セリフ/【だからこそ―あがくのだ!】

Last-modified: 2021-12-14 (火) 07:26:08

FF12

戦艦シヴァでのバッシュのセリフ。
「現実が見えるだろう」というウォースラに対して力強く言い放った。
この場面はストーリー前半でも屈指の名シーンでプロモーション映像にも使われていた。


映像の尺の問題からなのか、他の意図があったのか、英訳では不思議な台詞になっている。
"I do know. All too well."では、ウォースラの"Why do this, Basch?
This struggle is futile. You must know where it leads!"
の意味を肯定しているだけではないのだろうか?

  • ボディーランゲージだろう。口で肯定しつつ、身振りで否定を示した。
  • あ、ホントだ。バッシュの名セリフなのに台無しだ。
  • 1つ句点を無視すれば「そんなことは百も承知だ」くらいの意味になるか。
    • https://eow.alc.co.jp/search?q=know+too+well
      know too wellは意味的にこれだろうね。少なくともtooはalsoの意味ではなく「~すぎる」の方。
      • 「百も承知だ」の方に同意で、肯定ではないと思う。
      • 原文の「だからこそ」も文面上はウォースラの発言を肯定することになっていて, それを踏まえて「あがく」という文意は英訳されても損なわれていないはず. ピリオドがダッシュであればよいのは事実でしょう.

バッシュのキャラクター性が端的に表れている。
帝国の支配に屈することなく戦い続ける。
 
ちなみにウォースラは帝国の傘下に入ることを選んだが、
これは勝てない戦いをしても民衆を苦しめるだけと判断したため。
バッシュとウォースラは真っ向から衝突するが、やり方が異なるだけで目指すものは同じ。

  • 物語のプレイヤーキャラクターとしては、どうしてもバッシュに肩入れしたくなるし、結果論としてはあがいた結果、帝国の支配からは脱したのだが、結局結果論なんだよね。民衆を護るためなら、はっきり言ってあがいて民衆にツケが回るような抵抗運動よりも(実際バハムートが堕ちたためにダルマスカ壊滅の危機になった)どっちを望むかって意見を聞いて回ればウォースラを支持する声のほうが多いと思うぞ。
    • 結果論というよりウォースラが裏切り者として死んだ後にアーシェは彼と同じ路線に転換している(動機は違うが)。
      それでダルマスカの地位が向上したのは帝国新皇帝ラーサーの方針が従来と180度変わった融和策を採っている結果。
    • この辺は実際難しく、友好的であればウォースラのような方針を取れるし、滅ぼされると思ったならバッシュの方針も取れる。ヴェインは帝国の危険となりうるものは全て踏み潰すタイプで、ラーサーは共に手を取り合おうと言ってくれるタイプで場合場合に応じて必要とされる意見は異なるだろう。友好的な相手に剣を向けるのは反感を買うだろうし、明らかに弾圧されていて黙っていろというのも反感を買う。ちなみにそもそもバハムート戦は、解放軍にまぎれていたロザリア帝国部隊が勝手に暴れた結果、オンドール侯爵が出ざるを得なくなっただけでダルマスカ側の意図した戦闘ではない。

との決着で華を持てたかもしれないが、バッシュ自体もこのシーン以降
特に印象に残る発言をせず、影が薄いと思うのは気のせい…?

アーシェの一臣下として、復讐に燃える彼女になにか精神的な進歩になりうるアドバイスを与える役とか与えてほしかった。

  • ヴァンがラーサーに武勇伝(?)を語ってるのを後ろからアーシェと見守りつつ
    「あのような未来も描ける」みたいなことを言ってなかったっけ。ゴルモア大森林に向かう途中。