ミニゲーム/【コンドルフォート】

Last-modified: 2024-03-22 (金) 17:46:20

FF7

同名の地名、コンドルフォートで遊ぶ(戦わせる)事が出来るFF7のミニゲーム。
兵を配置し、下から攻めあがってくる神羅の兵隊を迎撃・殲滅するのが目標。
上まで攻め込まれるとパーティがボスと戦うことになる。
最後のヒュージマテリア防衛戦以外は負けてもストーリーに直接影響は無いが、攻め込まれると戦利品が実質バジリスクの爪になってしまう。


ストーリーの進行とともにミニゲームのレベルが上がり、合計7つのレベルがある。
レベル7はヒュージマテリア防衛戦であり、特定の時期になると強制的に発生する。
レベル1~6で勝利時に手に入るアイテムの中にはスーパーボールなどもあるため、結構手間だが、折を見て様子を見に行くと良い。
レベル7が終わると二度と発生しなくなってしまう。

  • スーパーボールは後々店売りされる武器なので無理に取る必要は薄い。
    とはいえここで入手できると中々強力なので挑戦するかはお好みで判断するといい。

レベル7で敗北するとヒュージマテリアを奪われた上、フェニックスのマテリアの入手も困難になる。
とはいえ、CMD.グランドホーン戦で全滅しないと敗北扱いにならない上、ヒュージマテリア防衛戦では敵を完封するよりも敵を小屋に攻め込ませて主人公達で倒し、インペリアルガードを手にいれる方が貰えるアイテムが増える。
小屋に攻め込まれようが撃退さえすれば住民達の反応も変わらないので、知ってるプレイヤーは防衛戦では敵をわざと招き入れたりする。


ヒュージマテリア防衛戦のCMDグランドホーンのみ、恐らく100%の確率でインペリアルガードを落とす。
解体真書やINT版に付いてくるパーフェクトデータディスクでは、他のLVのCMDグランドホーンもインペリアルガードを落とすとあるが、これは高確率でガセである。
ヒュージマテリア防衛戦以外ではINT版でも落とさない。


コンドルフォートでしか手に入らない個数限定のアイテムは、ヒュージマテリア防衛戦のインペリアルガードとフェニックスのマテリアとヒュージマテリアの3つのみ。
防衛戦以外で手に入るアイテムはあれば便利という程度なので、ミニゲームに興味が無かったり、面倒臭ければ無視してしまっても構わない。
正攻法でいくと結構な兵数が必要で費用がかさみ、そのくせ意外とあっけなく負けてしまうこともある。
案外骨のあるミニゲームになっている。

  • 逆に金に糸目さえつけなければ基本的に物量で押し勝つ事が可能だったりする。
    所詮世の中お金なのかも知れない。
  • 必ずやらないといけないのはヒュージマテリア防衛戦の一回のみ。
    しかもその1回は上記の通りわざと攻め込ませてインペリアルガードをいただくのがお得。
    それ以外の時点でやっても、戦利品は大したものはないし、それによってストーリーに影響があったりもしない。
    ストーリーをちょっと進めるごとにコンドルフォートにいちいち戻る手間と、かかるお金を考えると、真面目にやる意義は微妙である。
    もし防衛線以外で勝利するごとに戦利品がレベルアップし、できる機会全部で勝利すればレアな武器やマテリアが手に入る、
    とかだったらやるプレイヤーが一気に増えたと思うのだが。

基本的に使うのはアタッカー、ディフェンダー、シューターの3ユニット。
岩落機や投石機系も使えるには使える。
リペアラーとワーカーは本体の性能が低く、使いこなすにはコツがいる。

  • 敵ユニットはコマンダー(鈍足ボス)、バーバリアン(間接攻撃)、ビースト(鈍足高火力)、ワイバーン(速攻)の4種類。
    味方ユニットの特徴は以下の通り。
    • ファイター(400G)…標準的。得意なユニットも苦手なユニットも居ない。
    • アタッカー(420G)…移動は速いが火力は低め。ビーストが得意でバーバリアンが苦手。
    • ディフェンダー(440G)…火力と体力は高めだが移動が遅い。バーバリアンが得意でワイバーンが苦手。
    • シューター(520G)…間接攻撃が可能だが、体力・火力共に低い。ワイバーンが得意でビーストが苦手。
    • リペアラー(480G)…味方の体力回復が可能。自身の体力は低く攻撃も苦手。
    • ワーカー(400G)…地雷を設置可能。地雷の威力は高いが本人の攻撃力は低い。
  • 設置系ユニットは移動不可な上に脆い。目前にディフェンダー等の防衛戦力を置いておくと良い。
    • 岩落機(480G)…射程内の敵全てにダメージを与える。
    • 三連岩落機(1000G)…岩落機よりもコストが高い分、威力と射程も上。序盤の内は使用不可(Gから解禁)。
    • 投石機(480G)…岩落機よりも遠くの敵を攻撃できる。ただし放物線軌道を描くため、接近されると無力。
    • 爆弾投石機(600G)…投石機よりも高威力かつ攻撃範囲も広い。ただし投石機と同じく接近されると無力。序盤では使用不可(Dから解禁)。

アタッカーとワイバーン、ディフェンダーとビースト、シューターとバーバリアンがそれぞれ対の性能になっている。
またアタッカー>ビースト>シューター>ワイバーン>ディフェンダー>バーバリアン>アタッカー……という力関係になっている。
速攻型は重量型に強く、重量型は射撃型に強く、射撃型は速攻型に強いという三すくみである。


画面上の敵ユニットを全滅させれば勝利となるので、最速のアタッカー1体で下降していき、敵の発生源に十分近づいてからユニットを集中配置すれば短時間で勝利できる。

  • 非常に財布に優しい戦術でもある。3000ギルもあれば最終戦でも余裕。しかし攻略性皆無であっけない。
  • 配置可能エリアの一番下にユニットを配置すると配置可能エリアが広がるので、配置可能エリアの一番下に一体ずつリレーするように配置していくとそのうち全体にユニットを配置できるようになる。
    これを利用して速攻で敵を全滅させるのがおそらく一番早い攻略法。

作りこまれたミニゲームの中では、唯一ゴールドソーサーでプレイできない。
所持金を消耗したり攻め込まれるとバトルが始まる仕様がまずかったのだろうか……。

  • ゲーム中では、費用がかさんだり、わざと失敗したほうが得だったりするので、ミニゲームだけをじっくりと楽しみたかったプレイヤーも多かったはず。
    少し勿体無いゲームである。

ゲームのジャンルとしては、RTS(リアル・タイム・ストラテジー)ゲームと呼ばれる。
後の聖剣伝説 HEROES of MANAなどは、このコンドルフォートの経験を活かして作られたのだろうか。

  • タワーディフェンスではないのか…。
    • タワーディフェンスはリアルタイムストラテジーの一種なので間違いではない。

英語版では撃退時にもらえるアイテム表示(同じ軍隊が上ってくる2回目以降?)にいくつかバグがある(Windowsダウンロード版)。
エクスポーションは台詞すら表示されず、小さな空欄が…。
アイテム自体はきちんと手に入る。


砦の防衛軍に資金を提供し、彼らに代わりに戦ってもらうこともできる。1回あたりの費用は3000ギル。
戦闘を放置したままでいると自動的に防衛戦闘を行う。この時資金が足りないと敗北扱いとなるが、特にデメリットはない。

  • 初期資金は15000ギルあるので、5回までは放置しても問題ない。
  • 資金残額が30000ギル以上になると「もう十分だ」と言われ、それ以上提供することはできない。
    少額ずつ調整するなどして資金が32768ギルを超えると、超過分は(彼らの懐に?)消えるので注意。
  • 余った資金は最終戦の直前に全額返金してもらえる。

ストーリー一周あたり最大で15回プレイできる(最終戦含む)。
プレイ可能になるタイミング、およびその際のミニゲームのレベル等は以下。
なお、完全に回数は時期ごとに固定化されており、シナリオを進めるとプレイに拘わらず進行してしまう。
(スーパーボールを入手する場合、最低でもIから始めないと間に合わない)

  • クリア後にシナリオ進行度の値が変動することで機械的に再発生する。そのため、一連のイベント途中など不自然なタイミングで再発生することがある。
    • 理論上は再発生の度に戻ればこれ以上プレイすることが可能だが、実際にはフィールドに戻れないケースが多く、最速で戻った場合のプレイ可能時期が以下の表である。
  • 完全勝利時の戦利品とボスのドロップの両立は不可能。
  • 赤文字は優先戦利品。
  • B、Cではクラウド一人となるため、攻め込まれた際一人でボスと闘うことになるため注意。
  • ギ族の洞窟関連のところ(D、E)は、バギーが壊れると洞窟をクリアするまで修理できず、行けないので注意。
    コスモキャニオンの手前でバギーを降りる必要がある)
タイミングレベル(敵パターン)戦利品(完全勝利時)ボスLv.(ドロップ
A.初訪問時~ボトムスウェルを倒しておばあさんの家で休む前まで1マジックコーム19(バジリスクの爪
B.ボトムスウェルを倒し一夜明けた後(クラウド1人)~入り江にいるプリシラに話しかける前まで2安らぎの指輪19(バジリスクの爪)
C.プリシラからイルカの笛をもらった直後~笛を吹いて柱の上の『ボウ』に乗る前まで2エーテル×319(バジリスクの爪)
D.バギー入手後~コスモキャニオンでレッドXIIIに話しかける前まで3ラストエリクサー
E.コスモキャンドル会話イベント直後(レッドXIII固定)~ギ・ナタタク戦前まで3ハイポーション×5
F.ギ族の洞窟クリア後~ロケット村でシドの家裏庭でタイニーブロンコを見るまで3ハイポーション×5
G.ロケット村でシエラとの会話イベントを見た~ロケット内のシドと会話後再度シドの家に入る前まで4スーパーボール
H.タイニーブロンコ入手後~ディオの展示場で挑戦を受ける前まで4エーテルターボ×3
I.デートイベント後~古代種の神殿内部侵入前まで4エーテルターボ×3
J.古代種の神殿クリア後~ルナハープを入手して眠りの森に入る前まで5エクスポーション×5
K.ルナハープ眠りの森の封印を解いた後~忘らるる都の民家で休む前まで5エクスポーション×5
L.忘らるる都で休息し、夜中に目覚めた後~水の祭壇手前の足場付近に行く前まで5エクスポーション×5
M.エアリス死亡イベント後~竜巻の迷宮黒マテリアを預けた後、奥に進む前まで6エリクサー×3
この間で参加不可能な自動戦闘が5回行われる。
N.ハイウインド入手後~ミディールでクラウドと再会する前まで6エリクサー×3
この間で参加不可能な自動戦闘が1回行われる。

ボスレベルはパーティメンバー3人の平均レベルによって変化する。

  • 平均レベル19未満の場合はレベル19(バジリスクの爪)
  • 平均レベル19以上24以下の場合は、攻め込まれるまでに倒したユニット数によって変動する(たくさん倒している場合25になる。バジリスクの爪狙いなら無抵抗を推奨)
  • 平均レベルが24より大きい場合はレベル25(なし)
  • 例外として、クラウド1人の場合はレベル19で固定される。

優先戦利品を獲得しなかった(そのタイミングで訪問しなかったorボスを倒してクリアした)場合、次回以降に持ち越される。
また優先戦利品それぞれの優先度は上から順番。
例えば、スーパーボールはGのタイミングで獲得できるが、さらに条件として「マジックコーム・安らぎの指輪・ラストエリクサーを以前のミニゲームで獲得している」必要がある。
多くの人が目指すであろうスーパーボールの取得には14回の内4回勝利すれば良い。
旅路を戻るには面倒臭すぎるタイミングはスルーすれば良し。A.J.N+1戦を推奨。

  • あとの1戦はオヤジ小屋に行けるバギー入手後がお勧め。

また最終戦に限り特殊で、以下で固定。優先戦利品ももらえない。

タイミングレベル(敵パターン)戦利品(完全勝利時)ボスLv.(ドロップ
シドがリーダーになった後7戦利品なし37(インペリアルガード※100%ドロップ)

参考

FF7R INTERGRADE

INTERGRADEに登場。Final Trailerにて登場が公開された。
分作一作目に追加要素を加えた同作ではまだ舞台がミッドガル故か、同名の現地で実際の神羅の兵隊を相手にするものではなくハイテクな卓上ゲームとして登場。
本家アバランチメンバーの一人ポルコが熱を上げており、作中で流行中のゲームと彼の人物紹介で言われている。
チャンピオンの商品にレアなマテリアが出るとのことでユフィも参加することとなる。

【視聴覚室】
(1分28秒から該当シーン)
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七番街で流行っているボードの上にフィギュアを載せて楽しむゲーム。
ジャンルとしてはリアルタイムで経過するボードにコストを払ってユニットを設置する所謂RTS。
たたかえるプレイヤーはキリエジョニー神羅課長ジェシーローチェウェッジチャドリー


プレイヤーはボードをまず選択できる。
ボードは使えるマテリア(一回だけ使える特殊効果)やユニット種類、ATBのたまる速度が異なっている。
ユニットには3種類の属性があり、それぞれ3すくみとなっており、飛行や移動速度など様々な特徴がある。
ボードやユニットは他プレイヤーに勝利で入手できる他、かめおじさんからコンドルコインで購入したり、ジャンク屋で購入したりできる。


召喚できる兵士・兵器にはアタッカー、シューター、ディフェンダーの3タイプが存在する。アタッカーはシューターに強く、シューターはディフェンダーに強く、ディフェンダーはアタッカーに強い。
また空中を移動する兵、地上を移動する兵、移動しない兵器・兵舎があり、鎮圧兵等空中を攻撃できない兵もいる。


基本的にはスピードボード系列などのATB速度の高いボードを使いつつ相手のデッキに有利な属性かつ使いやすい強力なユニットを使うだけで勝てるがチャンピオンのチャドリーだけは別。
ATB速度が異様に早く、凄まじい物量で攻めてくるため苦戦必須。
マテリアやコスパのいいDユニットのグレネードソーサーや重装甲戦闘兵で妨害しつつ、拠点のみを狙うガードハウンドで速攻勝利が比較的安定するか。
ただ、勝利時に入手できるマテリアはAPアップなので苦労する価値はある。

  • どんな相手であっても戦闘員だけは入れておく価値がある。召喚コストも低くHPが高いため、戦線を維持しやすい。

オリジナル版の同ミニゲームは現地住民と実際の神羅の兵隊の命がけの争いであるが、流行中のゲームとしての登場している辺り、現地の動向が気になる所だった。

  • なお、チャドリーのセリフからすると、ウータイの堕落作戦への対応策として広められたゲームであることが示唆されている。

FF7R2

今作でも登場。
ジュノンエリアのエンシェントマター関連のワールドレポートとして遊ぶことができる。
前作インターミッション同様にRTSのボードゲームだが、なんとエンシェントマターの力でクラウド、ティファ、バレットの三人はゲームの世界に吸い込まれてしまう。

  • このときのクラウドたちはオリジナル版FF7でフィールド時風の懐かしいローポリ姿になる。

本来はただのゲームだったそうなのだが、隊長なる人物が来たことでコマが意思を持った不思議な世界が形成されたらしい。

  • なお、この隊長は隈取風の顔だったり、多腕だったり、聞き覚えのある声をしていたり、どことなく間が抜けていたりする。
    その正体は、案の定…

基本的には前作と同様のシステム。
違いとしては前作のマテリアは廃止となり、変わりに一定の属性のユニットを召喚し続けると強力な性能のヒーローユニットを呼び出せるようになった。
また、デッキもプリセットのものを選択するシステムに。

  • 一度クリアするとさらなる高難易度のミッションモードで遊べる。

こちらのコマはオリジナル版コンドルフォートに登場したユニットと同じになり、前作の神羅兵系のユニットは敵側のコマとなった。
敵のコマにはバーバリアンやビーストといったオリジナル版の敵ユニットも含まれている。


意外と強いのが投石器やバリスタ。
ディフェンダーなどを盾にしながら後ろに置くとかなりのダメージを稼いでくれる。


クラウドも新兵の頃に訓練の一環としてやっていたらしい。


なお、実際のコンドルも登場するが基本的には無関係であった。


FF7R2のミニゲームの中でも難易度が高めな部類に入り、発売当初からSNS等で不満の声があがっていた。
その緩和策として、3月21日に行われたアップデート(Ver1.020)ではカスタマイズ画面に難易度設定が追加された。
同じく難易度が高いミニゲームである【ガンビットギアーズ】にも同様の処置が施された。

  • アップデート前の時点でも、ゲーム全体の難易度をEASYにすればATBの回復スピードがはやくなるという仕様があったが、知らなかった人も多いかもしれない。