武器/【ネタ武器】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 00:09:04

当たり前だが「ネタ武器」というのは公式名称ではない。念のため。


FF7

FF7で各キャラにそれぞれ一つ用意されている武器。
総じてマテリア穴が無いが、同時期に手に入る武器に比べて攻撃力が二回り高く、クリティカル率も高い。

明らかに武器じゃなさそうなモノも多いが、こんなモノにまで高い攻撃力を与える7の世界が物騒なのか、こんなモノでそれなりのダメージを与えるメンバーが凄いのか。
これらの武器で倒されるセフィロスはちょっと可哀想である。

  • レッドIIIXの武器は厳密には武器ではなく、自身をアクセサリーで飾り立てることで勇気を鼓舞して力を高めるためのものなので別段おかしくはない。
    敵への攻撃モーション自体は体当たりだし。
  • おかしいのはティファとかシドでは…。

ユフィがマテリアを盗むイベントで重宝しそうだが、ほとんどが古代種の神殿で入手するアイテムのためタイニー・ブロンコ入手直後にイベントを起こすと持っていない。
タイニー・ブロンコ入手後、古代種の神殿攻略前で入手が可能な物はモップ(ボーンビレッジで発掘)、アンブレラ(シューティングコースターの景品)、そしてスーパーボール(コンドルフォートのシミュレーションバトル勝利時)のみ。
それぞれ寄り道が必要だったり入手困難な物のため、イベント時には使えないことが多い。
何よりユフィ当人がいないのにスーパーボールがあっても。

  • その上、買えるのはメテオ後のジュノンだということもユフィイベントから遠ざけている原因と思われる。
  • ボーンビレッジでの発掘は古代種の神殿クリア後でないと不可なので、モップの入手もそれ以降。クリア前に可能なのは買い物のみ。
    • よって、最初から使えるものはアンブレラのみ。
  • ウータイ内でかんざしが拾えるのでレッドXIIIはメンバー候補。
    まあ、厳しい道中では使えないし、それより攻撃性能のよいセラフコームも持っているが。

日常品のほうが並みの武器より強いというのは4の包丁にも言える。
前作6ではタイガーファングが最強武器の1つだったのに7では軍手のほうが圧倒的に強かったりする。
どんな軍手だ。古代種恐るべし。


一般の武器に比べて攻撃力が高いだけでなく、クリティカル率・命中率も異様に高い。
命中率は、クラウドとヴィンセント以外の全員のそれが、系統内で一番高い数値を有している。

  • ティファも命中率255のアイツがあるため1位ではなく3位タイの数値。
  • 攻撃力が高いとはいえ所詮は中盤の武器なので、終盤の武器に較べると見劣りする。
    もっとも、ゲーム自体の難易度が低いので、ラスボスまでこれでいくのも難しくはない。

入手数の多い古代種の神殿のボス、デモンズゲイトは、魔法防御が異常に高いため、物理攻撃を中心に挑むのが望ましい。
なので、入手タイミングは案外理にかなっているのかもしれない。


コンピューターRPGにおけるネタ武器の元祖と言えば、やはり“ウィザードリィに出てくる「カシナートの剣(Blade Cusinart)」とは、クイジナート社製のフードプロセッサーである”だろう。
なにしろ、冒険者たちはフードプロセッサーを手に怪物どもと戦っていた事になる訳でw
>こんなモノにまで高い攻撃力を与えるFF7の世界が物騒なのか、
フードプロセ …もとい、カシナートの剣がWIZの世界では高い攻撃力を誇る武器なのだからこんなモノが7の世界では高い攻撃力を誇る武器というのは物騒な事ではな…いや、あるかw

  • ひょっとして「おたま」や「ほうちょう」や「あいのフライパン」も“調理器具繋がり”でカシナートの剣が元ネタなのか!?(←考え過ぎw)
  • 「カシナートの剣」自体由来こそネタであるが威力自体は安定しており、これを装備すれば安定して戦えると言われる代物だった。
    また「フードプロセッサ」という元ネタの性質上、シナリオ#4「ワードナの逆襲」ではとあるキーアイテムを作る時の「かき混ぜ棒」として必要となった。
    しかしシナリオ#2「ダイヤモンドの騎士」やシナリオ#5「災禍の中心」でさらに威力の高い武器が出てきたり、和製wizにおける武器の強さのインフレ傾向に巻き込まれ、「カシナートの(金)券」などと揶揄されるレベルに落ちぶれた。

一品物のアンブレラや軍手・かんざしを除けば「なげる」対応武器としては値段が比較的安く、攻撃力も高めなので制限プレイ等の際には攻撃アイテムに代わる単体攻撃用の武器として役立つかも知れない。
総合的なコストパフォーマンスでは釘バットの方がちょっぴり長じているが、どれも十分活用できるレベル。

FF7R

リメイクではクラウド用に釘バットが実装されている。
ブレイブモードの強攻撃が専用モーションになるという特別仕様。

FF7R2

残念ながらリバースではネタ武器は実装されなかった。
一応、コスタ・デル・ソルでのイベント時にクラウドがビーチパラソルで戦闘するシーンがあるが、イベント中のみの特例となる。


ネタ武器とはちょっと違うが、バレットの近接用武器もリバースではオミットされてしまった。
とっしん攻撃のモーションや武器アビリティは健在なので、近接戦闘ができなくなったわけではないのが救い。


リバースでは古代種の神殿以降がゲームのクライマックスであるため、流石にそこで釘バットやロケットパンチが出てきたら興醒めではある。
バレットに関してはダインとの一騎討ちという最大の見せ場もあるため、そこで突き付けるのが砲丸だったりしたら…。

DCFF7

銀玉鉄砲のかわりなのかおもちゃの銃が登場。
軽いが言うまでも無く、精度や威力は無い。
本編時と違って使えない・ただのネタ、と思いきや鍛えていくと


全く使えないわけではない。
魔法重視のカスタマイズなら、その軽さを活かせる。
おもちゃなのに実弾を撃つことができる。

CCFF7

武器/【ビーチパラソル】

余談

その後シリーズを重ねるごとによって、7のネタ武器が普通に出てくる作品もあれば、FFCCのようにあらたなネタ分類(おたまなど)も登場している…のだが、この辺になると公式でネタとして出している、と見てもいいのかわからなくなる。

  • 昔から包丁等の変な武器は多い、単なる遊び心だろ。
  • KH358/2daysでは追加キャラを除く全キャラがネタ武器を使えるようになる装備があるし、アンブレラも出てるな。
  • 武器ではないがFF9の南国気分シリーズも似たようなもんだろうな。
    もっともこっちは何の役にも立たない純然たるお遊びグッズだが。
  • FF11だと公式イベント報酬などでユニークなグラフィックの装備がたくさんある。