主にFF4のレッドドラゴン、FF5のブルードラゴン等
グラフィックの大きさ的に2体が限度なのに、
無茶して3体出現すると重なって1体しかいないように見える現象。
油断してるとあっさり全滅する。
- スクウェア作品としてはGBの魔界塔士サ・ガでこの表現が取り入れられはじめた。
FF5の場合、重なっている敵は影の色がおかしかったりする。
通常、影は黒いが、重なっている時は青くなる。
ブルードラゴンのほか、インビジブル(途中で2体に増える)でも確認可能。
中にはFF6のベクタリトス×4のようにスペースが十分あるのに無駄に重なっている敵もいる。
- FF6の場合、ターゲット指定ができないように仕掛けられた罠なのかもしれない。
GBA版で追加されたフリーズドラゴン(強化型)は伝説の八竜強化型でありながら、
これが4体に分身する。 - フリーズドラゴン(Ex版)は明らかにターゲット指定を混乱させるための措置。
このため、Exフリーズドラゴン戦では「分身」達のカウンターをくらいまくる。
ダメージの数字も重なる。細かい。
分身やターゲット指定させない措置などゲームシステム上の演出ならわかるが、画面に入りきらないからという理由で重ねてしまうのは表現上無理がある。SFCというハードならなおさら。現実的にプレイヤーおよびゲームキャラの視点から考えてもドラゴンなんてバカデカい相手が重なって見えることが不自然。
ドラゴンの放つ熱や強風で目くらましを食らい、そう見えてしまっているという設定だろうか?
ピクセルリマスター版4と5では重なる敵が解消しており、画面内にレッドドラゴン3体やブルードラゴン3体が表示されるようになった。
ピクセルリマスター版6のベクタリトスはオリジナル同様、4匹重なって表示される。
2D作品ならではのなかなか考えた方法。3D戦闘画面の7以降やリメイクではさすがに発生していない。
まぁただ出すだけなら横に並べればいいが、同時にターゲット指定を混乱させることができなくもなるので出す意義が薄れる。
従ってDS版FF4では1体のモンスターを超強化するという別の路線で解決するしかなかったと思われる。