スタイル別人形育成/Aちぇん

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基本情報

属性：風/大地
アビリティ：得意分野（属性一致スキルの与ダメージが大きい。）
　　　　　　逆風（風属性以外の相手は 交代できなくなる。）
コスト：80

解説：
種族値こそ俊敏以外、特別高くもなく、合計種族値も低め。
しかし、ある要素のおかげで無印時代、凶悪なハメ性能を持つ人形として恐れられてきた。

それはエンカレッジと逆風の存在。
エンカレッジは最後に使用したスキルを3ターンの間ずっと出させる効果を持つ補助技。
これをS120という速さから放てるので、上から決めやすい。

そして逆風だが、これは風、冥、エアクッション、身代わりの木札を持たない人形の手動交代を許さないもの。
通常の交代が出来ないだけでも立ち回りに大きく影響を及ぼす。

Aちぇんはエンカレッジと逆風を合わせて相手の行動を封じる運用が可能なのだ。
相手の最後の行動次第では無償で縛り続けることが出来る。
その行動を縛っている間にブレイブソングを積んだり、目の前の人形を突破したり、有利対面を作ったりするのが主な運用法。

属性にも恵まれており、貫通範囲の広い大地と、疾風迅雷のある雷無効がかなり大きい。
これらに対してもエンカレッジで縛る事で無償でハメ続ける事が出来る。
攻撃面も風/大地両方半減にする人形は限られており、多くの人形に等倍を通しやすい。

スキルも優秀で上記で触れたエンカレッジとブレイブソングのほかに、
貫通範囲の広いメインに、交代技の疾風迅雷、大地技と合わせると非常に多くの人形に等倍を取れるクロームレイを覚える。
このハメた後の抜き性能に広い技範囲を持つので非常に厄介と言える。

しかし、アペンドでは歪の登場、先制技のばらまき、Aちぇんより速い人形等苦手な人形が多数追加。
全体的に散防耐久も上昇し、Aちぇんの火力では散弾6段階上昇しても1発耐えられる可能性まで出てくる。
対策手段が豊富になった事で無印時代程の勢いはなくなり、苦しくなった。

しかし、高い俊敏からエンカレッジと逆風によるハメ性能は未だ健在。
アペンドでは大地、雷、毒、闘が数を増やしたのでこれらに強く出られるのは優秀。
さらに全体的に耐久よりの環境になり、鈍速な人形も増えたため、上から縛りやすいのも利点。
相性で有利な相手や耐久型に対しては以前のようにハメて大暴れしてくれるだろう。

地味に神速エアレイドが2割怯みの追加効果が無くなった代わりに必中かつバリオプ貫通効果を習得。
外す心配がなくなった上にバリオプを張ってくる人形相手にもバリオプを無視して攻撃出来るようになった。

人形比較

無印時代と変わらず風/大地複合はこの3体のみである。

無印時代はAちぇんが圧倒的に1強だった。
理由は言うまでもなく、エンカレッジと逆風の存在である。

さらに属性的にもかなり優秀で風を阻む属性にはどちらも大地を抜群で通せ、
逆に大地を阻む闘には風を通せる技範囲の広さも持っていた。
防御面も雷無効の風にして、自然、闘等倍の大地という強みも持っていた。
無印時代、毒属性が不遇中の不遇属性だったのはAちぇんの存在がかなり大きいと思われる。

アペンドではライバルのSさなえが種族値やスキルの改善が行われ、大幅に強化。
常識破りのおかげで、相性で無効化される相手にも攻撃技を等倍で通せる大きな強みを持っている。
当然積み技の太刀風もあるし、属性で防げないジャストエイムも使えるので、
火力では完全に負けているし、突破力も非常に高い。
Aちぇんはエンカレッジと逆風による高いハメ性能を是非とも活かしたい。

ちなみに同属性のライバルであるDかなこは集弾アタッカー兼集弾受けの受けよりの中速人形。
役割がまるで異なるので差別化は出来ている。

属性相性

スキル候補

型

基本型

印：碧
アビリティ：逆風
PP：CS64、余りBかD等
持ち物：黒いチョーカー、大盾etc...
確定技：エンカレッジ、ブレイブソング、土石の荒波
選択技：神速エアレイド、クロームレイetc...

無印時代から変わらないAちぇんの基本型。
S120未満で風か冥、エアクッション以外の相手の大地と雷、一部の補助技読みで交代か死に出しで登場し、エンカレッジ逆風で縛る型。

ハマった場合キャッチした相手を無傷で突破し、散弾が6段階上昇したAちぇんが残るためアドバンテージがとても大きい。
AちぇんがPTに入ってるだけで相手はAちぇんより遅くて先制攻撃技を持たない人形の大地雷補助技が打ちにくくなるため、選出縛りも十分高い。

スキルは行動縛り用のエンカレッジ、積み技のブレイブソング、弱点を突ける範囲が広い一致技の土石の荒波までは確定。
最後の1枠は神速エアレイドかクロームレイが候補。
一致補正による威力重視ならエアレイド、技範囲重視ならクロームレイとなる。
なお、クロームレイは無印時代とは異なり、相手の能力変化を無視して攻撃出来なくなっているので注意。

装飾品は黒いチョーカーが基本。
キャッチした相手を突破後に出てくるAちぇんより速い人形や先制技で一撃で倒される心配がなくなるのは大きい。
次点では大盾が候補。
攻撃技を属性結界で阻んだ場合、威力をさらに半分に落とせるようになるので、炎、毒、音技にも無理矢理起点に出来るようになる。
しかし、属性結界を貫通されると威力がさらに2倍になってしまう。弱点技には注意が必要となる。

無印時代に比べて風、冥人形の追加、歪の登場、先制技のばらまき等による天敵が増えたため、慎重に扱う必要がいる。
また、解呪の符、身代わりの木札があると抜けられてしまうので注意。
特にアペンドではEメディスン対策に身代わりの木札を持たされている事も多く、ついでにAちぇんの対策も出来てしまう。
選出する際は相手をしっかり見極めよう。

こだわり型

印：黒or碧
アビリティ：どちらでも
PP：CS64、余りBかD等
持ち物：こだわりピアス、こだわりベルト
確定技：土石の荒波、神速エアレイド
選択技：疾風迅雷、クロームレイ、ミストフォッグ、属性符

Aちぇんの代名詞とも言えるエンカレブレソンを捨てて、こだわって攻撃する型。
運用方法としては普通の速攻アタッカーとほぼ同じ。

Aちぇんの強みは逆風で相手の交代を許さない点が優秀。
そのため、Eメディスン同様に有利な相手を逃がす事なく狩れる運用が可能。
疾風迅雷も覚えるので、サイクル戦に有利に立ち回りやすく出来るのも大きい。

逆風にばかり注目されるが、もう一つのアビリティは得意分野。
火力もスキルの威力も足りないAちぇんにとって一致技限定だが、火力が強化されるのは嬉しい。
さらに逆風の印象が強いので、アビリティが判明するまでは相手は逆風だと思い込んで交代しない事もありえる。
その意表を突いて高威力で攻撃出来るのだ。

スキルは最大威力の出る一致技2つの神速エアレイドと土石の荒波が確定。
残りは自由だが、技範囲が一気に広がるクロームレイと範囲拡大に加えて交代も出来る疾風迅雷は入れ得。

装飾品はピアスかベルトのどちらか二択。火力を取るか俊敏を取るかは選択。
自分のPTに合う方を選ぶといいだろう。

アビリティも逆風による交代禁止が強力だが、得意分野による一致技の火力上昇も魅力的。
こちらも選択となる。

対策

AちぇんがPTに見えたら、風、冥を持たず、
Aちぇんより遅くて先制攻撃技も覚えてない人形は安易に大地、雷、補助技を打たない事。
エンカレッジ?で縛られ、起点にされてしまう。

ただし、Aちぇんより速ければ別のスキルに切り替えれば問題なし。
補助技でも玄武や猛進之構?等、Aちぇんの上を取れるようになるものであれば大丈夫。
バリアオプション?はNG。エンカレッジと神速エアレイド?がバリオプ貫通効果を持っている。

一部を除く先制攻撃技が極めて有効。
仮に大地、雷、補助技を使用した後にAちぇんが来ても先制技で攻撃すれば先制技を縛るように出来る。
属性相性でも水、鋼鉄、歪で貫通を取れるし、その他の先制技の属性も全て等倍で通せる。

ただし、ダメな先制技が急襲?とスニーキング。
理由は前者は最初のターンにしか成功せず、後者は相手が攻撃技を使ってないと失敗するからである。
Aちぇんより速いならともかく、遅い場合はこれをエンカレッジで縛られる可能性がある
縛られると同様に起点にされてしまう。

また、初手からいきなり出てきた事を考えてAちぇんに弱い人形は初手から出さないように。
しかし、相手もそこを狙ってAちぇんに強い人形に強い人形を初手から出してくる事もあるので厄介。
ただ、Aちぇんは積まないと火力が足りないので2倍弱点かつ散防がそこそこあれば大丈夫な時も。

解呪の符、身代わりの木札も有効。
解呪の符はエンカレッジを封印を一度だけ解く事が出来る。
身代わりの木札は逆風による交代禁止を無視して交代が可能になる。
自由奔放もエンカレッジを防げるし、ピースフルやエアクッションも逆風を無視出来るのでこれらもアリだろう。

得意分野の場合は積まなくても火力が高いので注意。
しかし、素の散弾は80とかなり低く、スキルの威力も95以下なので他の得意分野アタッカーと比べるとかなり低火力。
逆風でもないので交代も自由であり、対策も容易。

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