キャラクター/【アダマンのブタ】

Last-modified: 2019-11-15 (金) 11:36:56

FF4TA

ギルバート編チャレダンに登場する換金用アイt……キャラクター。
チャレダン最上階の食堂に連れていくと、約8000ギルで買い取ってくれる。
開発室で「一つだけ言わせてくれ。アダマンのブタは、死んでない。」と言う台詞がある。
これを見るまでは9割の人が彼はウボァーしたに違いないと思っただろう。

  • 他の所に行ってから戻ってくると、ちゃんといる。
    バイトをしているようだ。
  • 因みにバイト料は時給300ギルとの事。これが高いか安いかはプレイヤーの感覚次第か。
    もっとも、数千から数万のギルのやりとりが常に行われているギルバート編のチャレダンでは、はした金かもしれない。
    • バロンで「踊り子募集、時給50ギル」と張り紙に書かれてるから、むしろ好待遇ではないか?まあ、ダムシアンとは物価が違うのかも知れないけど。
  • こいつを引き渡す食堂はギルバート編チャレダンのゴールの目の前にあるので、普通にプレイしていると食堂にブタを引き渡してその後再び食堂に戻って来る機会は余り無い。
    ここの記事を読むまでてっきり食用に引き渡したもんだと思っていた。

この食べられ扱い方を見て、養殖してたブタを思い出した。
バイトをしていてホッとしたが、買い取る辺りやはり最初は食用だったんじゃないかと。


北欧神話のセーフリームニルという、何度料理されても復活するイノシシの話を思い出したわ。


このイベントの何が問題(?)かというと、こいつが人語を介すということである。
台詞は「僕は喋るアダマンの豚さ」「僕を連れて行くのかい?」など。
結果としては上記の通りだが、状況的に食用に提供するという雰囲気が見え隠れし、
確かな意思を持った生物を食用として提供するという、倫理上の議論が起こりそうな内容なのである。
しかも彼は何の疑問も抱かずに扉の向こうに連れて行かれてしまうので、
プレイヤーを一層不安にさせてくれる。
また、引き渡した張本人が誰にでも優しいギルバートであり、行動理由が金の為であるというのが
居心地の悪さを駆りたてる。

  • 「人語を話す豚」「食肉となる気配」と聞くと、宮沢賢治の『フランドン農学校の豚』を思い浮かべる。
    (青空文庫などに載っているので、気になる人は読んでみるといい)

アダマンタイト製のブタって、しかもそれを調理して食べるってどんなんだよ
と思っていたが、そうか…食べてはいなかったのか…

  • アダマン島ミスリル村在住のブタさんでないかい?