FF5
FF5に登場するダンジョン。タイクーンとウォルスを結ぶ運河である。
風のクリスタルのジョブを入手した後、ゾックから鍵を貰って突入する。
ダンジョン自体は短く、完全な一本道なので迷うことはない。
出現モンスターはサッカー、オクトラーケンの2種類のみで、女性キャラにしか攻撃しない。
- 女性キャラ二人が戦闘不能の場合は何もしなくなる。
そして一本道の最後には、カーラボスが待ち構えている。
奴はボスキャラなので、男性キャラにも普通に攻撃してくる。
このダンジョンは、一度クリアすると二度と入ることができない。
GBA版ではサッカーとオクトラーケンを倒し忘れると、モンスター図鑑を埋められなくなるので要注意。
ファリスの性別が女だと判明するのはこの後に行くことになる船の墓場。
間近で見ている3人よりも早く気付いたモンスターたちが凄いのか、モンスター以下の観察眼しか持たない3人が情けないのか…。
という訳で、つまりここのモンスターが「女性しか狙わない」というのは、
ファリスが女性である事が判明する事への伏線である。
- でも、高々2~3回程度のエンカウントじゃ普通気付かないよなぁこんな伏線…。
- ここのモンスターが女性しか狙わないことは、トゥールの村の住人の一人が言っている。
伏線は敷かれているのだが、その人のいる場所は村の西側の別に行く必要がないエリアなので、存在自体に気づいてないプレイヤーは多い。
- ここのモンスターが女性しか狙わないことは、トゥールの村の住人の一人が言っている。
出現する雑魚モンスターはタコとイカ。どちらも「8ほんあし」「10ほんあし」と触手を用いた攻撃をする。その辺が「女性のみを攻撃する」理由かも。
オルトロスの先祖だったりして…。
- 女性しか攻撃しないのは海の神様が怒るから女は船に乗せてはいけないという中世の迷信が元かと。
- 葛飾北斎の「蛸と海女」が元ネタかもしれない。
レナかファリスをモンクにしておけばカウンターで敵をバキバキ殴ってくれる。
- 2人をナイトにしておけば「まもる」で完封できる。
シルドラがカーラボスの道連れになってしまうという、序盤にしていきなりの悲しいイベントが発生する。
シルドラの悲しい鳴き声が涙を誘う。
宝箱は無い。
けど後半世界が激変しても運河はそのまま。運河はあるのに船でガスガスやっても入れなくて歯痒い思いをした人は居るはず。
タイクーン側には水門があるが、ウォルス側にはない。タイクーンがウォルスからの船を一方的に締め出すこともできるわけか。
- もしかしたらウォルス側のものはカーラボスによって壊されてしまったのかも知れない。
『特定のキャラにしか攻撃しない』という仕様は他に、性別で対象を限定するものとしてラミアやブランドラミアの誘惑がある。誘惑は男性にしか使われない。
トルナ運河の敵は、内部的には「 [攻撃目標設定: 女性キャラクタの誰か]」になっている。
- 前作FF4の時点で、モンク僧が特定のキャラクターだけを狙って攻撃するという仕様は既に存在していた。
プログラム的にはそれほど難しいというわけではないのだろう。 - FF5ではPTメンバーの方に性別フラグを用意しておき、攻撃側の攻撃対象を「女性」に限定するという処理が考えられる。
- FF5で言えば他には、「戦闘不能状態のキャラだけを狙う」(リディクルの死者の踊りなど)や、「前列だけ(後列だけ)を狙う」(シヴァのブリザラ)などもある。
この運河なんと山を貫いている。
もっと掘りやすい場所があったろうに、元々谷間を渡る川があり、それを拡張して運河にしたのかも知れない。
FFRK
FF5のダンジョンとして登場する地名。ボスはカーラボス。