セリフ/【わたしを助けてくれ】

Last-modified: 2022-01-05 (水) 13:44:45

LRFF13

エンディングムービーにて、ライトニングが望んだ本当の願い。
死の女神エトロがいなければ、新たな世界に生まれ変わっても、人は死なず、新たな命も生まれない。
そのため、ライトニングが死の女神となって、孤独の中で死と誕生を管理しなければならなかった。
そして、ライトニング自身も、それを受け入れていた。
しかし、ブーニベルゼの創った偽物のセラに、本当の想いを縛り付けていることを罵倒される。(ライトニングのためにあえて冷たい言葉を浴びせていた)
さらに、ルミナが幼い頃に捨てた自分の心だと気づき、願いを捨てることで真の孤独になることを恐れたライトニングは、

「私をひとりにしないでくれ……私を助けてくれ」

と今まで他人に打ち明けなかった本当の願いを口にする。


無印FF13からLRFF13まで、ライトニングは他人に対し、めったに弱さを見せることはなかった。
また、使命を果たすために、誰かに助けを求めることはあっても、自分の使命を投げ出したり、代わってもらうことはしなかった。
それは、セラを守って生きていくため、「大人」を目指した際に、自分の想いを押し殺して生きていくようになったためである。
しかし、自分の想いを捨ててしまえば、今度こそセラにもみんなにも会えなくなってしまい、死の女神となってみんなを見守ることではなく、みんなと共に生きることを望んで、助けを求めた。

  • このセリフを聞くと、普段ライトニングは強がっていたんじゃないかって思う。セラを自分ひとりで守っていかなきゃ、と思っていたんだよね…誰か、助けてくれる人もいたんじゃないかな。
  • LRFF13ではライトニングが、滅んでゆく世界の中で多くの救いを求める人々を助けていくが、その最後に救われるのがライトニングだと考えると感慨深いものがある。  

最終日の大聖堂前でのイベントでは、「私をひとりにしないで」と、ルミナが涙ながらに懇願する。
しかしこの時のライトニングは、縋り付くルミナの手を払い、死地へと向かっていった。
クライマックスへの伏線とも取れる場面。

  • まさしく使命を果たすために自分の望みを自分で拒んでいることを表している場面だろう。