書籍/【RPG秘宝館】

Last-modified: 2011-05-30 (月) 00:50:27

1989年発行。当時の人気RPGのアイテムを独自の観点から考察した本。
著者は「RPG人名録」「RPG風雲録」と同じく、まないたさんぞう。

因みに値段はどのゲームでも全て「G」で統一されているので、恐らく「ゴールド」と思われる。
ゴールドとギルの為替レートが知りたい…。


FF1

エクスカリバー
1m/4kg/15,000G
説明は、まるっきりアーサー王と円卓の騎士伝説について。
唯一FFらしさが垣間見えるのは、在り処が「カオス神殿」になっている辺りか(本当はドワーフの洞窟)。
因みに名刀の引用で「ムラマサ」の名が上げられているが「ムラサマ」となっている。
原典に忠実に表記したのか、それとも単なる誤植なのかは定かではない。


ネズミのしっぽ
5cm/10g/0G
一見何の変哲もないネズミのしっぽだが、よく見れば見るほどネズミのしっぽだ。
…つまり、ネズミのしっぽ以上でも以下でもない、と。
しっぽの断面には、普通は誰も気付かない程小さく、バハムートが刻んだと思われるドラゴン文字が書いてあるらしい。


潜水艦
10m/700kg/100,000,000G
「試験航海では空気の素を小さなビンにおしこんだものを使ったようですが~」という説明以外は、タルで作られた事すら全く無視されている、普通の潜水艦。


水晶の目
15cm/500g/400,000G
目を瞑ってこの水晶に意識を集中させれば、周りの風景はおろか離れた場所ですら一望することが出来る。
中央にある黒色の部分が人間の瞳を連想させる。

FF2

飛空船
50m/10t/1,000,000,000G
出典は「ファイナルファンタジー」だが、登場場所は「フィン城近く」。
更に太古のパラメキア帝国では、この飛空船より更に巨大なものを建設していたらしい…という説明から、IIのシドの飛空船だと思われる。


アルテマの書
16cm/700g/7,000,000G
文字:羊皮紙に血文字で書かれていて、何千年たった今日でも色あせたりしていない。
表紙:本皮の重厚な表紙は如何にも高級感をだしている。金糸で刺繍されたタイトルは古代文字。
しおり:今日はここまでというときに便利な金のしおり。
箱:いかなることがあっても本を守る魔法のかかった箱に入っているぞ。
この魔法は“ある勇者”の手に渡り、パラメキア帝国をうちたおしたのだそうな。