システム/【バトルリプレイ】

Last-modified: 2020-09-24 (木) 03:41:51

FF14

パッチ4.2で実装された機能。正式名は「コンテンツリプレイ」。パーティ全員の同意を得たうえで機能をオンにして戦闘を開始することで、リプレイ映像を記録して宿屋で見返すことができる。
パーティメンバーの名前はマスクされる他、リスタートのタイミング等で自動的にチャプター分けされる。動画キャプチャソフトが無くても戦闘を見直せる上に、単なる動画では不可能な「他人やエネミーからの視点」でも見られる便利な機能だが、

  • 録画できるコンテンツは特定の1~2種類
  • セーブ領域は全部で3つ
  • アップデートのタイミングで以前のリプレイデータは再生不可能になる

…といった制約もある。どうやら記録されたデータから戦闘を再現しているらしく、メンテナンスを挟むと結果が変わってしまうようだ。


初期は倍速再生や再生途中でのグループポーズ(SS撮影モード)にも対応していたのだが、負荷がヤバかったのか途中でオミットされた。

DFF

ディシディアシリーズにおける目玉システムの一つ。
自分が戦ったバトルのリプレイ映像を保存し、あとから再生できる機能。
バトル映像をリプレイとして保存するのは、対戦ゲームでは広く浸透している。
しかしこのシステムの特徴として、フィールド上の好きな空間にカメラを設置し、そこからの映像を映し出すことが出来る点が挙げられる。
これによりセンスと編集技術さえあれば、プロモーション映像並みの動画を個人で作り出すことが可能。


カメラの種類は計10種。似た名前のもあるが補完型カメラなど使用方法に違いがある。
ギリギリまで迫った映像や、逆に大きく引いた視点での戦闘風景、さらには対戦者を映さずに風景のみを撮ることも可能である。
そして複数のカメラを使い分ける事で、設置したカメラとカメラの間をスムーズに移動させることもできる。
使いこなせば迫力ある映像も撮れ、3D対戦アクションであるディシディアの特性を生かした機能と言えよう。
また動画を1フレーム単位でコマ送りすることも可能。
これにより細かな編集が可能な上に、攻撃範囲やフレーム判定を調べる上でもかなり重宝する機能である。
(攻略サイト等で書かれている各技のフレーム判定は、この機能を利用して調べているとのこと)
さらに記録・編集したバトル映像は、avi形式の動画ファイルに変換出来る。
この動画はパソコン等で再生可能であり、USBさえあれば専用機器がなくても対戦映像を動画サイトにアップする事を容易に行えるのが利点。
自前のパソコンソフトを使って映像にさらなる効果を付けたりするのもいいだろう。


また、カメラ編集モードではスクリーンショットを撮ることもできる。
カメラを動かして『R+△ボタン』で好きな位置から撮影することが可能。
撮った画像はJPEG形式で書き出され、メモリースティックに保存される。
かっこいい構図で撮ったり、面白画像ばかりを撮ってみるのも楽しみ方の一つ。
ちなみにこのカメラ編集時は自由に画面を動かせるため、各キャラクターの姿をミュージアムでは確認できない細部まで見ることができる。
キャラクターの造形をじっくり観察するのにも向いている。

  • 撮った画像はPSPのPHOTOフォルダでいつでも見れる。
    お気に入りの画像を壁紙にするのもいいだろう。

以上のことより、これ一つで様々な使い方のあるシステム。
コマの巻き戻しが不可などの扱いにくさ、編集操作の難易度などで敷居は高いが、その可能性は無限大。
ただ単にバトル映像を撮るのもよし、編集した映像で魅せるもよし、技の研究や好きなキャラの造形・動作観察をするのもよしである。
「編集なんて難しくてできねぇYO!」という人は、録画した対戦動画を2Pカメラに変更するだけでも結構違ってくる。
相手から見た自分の動きが分かるので、バトルの参考になるだろう。
「もっと編集について詳しく知りたい!」という人は、ネットで編集方法を調べるといい。
中には動画で易しく教えてくれているものもあるため、初心者でもそこそこに理解できる。
あと実際に触ってみるのが一番。習うより慣れろというしな。
ヘルプマニュアルのキャラ達が動画編集は茨の道だと言う通り、ガチでやろうとするとすっごい大変。
その分はまるとどっぷり浸かる奥深さ。自分の肌に合うかどうか一度試してみるといい。


変換機能により映像や画像を手軽に扱えることもあり、ユーザー間での公開などが盛んに行われている。
動画サイトを検索すれば、ディシディア関連の動画が大量に見つかるのはそのためである。
当然、画面右下にスクウェア・エニックスのコピーライトが表示されており、
全ての画像、動画はスクウェア・エニックスに著作権が認められているので誤解のないように。


ディシディアの魅力の一部とも言える機能。
これがあるからディシディアの対戦動画やMAD作品が多く作られたといっても過言ではない。
仮に新機種で続編が出るとしても、この機能だけは続投して欲しいと切に思う。


この機能は開発終盤にミスター皇帝こと池田氏が提案して実装したとのこと。
その際にはメモリースティックに動画を書きだすプログラムを新しく作ってもらうなど、SCEからも協力を受けたことを語っている。

UT版

バトルリプレイのセーブデータに自キャラと対戦キャラ、対戦マップ、対戦時間が表示されるようになった。
これにより、セーブデータを見ればおおよその内容が把握可能。
しかし数が溜まれば不便かつ、メモリースティックの容量を食うので適度な整理を勧めること。


他にはバトルリザルトの表示が高速ではなく、一つ一つゆっくりと流れるようになった。
この変更には批判が多い。

DDFF

多人数対戦機能の追加により、他者が行っている試合内容も保存することができるようになった。
気に入った試合があれば保存しておくといい。
自分のフレンドカードをインポートできるようになり、好みのゴーストを用意できるようになったのも大きい。
バトルリザルトの表示はUTと同様に遅いまま。