神話的には旧約新書とエジプト神話のセトがいる。
- エジプト神話におけるセト
暴力や戦争、砂嵐の神。ジャッカルの頭をしているといわれている。
→モンスターとしてのセトはこちら
FF7
レッドXIII(本名ナナキ)の父親。
レッドXIIIからは戦いから逃げ出した腑抜けの父として軽蔑されていた。
しかし実際は裏口でギ族とたったひとりで戦い続け、石になっても今なおコスモキャニオンを守り続けている。
そのことを知ったレッドXIIIは自分の態度を恥じ、父親を尊敬するようになる。
名前の由来はエジプト神話のセトだと思われる(エジプト神話のセトは兄を裏切り殺害するなど基本的に悪役のため)
- セトの石化を解こうとは、誰も思わなかったのだろうか。
- 矢がザクザク刺さった状態で石化しているので、石化した上で亡くなっている気がする。まぁそもそも生きたまま石化という状態異常自体に矛盾があるような気もするw(まぁゲーム上の都合だろうが)
- 涙を流すと思われる描写があるため、治療不可の石化状態に陥りながらも、まだ生きているという状況である可能性もある。かなり過酷な状態と言えるが、同時に息子が自身を誇りに思い、意志を継ぐ宣言を聞く事も出来たとしたら、心は救われたともいえるだろう。
FF7R2
原作同様ギ族と戦い、体に矢を受けながら石化してなおギ族の洞窟の最奥にて谷を守り続けている。
ただし、ギ族と戦った理由が異なる。息子のナナキ同様ギ族の亡霊に呼び出され、黒マテリアを返却するよう持ち掛けられた。
彼らの苦しみや怨念は理解していたが、黒マテリアを使わせるわけにはいかなかったため、これを断わりギ族に襲撃されやむなく戦うこととなった。
ギ族の攻撃と恨みと苦しみを一身に受けつつ、コスモキャニオンには攻め入らせない奮戦を果たした。
そして、彼の遺志は息子のナナキに受け継がれる。
FF14
ロンカ・アマロという種族(乗り物)で、闇の戦士アルバートの相棒。
とても温厚な性格でヒトに対して親愛を持っている。
アマロは、ロンカ帝国時代にヒトに寄り添えるよう様々な魔法がかけられており、今でも先祖返りとして人語を話すモノが現れる。彼はそんな先祖返りしたアマロたちの長のような位置にいる。
FF7のセトのストーリーを翻案したクエストも存在する。(たった一人で敵と戦い、石化しながらも集落を守った戦士と、真実を知らず父を疎む息子の物語)