キャラクター/【ルミナ】

Last-modified: 2023-11-24 (金) 16:04:39

LRFF13

セラとよく似た顔をした謎の少女。声優は伊藤かな恵
序盤から積極的に登場し、ライトニングに意味深な言葉を残して去っていく。
ライトニングを邪魔するような行動を取るが、時に謎解きのヒントを残すこともある。
クエストにも登場しており、彼女が問題の発端となることが多いが、クエストクリア時には彼女のおかげで成長できたと考えるキャラクターがたくさんいる。
敵とも味方ともとれないトリックスター的なキャラクターである。


世界を破滅させる混沌を操る力を持っており、混沌モンスターを召喚したり、いろんな場所に突然現れたりする。
そのほかにも、出処不明の道具をいろんな人に配っている。


実は孤独で生きるのが嫌。


その正体は、セラの想いを留める棺が実体を得たもの。
FF13-2のラストで、ライトニングは死んだセラの想いを自分の心に棺を作って留めた。
その後、ブーニベルゼに目覚めさせられ、解放者となる際、ライトニングの感情と共にセラの想いが入った棺も混沌に捨てられた。
しかし、混沌の中に存在していた死者たちがセラを守るために集まり、その結果ルミナが誕生した。外見は幼少期のライトニングの姿をしているらしい。

  • 以上の通り、混沌から生まれた存在であるため、神には見ることができない。
    物語開始の約13年前、ヴァニラファングが目覚めた前後に出現したという。
    数百年赤子の生まれない世界に突如出現したため救世院からは「奇跡の子」として扱われ保護されている。もっとも本人はそんなのお構いなしに世界各地に出現しているが。
  • 死者の魂が協力していただけの割には、神々の「心が見えない」という特性も知っており、偽物の予言の書まで召喚していたという証言もあることから、
    エトロの魂も協力していたのかもしれない。

このキャラクターには、さらに秘密がある。
彼女は、ライトニングが幼い頃に捨てた子供の心、本当の気持ちの化身のような存在である。
両親が死に、セラを守って生きていくために「ライトニング」という大人になったエクレールが捨てた心である。
最後は、自分の本当の想いを打ち明けたライトニングと一つになった。

  • 発売前からセラに似ていると指摘されていたキャラクターだったが、正確には、ライトニングの幼い頃の姿である。
    • 実際、つり上がった眉や強気な表情はセラよりもライトニングに近い。
    • 髪型がセラにそっくりだったのがミスリードの原因だろう。順番から言えばセラが幼いライトニングの髪形を真似たのだろうが。
    • 作中でもミスリードを誘うやりとりがあり、エンディングでようやく正体が明かされる。
  • 作中では、ずいぶんいたずらをするが、幼い頃のライトニングはいたずら好きだったのだろうか?
    • FFLの仮面の男FF4TAの悪カイン(それぞれ善・悪の心が純化)みたいに、
      童心が純化しているのではなかろうか。
    • よほど本当の想い(=幼かった頃の心)に気づいてほしかったのだろう。
      心理学的には、あまりにある感情を抑圧すると、それを気付かせようと無意識が暴走するケースもあると言われるし。
      そしてそれは姉の幼いころの姿を知っている、セラの願いでもあったのだろう。

人々を成長させるためにおせっかいを焼いたり、土壇場にならないとが言えないといった性格は
本人とあまり変わってないような気がしないでもない。


上述の通りサイドクエストでは彼女が起こしたトラブルに巻き込まれた人々を助けるものが少なくないが、
当の本人達は「自分のためにやってくれた」「ああ見えて一線は弁えてる」など意外と好意的な意見が多い。

  • ライトニングに対してはクリムゾンブリッツを折ったり、魔物をけしかけたり、救世院に聖宝を奪わせたりと、結構シャレにならない事もしているが……
    • 彼女の存在意義が「ライトニングに本心を思い出させる事」にあるので、あまりにライトニングが鈍感なため過激な行動に出ていると言える。ルミナ本人も「こういうことは自分で気づかないと意味がない」と言っているので、言葉で教えるわけにもいかないのだろうし。

会話場面では動作が少なく静的なライトニングに対し、表情を変えたり周囲を歩き回ったり動的である。


名前は『光、輝き』を意味する英単語luminousから。解剖学用語ではlumina=『管腔(管状構造の内側の空間)』の複数形だが、深読みすれば彼女は内的空間(=心)の集合体というべき存在であり、ダブルミーニングかもしれない。
そういえば、仲間に『光』の愛称で呼ばれるお姉さんがいるような…。