地名・地形/【ダムシアン】

Last-modified: 2021-10-27 (水) 12:15:55

FF4

ダムシアン砂漠の中央にある商業国家。王城はダムシアン城


約500年前、デラシネという交易旅団がオアシスに定住して小さな集落を築いた。
集落は旅の中継地点として旅人同士の交易の場になり、自然と市場が形成されていった。
しかし集落は何度もサンドウォームの群れの被害に晒された。

初代ギルバートとその一族も交易目的でダムシアンに来た商人であったが、
ダムシアンに到着した夜は、折りしもサンドウォームの群れによる襲撃中であった。
しかしギルバートが竪琴を弾きながら歌うと、サンドウォームは次々と砂漠へ帰っていった。
ギルバートの一族は長い歴史を持つ吟遊詩人の家系で、歌に不思議な力を持っていたのだ。
この事件は「言霊の夜」と呼ばれている。

人々はギルバート一族にダムシアンに留まるよう乞い、人々の願いに揺り動かされてギルバート一族も定住を決意した。
その後ギルバート一族は歌への信頼と商才により、仲買人の元締めの豪商として栄えていく。

さらにギルバート一族のダスターが砂漠の光を発見、それによって勢力を急速に拡大して
ダスターは初代ダムシアン王になる。


約350年前、ギルバート王はダムシアン憲章を定めて正式な国家としての体裁を整える。
またギルバート王が初めて通貨制の観念を導入した。
現代の貨幣単位であるギルは、このギルバート王にちなんで付けられたもの。


なお作中に登場するギルバート王子は7代目。


国家として存在してた頃のダムシアンは面積が36235平方キロメートルで、人口700人だった。少ないように聞こえるがこれでもこの世界ではトロイア王国に次いで第3位だったりする。
恒例の人口密度は約0.02。グリーンランド以下、もしくはフォークランド諸島の10分の1である。
しかしあの爆撃で国民が全部死に絶えたような気がしたんだが良く復興できたもんだなぁ。

  • 最初は何もないところで一から栄えた場所だから、重要な交易の場として復興も早かったのだろう。
     ファブールやバロンからの支援もあった。
    • SFC版のエンディングでダムシアン城にトロイアの神官もいたので、トロイアも協力してくれたのかもしれない。
    • あれ、本当にトロイアの神官?格好が同じだけってことは?
      • ギルバートが流れ着いて治療してもらったり、巨人との戦いや最終決戦でも協力してもらったりと何かと縁があるので、トロイアの神官がいてもおかしくはないだろう。

城下町がないのだろうか。商業国家なのに、店も見当たらない。

  • 国民の大半がキャラバンとして各国との通商に当たっているのではないかと。
    FF1のような極端な文化水準のある世界でもキャラバンは物資の流通に欠かせないことから、そうした形で各国に散らばる事でダムシアンが壊滅しても経済面で難を免れる事と、各国とのコネができる事などに通じる点で「最もたくましい国家」なのかもしれない。