直訳するとお宝。
FF12
FF12における宝箱の総称。
基本的に固定ではなく、ランダムで出現、さらに中身もランダムで変化という非常に運任せな内容。
中には、100%同じ中身が出てくるトレジャーも存在する。
強力なアイテム程出現率が低く、もし出ても違うアイテムが出てくると泣きそうになる。
おまけに特定の場所のトレジャーを取ると、それに対応したトレジャーが消えてしまう
「連動」という謎の仕様もセットでついてくる。
これのせいでナブディスの矛を取り逃したアスリート達は数知れず。
通常時
出現率→ギル率→50%の確率でAかB(ダイヤの腕輪を装備している場合通常90%レア10%)
- 形状は宝箱というよりかは縦長の壺(袋)のような感じである。
クリスタルグランデやギルヴェガンのものは宝石のような形で、ミリアム遺跡やレイスウォール王墓などのものは飾り付きの箱。 - 一番見かけるタイプは虫のように足が四つ付いているやや気持ち悪い形状のものだろうか。
トレジャーを設定した伊藤氏によると、
「トレジャーにしても何にしても、プレイヤーに起こった出来事を運命的なものとして受け入れて
ゲームを進める楽しみを盛り込んだつもりだった。」とのこと。
インターのジョブ変更不可も、
昔のゲームに見られた『リセットしてもやり直せない』緊張感を復活させたかったかららしい。
- いざ蓋を開けてみれば、運命を受け入れられず泣く泣くリセットやマラソンを続けるプレイヤーが続出。
「だからこそ――あがくのだ!」 - 再出現するトレジャーからレアアイテムを入手しようと、何回もマップを切り替えるプレイヤーも続出。
ゲーム機にはマップの読み込みによる負担、プレイヤーにはマップの移動による無駄な時間を与えてしまう。
ゲーム機にもプレイヤーにも好ましくないシステムである。- とは言え、リセットやマラソンが必要なのはあくまでも確率の低いレアアイテムの収集や、その時点での店売り装備の性能を大きく超える強力な装備を狙う場合のみ。
通常プレイの範囲内では無理なマラソンはせずともクリアは十分可能。
初回プレイの序盤では積極的に拾うもののギルやポーションばかりで中盤以降はあまりトレジャーに執着しなかった、というプレイヤーも多いと思われる。
むしろ、その「積極的に拾う序盤のトレジャー」が最強武器とリンクしている(それもゲーム中で完全ノーヒント)事が最大の問題かもしれない…
- とは言え、リセットやマラソンが必要なのはあくまでも確率の低いレアアイテムの収集や、その時点での店売り装備の性能を大きく超える強力な装備を狙う場合のみ。
初期レベルプレイを筆頭としたやり込みでは自ずとマラソンが必要になる。
高難度ダンジョンの中を初期レベルでマラソンすることを強いられるわけで、精神的にも疲れる。
速度と確実性が求められるリアルタイムアタックでは、トレジャーに頼らない戦略が求められる。
トラップの上に乗っているものも多数ある。一見、トラップを発動させず取るには浮遊やトラップ無効化が必要なようであるが、実はギリギリまで接近すればトラップを発動させないままトレジャーを取得することができる。
FF12IZJS
トレジャーの位置、中身がオリジナル版とは大分異なっている。
そしてランダムトレジャーはさすがに不評だったのか、
こちらでは中身が強力な装備品の場合、固定トレジャーである場合が多い。
他にもナブ矛のリンクトレジャーも廃止されたりと、若干親切設計になった。
ただし、IZJSでのみ登場の透明武具のステルストレジャーだけは、以下のとおり嫌がらせの様な確率に設定されている。
ジャンダルム:1/2500
トランゴタワー:1/5000
ザイテングラート:1/10000
- しかし苦労に見合うぶっ飛んだ性能である為、挑戦してみるのも良いだろう。
- 上記の3つには量産法がある。
無印版ではマップを3回切り替えると再出現の判定が行われていたが、
IZJS版では1回切り替えるだけで判定が行われるようになった。
出現率の低いトレジャーも隣のマップと行き来すれば、そのうち出現する。
また、トレジャーの数自体も大幅に増えたため、毒消しなどの消費アイテムが大量に手に入るようになった。
- それでも最強の矛&盾の出現率1%を始めとして5~25%のトレジャーはかなり嫌らしい。
ゲームの攻略情報を見ていない人、初見プレイなどでは前者は運が良くないと入手はまず無理。
後者も場所が分からないトレジャーを偶然発見するか
同じエリアを何度も隈なく探索しないと入手は難しい。
トレジャーの存在を知っている人は入手するために無意味なマラソンを強いられる。
確率にも依るが運が悪いと30分から1時間粘っても出ないこともある。
最強の盾については終われば二度と行かない場所にあるなど
無印の最強の矛と同様嫌がらせに近いものを感じる。
物語途中に出現する装備の入ったトレジャーは確率でも問題ないだろうが
再入手不可なレアトレジャーは100%にできなかったのだろうか…
FF13
球状のトレジャーボックスが宙に浮かんでいる。
中身は固定で完全に普通の宝箱の代わりといえる存在となっている。
モンスターが近くにいるトレジャーボックスはロックがかかっているために開けることができない。
FF13-2
基本的には前作と同じなのだが、新たに立方体状のトレジャーボックスが登場した。
球状のほうは1つの場所にあれば他の時代にいっても同じ場所に出現するのだが、
立方体のほうはその時代にだけ出現するという特徴がある。
また、球状のものと違って立方体のほうは開けると箱自体が消滅する。
なお、立方体のものは特定の条件を満たすと新たに出現することがある。
基本的には現在地の近くに出現し、稲妻が落ちたような音もするので見逃すことは少ない。
トレジャーボックスの中には半透明になっているものや光に包まれているもの、直接とることができないものもある。
半透明のものはモーグリハントで、光に包まれているものはモーグリハントSPで実体化させることができる。
近くに行けばモーグリが反応するのでそれを目安にするとよい。
直接とることができないものはモーグリ投げでとることができる。
FF15
宝箱は登場せず、地面の青く光るトレジャースポットからアイテム・食材・塗料鉱石を入手できる。
稀に赤く光るトレジャーも存在する。
サブクエストのキーアイテムはオレンジ色に光る。
また、「トウテツの牙」「さびた金属片」といったような直接役に立たないアイテムが「トレジャー」と総称される。
魔法精製の素材に使ったり、金策のために売却される。
FFT
マップに設置された宝箱は登場せず、地面に埋まっているアイテムがこう呼ばれる。
アイテム発見移動が無いと見つけられない。
一般とレアがあり、レアを拾うにはBraveが影響する。