊されてしまった。
 
物理も呪文も通じない生物壁として後に【魔力炉】【バーンパレス】の心臓部も登場しているが 、あちらは頑丈さに加えて魔力を吸収する性質を持っており、【メドローア】はおろか、生物の天敵であるはずの閃華裂光拳のマホイミすらも吸収している。
この差を見るに、生体牢獄の皮膜は強度や耐魔法性が他の魔物などより高いだけのようだ。