基本情報 / 種族値 / 属性相性 / アビリティ考察 / スキル候補 / 型 / 注意 / 対策 / コメント
基本情報
属性:毒/水 アビリティ:薬毒変換(吸収スキルを受けた時 相手は回復せずその分のダメージを受ける。毒の迷路でも逃げられる。) 応急処置(手持ちに戻った時 状態異常を回復する。) コスト:120
月の頭脳、八意永琳の人形。
珍しい毒/水複合であり、同属性はEレミリアのみ。
無印時代、毒属性自体が不遇とされていた環境下で数少ない活躍の機会に恵まれていた毒属性人形。
非常に高いHと高いCでアタッカーに向いてそうだが、習得スキルやアビリティが耐久型との相性がよく、
さらに高い耐久力、優秀な耐性を活かした耐久型がメジャー。
耐久型に強い耐久型としての地位を持っている。
アペンドでは環境が変わって耐久よりかつサイクル重視の環境になったが、
Aえいりんは耐久型やサイクル戦にも変わらず強く出られる。
新属性の歪に耐性を持ち、アペンドで数を増やした闘も受けられる。
さらにEひなやPコンガラ等の使用率の高い人形勢にも軒並み強く出られる高いメタ性能も持つ。
毒属性が増えたため、ポイズントラップやミアズマが通りにくくなってしまったが、
依然として環境に強く出られ、安定感の高い人形と言えるだろう。
耐久型が一般的だが、何気にC120とアタッカーとして十分な火力を持つ。
しかも、毒/水の技範囲は結構優秀なのでアタッカー適性も十分高め。
アペンドver1.100にて毒属性にポイズントラップの解除効果が追加され、
ポイズントラップは少々扱いにくくなってしまった。
種族値
無印時代では唯一無二の複合属性だったが、アペンドでは同属性のEレミリアが登場。
どちらも散弾型かつ、優秀な補助技を習得し、アタッカーも耐久型も両方行けて、しかも使用率も両者とも高め。
しかし棲み分けはしっかり出来ており、差別化は難しくない。
耐久型運用はAえいりんの方が適していると言える。
耐久力ならAえいりんの方が上で、習得スキルもアビリティも耐久型との相性がいい。
集防ならEレミリアの方が高いが、その差は団栗の背比べレベルでしかない。
ただ、アタッカーはEレミリアの方が適しているか。
CこそAえいりんの方が上で水技の威力はあちらの方が上だが、EレミリアはS100と速い。
しかも、唯一無二のスキルである天地発現「紅霧」があり、
これで自身の霧中行を発動させた上で回復も封じられる運用が出来る。
プライドも状態異常時なら、散弾を1.5倍にするのでアタッカーとして腐りにくい。
自分に合った方を使うといいだろう。
属性相性
相性 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
無 | 炎 | 水 | 然 | 地 | 鉄 | 風 | 雷 | 光 | 闇 | 冥 | 毒 | 闘 | 幻 | 音 | 歪 | 夢 |
△ | △ | ○ | △ | ○ | ○ | △ | △ | △ |
アビリティ考察
薬毒変換
吸収スキルを受けた時 相手は回復せずその分のダメージを受ける。毒の迷路でも逃げられる。
効果自体は悪くないが、飛んでくる機会が状態異常程多くないので発動機会に恵まれない。
応急処置の方が使い勝手がいい事もあり、基本的には候補外。
ただ、盗電チャージングやドレインシード等で削りながら回復を試みる人形を分からせる事が出来るので、
使えない事はない。
応急処置
手持ちに戻った時 状態異常を回復する。
本来一度食らうと基本的にそのまま残る状態異常を引っ込めるだけで即座に回復出来る。
この関係で控えがいる限り状態異常による耐久型対策が通じないため、耐久型に強い耐久型として活躍できる。
ポイズントラップや毒々スパイラル等もあってサイクル戦にも強い。
アタッカー型でも恐怖を消す事も出来るので基本的にはこちらでいいだろう。
スキル候補
散弾スキル | 属性 | 種別 | 威力 | 命中 | SP | 効果・備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ポイズンボム? | 毒 | BU | 95(142) | 100 | 15 | 1割の確率で相手を毒状態にする。 威力・命中共に安定した毒技。 |
ナゾの液体? | 毒 | EN | 65(130) | 100 | 10 | 毒、猛毒状態の相手には威力2倍になる。 理論上毒技最高威力。ポイズントラップとの相性はすこぶる良い。 |
毒々スパイラル? | 毒 | EN | 40(60) | 100 | 20 | 相手の散防を2段階下げる。 散弾受けの流しや突破に役立つスキル。 威力40なので警戒心には効かない点に注意。 |
コールドレイン? | 水 | EN | 120(180) | 80 | 5 | 1割の確率で相手を停止状態にする。 水技最高威力だが命中不安。 |
氷獄? | 水 | BU | 95(142) | 100 | 15 | 威力・命中共に安定した水技。 レイジィミストより威力が高いので確定数をずらせるケースも。 |
レイジィミスト? | 水 | EN | 80(120) | 100 | 20 | 3割の確率で相手を衰弱状態にする。 追加効果がとにかく優秀で耐久型により強く出られる。 |
集中豪雨? | 水 | EN | 20(30) | 100 | 15 | 4~5ターンの間、相手を閉じ込める。 交代が前提となるポイズントラップとは択になる。 |
ミストフォッグ? | 自然 | EN | 95 | 100 | 15 | 1割の確率で相手の散弾を1段階下げる。 自然4倍や水/鋼鉄or冥複合、大地/音複合対策。 |
ラヴォルペイン? | 冥 | BU | 65 | 100 | 10 | 相手が状態異常の時、威力が2倍になる。 ナゾの液体と比べると不一致故に威力は低いものの、一貫性が高く、全ての状態異常に対応している点に優れている。 |
属性符 | --- | EN | 60 | 100 | 10 | 1種類しか習得できない。アタッカー型なら採用圏内。 炎符:Eようむ、Eもみじ、Eメルラン、Eナズーリン、Pしずは向け。 風符:Aカナ、Sリリカ、Aメルラン、ADルナサ、Pサグメ向け。 雷符:Eようむ、Eもみじ、Pしずはを除いたメイン両方半減以下にする人形全員に貫通を取れる。 |
変化スキル | 属性 | 種別 | 威力 | 命中 | SP | 効果・備考 |
応急手当? | 無 | --- | --- | --- | 15 | 最大HPの半分回復する。 Aえいりんの耐久力の支えとなる回復技。 |
森羅結界? | 無 | --- | --- | --- | 10 | 使ったターン相手の攻撃を全く受けない。連続で出すと失敗しやすい。 相手の毒ダメージや自身の毒壺の回復等の時間稼ぎに。 |
バリアオプション? | 無 | --- | --- | --- | 10 | HPの1/4を使ってバリアを出す。 上記の森羅結界と合わせると強力。 HPが高いおかげで低威力のチェンジリングや合気の極意、カロンフェリッジ1回では壊れないのも大きい。 |
干ばつ? | 水 | --- | --- | 100 | 15 | 相手を衰弱状態にする。 相手の回復手段を封じる強力なスキル。レイジィミスト非採用時や追加効果では心許ない時に。 |
ミアズマ? | 毒 | --- | --- | 90 | 10 | 相手を猛毒状態にする。毒属性の人形が使うと必ず当たる。 ポイズントラップは交代してくれないと効果を発揮しないため、居座ってくる相手には有効。 |
ポイズントラップ? | 毒 | --- | --- | --- | 20 | ポイズントラップを設置し交代で出てきた相手の人形を毒にする。2回使うと猛毒にする。 サイクル戦に強く出られるAえいりんの代名詞とも言えるスキル。 |
クロスチェンジ? | 幻 | --- | --- | --- | 30 | 自分と相手のアビリティを入れ替える。 使い勝手はアレだが間違いなく意表は突けるだろう。 |
型
ポイトラ耐久型
印:蒼or白 アビリティ:応急処置 PP:H10or42の16n+1をベースに余りをBとDで調整。 持ち物:毒壺 確定技:応急手当、ポイズントラップ 選択技:レイジィミスト、ポイズンボム、毒々スパイラル、氷獄、干ばつ、ミアズマetc...
一般的なポイトラ軸の耐久型Aえいりん。
高い耐久力と、毒壺、応急手当で粘りつつ、相手を状態異常にしながら戦う。
集防、散防は低いものの、HPが非常に高いので高い耐久力を持つ。
HPを16n+1調整にとどめて、残りを集防と散防に回すと効率の良い耐久力になる。
集防、散防共に耐久力が高いので両受け出来るのも強み。
ポイズントラップは場に出てきた人形を毒状態にするトラップ。
サイクル戦に対して強くなれ、特に耐久型に対して高い効果を発揮する。
さらにAえいりんは毒属性なので毒、猛毒は無効。当然ポイズントラップも無効化する。
応急処置まであるので状態異常を入れられても交代するだけで回復出来る。
毒々スパイラルで散防まで下げられるので耐久型に強い耐久型人形と言える。
スキルは回復技の応急手当とサイクル戦に強くなれるポイズントラップは確定。
残りは攻撃しつつ、3割衰弱も狙える水技のレイジィミストと散防を2段階下げる毒技の毒々スパイラルが有力。
ただし、確率に頼るのは心許ない時や警戒心、下剋上相手を考慮する場合は干ばつやポイズンボムも候補。
水技による確定数のずらしや居座ってくる相手、エアクッション持ちも考えると氷獄やミアズマも捨てがたい。
アタッカー型
印:黒 アビリティ:どちらでも PP:C64、S調整、余りBかD 持ち物:金のかんざし、銀のかんざし、毒壺、こだわりピアス、藁人形etc... 確定技:コールドレインor氷獄orレイジィミスト、ポイズンボム 選択技:毒々スパイラル、ミストフォッグ、属性符、ナゾの液体、応急手当、ミアズマ、干ばつ、ポイズントラップetc...
耐久型が一般的な中、殴って攻撃するA(アタッカー)えいりん。
素でC120もあり、火力は十分高め。
毒/水の技範囲は非常に優秀で多くの人形に等倍以上を取りやすい。
耐性も優秀で6つの属性に耐性を持ち、先制技にも比較的強く出られやすい。
苦手な散弾受けには確定で散防を2段階下げる毒々スパイラルがあり、
鋼鉄や用量厳守、警戒心、下剋上、加護、ポーカーフェイス持ちで無ければ散防を下げられる。
攻撃技なのでかんざしと合わせられるのも素晴らしい。
この型でも補助技はもちろん有効。
ミアズマや干ばつ、ポイズントラップと散弾受けに対して強いものばかり。
ナゾの液体やラヴォルペインとのコンボにも使える。
高い耐久力を活かして、応急手当もあり。
アタッカー兼耐久型として運用出来、確定2発を取れないアタッカーを涙目に出来る。
アビリティはどちらでも有効。
引っ込めると状態異常を回復する応急処置なら、火傷や麻痺、恐怖が入っても安心。
薬毒変換も盗電チャージングやドレインシード等の吸収技による回復をダメージに出来る。
上記の耐久型にも言えるが、Hが非常に高く、反面BとDは低め。
こういったタイプの人形はHに64振るよりもある程度BやDに振った方が硬くなる。
注意
攻守優秀な属性と高い耐久力、応急手当による回復手段を併せ持つ。
必中ミアズマやポイズントラップ、集中豪雨等豊富な削り手段でこちらをジワジワ追い込んでくる。
応急処置により、状態異常による対策が安定しない。
何気にC120もあるので火力もかなり高い。
技範囲も広いため、攻撃面で痛い目に合う可能性も。
対策
高威力の大地、風、雷技で仕留める事。
耐久型にせよアタッカーにせよ、これが一番簡単な対策方法。
ただ、AえいりんはS75と耐久型としてはそこそこ速いのである程度の俊敏は欲しい。
アタッカー型だとSに振られている事もあるのでS80以上あると安心。
また、反動技はHPが非常に高いので反動ダメージが高く、あまりオススメしない。
DドレミーやDオレンジ等の耐久お化けと言える程の耐久力は持っておらず、
等倍のこだわり火力でも押し切れる事が多い。
ただし、使用後に火力が下がるスキルでは受けきられてしまう事も多い。
毒壺の回復もあるのでこちらは少々安定しない。
積み技も対策として有効だろう。
ただし、その場合はなるべくAえいりんがいない場面で積もう。
積んだ火力で、Aえいりんも突破するのが理想。
ポイズントラップや毒々スパイラルを使われると面倒なことになる。
こだわりトレードは非推奨。
リングはともかく、ピアスやベルトだと逆に相手を強化しかねない。
Aえいりん自身、散弾が高く、俊敏もそこそこあるので思わぬ痛手を受ける可能性も。
しかも、アタッカー型だった場合は完全に損をしてしまう。
もらえる道具は大抵毒壺。毒属性持ち以外ではこちらも損を受けるのもネック。
実は毒属性ミラーが結構辛い人形だったりする。
毒技半減、ポイトラ、ミアズマ無効、Aえいりんは毒技等倍とやや不利である。
ここに複合属性で一致弱点を突けたり、音複合でメイン両方半減に出来たり、こだわり火力の毒技で押し切れるなら案外行ける。
加えてアペンドver1.100で毒属性がポイトラを踏むとポイトラを解除する効果が追加されたため、より有利に出やすくなった。
ただし、エアクッションひなは回収できないので注意。
Sリリカ、Eメルラン、Pサグメ等メイン両方半減かつ、積み技やこだわり持ちで押し切れる火力があるならかなり楽。
鋼鉄or毒持ちならポイトラやミアズマを気にしなくていいのでより安全。
Sエレン、Pいくはエアクッションのおかげでポイトラを踏まないため、ポイトラを撒かれても安心。
その上で一致弱点を突けるので安定する。
SエレンはAえいりんより速いので上から殴れるのも優秀。
アペンドver1.100にて用量厳守にポイトラ無効効果が追加。
さらに水技を半減にするPマイとPしずはに配られ、
メイン両方半減以下かつポイトラ、ミアズマ無効とAえいりんに強く出られる人形が登場。
Pマイは属性の関係で厳しいが、Pしずはは風属性を持っているため、非常に優秀。
毒/水両方半減以下に抑えた上で一致弱点を突けて、さらにポイトラも無効という大きな個性を手に入れた。
PしずははAえいりんの天敵とも呼べる程の強化をもらい、対策として非常に有用となる。