キャラクター/【マミーシーカー】

Last-modified: 2024-02-20 (火) 16:21:06

聖剣伝説

NPCの一体。
ボンボヤジによって創られたダイムの塔の遺跡探索ロボット。みんなからはマーシーと呼ばれているらしい。
しかし彼にダイムの塔で50年もの間置いてけぼりを食らってしまう。
グランス公国に向かうべく、ダイムの塔を浮上させたヒーローと出会うと道案内を買って出る。
攻撃はロボットらしくレーザーだが、なかなかの威力があり放っておくと勝手にモンスターを倒せるほどの威力である。
また相談するとMPを回復してくれるとNPCキャラクターの中でも非常に優れている。
遺跡探索ロボットらしく道中にあるバンドール帝国が残した石碑の解読をしてくれ、そこでジュリアスの生い立ちも判明する。

  • 彼のセリフは微妙にカタコトで、少しカタカナ混じり。

 
ガルーダを倒した後、塔の崩壊が始まりグランス公国への道が崩れたがヒーローを対岸へ投げ飛ばし、再びダイムの塔と共に地中へ沈んでいった。


マーシーがヒーローに着いて来られなかった理由は、ジャンプ機能が搭載されていなかったため。

  • それを隠し「ヒーローを投げ飛ばした後自分もジャンプする」と嘘を言って彼を救う、という展開が作中の名シーンたる所以としてファンに語り継がれている。

    「またいつか‥
    アエるよ‥‥


言葉をしゃべる事が出来ないチョコボだけでなく、心を持たないであろうマーシーもヒーローを「世界の希望」と信じ、自分の命を犠牲にしてヒーローが進む道を開いてくれた。
そうした者たちの助力はプレイヤーにとっても「負けられない理由」となり、世界を救う原動力となるのである。

余談

2003年発売のGBA『新訳 聖剣伝説』ではジャンプ出来る様になった為理由が「ダイムの塔でしか動けない」になってしまった。
結果、新約が原作ファンから改悪の塊と評される原因のひとつになった。

  • ただ、新規からはそこそこの評価ではある。
  • ストーリーの改変そのものより、
    ジャンプが障害物の移動以外ではほとんど用いず、もっさりでストレスも大きい蛇足的なシステムという印象を受けやすい為、
    「こんなシステムのためにストーリー変更されたのか」という印象が改悪として挙げられやすい理由かもしれない。
    • 実際の所、悲劇的な別れのイベントの勢いで押し切っているものの「ジャンプ出来ないから」と言う理由は大分メタくてシュールだと思う。
      GBの荒いグラフィックなら誤魔化せてもGBAクラスだと厳しいし、改変も妥当ではないだろうかと言う気はする。
  • 理由が「ダイムの塔にしか居られないため」に変更された…という建前だが、何故か地下大河や海底火山にも同型機が出現する。
    • 彼らも極地適応型でとか何かしらの理由で、そこ以外では活動できなかったりするのだろうか?
  • 基本的に『FF外伝』に忠実な後の携帯電話アプリ版やスマホ・Vita版ではGB版と同様の設定・ストーリー展開なので念のため。