【爆弾系】

トルネコ3

今作から導入された系統の一種。
【ボンバーキラー】や「爆」印で系統特効を突ける他、【水がめ】で水をかけられると封印状態になる。
　
該当するモンスターは以下の9種。
【ばくだんいわ】【メガザルロック】
【デビルアンカー】【キラースター】【リビングハンマー】
【バブリン】【プヨンターゲット】【ポムポムボム】
【ようがんまじん】
該当モンスターが【人形系】に次いで少ない。
　
その名の通り自爆する特技を持つ敵が多いが、メガザルロックやバブリンのように爆発しない敵もいる。
爆弾系とは言いつつも、爆発する特技を持つのはデビルアンカー系と爆弾岩の4種だけなので、実は爆発する敵の方が少ない。爆風に巻き込まれて「誘爆」を引き起こすのもこの4種のみ。
自爆以外には【メガザル】を使う敵も2種おり、この系統に属する敵は自らを犠牲にする特技を使う傾向がある。
　
ポムポム「ボム」が爆弾系なのは分かるが、バブリンやプヨンターゲットまで爆弾系に含まれているのは謎。数合わせ感が否めない。
何故かようがんまじんもここに属するが、一体どこら辺が爆弾なのだろうか。ようがん→火山→噴火→爆発という流れでそうなったのかもしれないが、少々強引。
なお、【ひょうがまじん】は【無属性】である。
　
デビルアンカー系や爆弾岩の自爆の特技は凶悪で、トルネコにとってもポポロにとっても嫌な相手である。
操作キャラが爆発に巻き込まれるとHPが1になってしまうため、常に事故死のリスクがある極めて危険な相手。
爆発を受けると即座に誘爆するのも厄介で、【爆発の指輪】で処理するのも危険。
トルネコなら、【爆発よけの盾】かその印を合成しておきたい相手である。
ポポロにとっては、自爆で仲間モンスターが即死してしまうので非常に怖い系統だが、自爆を1ダメージに変換してしまう【炎系（系統）】が唯一の天敵であり、炎系モンスターを仲間にできているなら優位に立つだろう。
　
バブリン系は【不思議の宝物庫】にしか出てこないレアモンスターだが、その他の爆弾系モンスターは全員が【異世界の迷宮】に登場する。
特筆すべきは66～70Fの【爆ゾーン】で、自爆パターンの異なるばくだん岩とリビングハンマーの自爆テロに地獄を見せられる。
【魔窟】でもキラースターが紛れ込んでおり、トルネコでは通路で出逢い頭に自爆される、ポポロではせっかく仲間にした【ランガー】や【キラープラスター】を一瞬で消し飛ばされるなど、凶悪極まりない。
頭数こそ少ないが、ダンジョンの随所随所に出てきてはプレイヤーを苦しませるモンスター達である。
そのため、爆弾系モンスターを手軽に封印できる【水がめ】は非常に重宝されている。
　
不思議の宝物庫でも、デビルアンカーを除く8種が全員出現する。
バブリン系はアイテムを飲み込んで合成できるありがたい能力を持つが、アイテムを飲み込む度に攻撃力がパワーアップするため、返り討ちに遭うプレイヤーもいる。
逆に【封印の洞くつ】には爆弾系のモンスターは一切出てこない。ポポロにとってはありがたい。
　
一方でポポロが仲間にしても、自爆で自らの命もろとも消し去ってしまうため使いづらい面が目立つ。
デビルアンカー系と爆弾岩は、どちらかと言えば仲間にしない方が安全だろう。
だが能力値が高いリビングハンマーは、鍛えれば【エリミネーター】や【フライングデビル】などに勝るとも劣らない強さになる。
ようがんまじんは【潜ってかわす能力】を持ち、様々な特殊攻撃を回避できるので仲間にしても強い。
また、4つまでアイテムを飲み込み異種合成ができるポムポムボムには、ずいぶんお世話になるはずだ。
　
ちなみに、自爆する特技を持たないメガザルロックやバブリン系も、水をかけて封印することは可能。
バブリン系を封印すると仲間呼びは使わなくなるが、アイテムを飲み込んで合成する能力は封印されない。
ようがんまじんは潜って水をかわされるので、封印することはできない。
　
GBA版の【テーマ別モンスターハウス】の一つ、「爆弾ハウス」にはバブリン系とようがんまじんは出ない。
理由としてはやはり、異世界の迷宮で【異種合成】が可能になるとゲームバランスが崩れてしまうからだろう。