裏技・バグ/【バトルモードワープ】

Last-modified: 2021-05-13 (木) 12:52:34

FF7(PC版・スマホ版)

PC版FF7で行えるワープバグ。通称「BMW」。
「バトルモードワープ」という名称は、FF7においてリザルト画面が出ない等の特殊戦闘が「バトルモード」と呼称されていることが由来。
本項のワープ技で利用するカームの回想イベントの他、闘技場などの戦闘が該当する。

  • PS4版では使用できないが、スマホ版ではPC版同様に実行可能な模様（参照）

　
通常バトルモードワープ(OBMW)と拡張バトルモードワープ(EBMW)の2種類があり、それぞれ実行方法が異なる。

通常バトルモードワープ

「Ordinary Battle Mode Warp」、通称「OBMW」とも呼ばれている。
　　
事前に以下のセーブデータを用意する。

  • データA：ミッドガル脱出直後、カームの回想イベント直前のデータ
  • データB：ワールドマップ上にてセーブしたデータ

まず、データAにて、カームでの回想中の写真撮影イベントにて起こせるスキップバグを使って、
クラウド一人でニブル山に突入した状態で全滅する。
ゲームオーバー後、タイトル画面に戻されたらそのままデータBをロードする。
その状態で街や洞窟等に入らずワールドマップを歩き回って適当にエンカウントし勝利する。
すると、戦闘終了後にパーティーがそのままニブル山へとワープしてしまう。
なお既にストーリーを進めている場合、位置はニブル山だが時間軸自体は現在になっている。
ニブルヘイムに戻ればセフィロスコピーがうろついているし、ショップも利用できる。
通常のストーリー進行をすっ飛ばしてマテリアキーパー戦を行い先に進むことも可能。

【視聴覚室】

拡張バトルモードワープ

「Extended Battle Mode Warp」、通称「EBMW」とも呼ばれている。
　
前提としてユフィワープの併用が必須となる。

  • データC：タイニーブロンコを入手＆ユフィ未加入のデータ
  • データD：ルーファウス戦後、ミッドガル脱出直前のデータ
  • データE：ワールドマップでセーブした任意のデータ(ワープさせたいデータ)
    条件を満たせばEはCやDと同一でも可能。

まずデータCでタイニーブロンコをミッドガルエリアに停め、そのままジュノンエリアの森の近くまで歩いてセーブ。
次にデータDでハイウェイバトルに突入し、モーターボール戦で全滅する。
ゲームオーバー後、タイトル画面に戻されたらデータCをロードし、森で謎のニンジャとエンカウントして勝利する。
すると、勝利後にユフィワープによってそのままモーターボール戦に飛ばされるため、勝利してミッドガル脱出イベントを消化する。
なお、この時に本来このイベントに居ないシドをパーティーメンバーに選んでしまうとハマリになるので注意。
　
イベントが終了すると、ゲーム内の時間軸(イベントフラグ)はミッドガル脱出直後に巻き戻っているにもかかわらず、
タイニーブロンコを回収して操作可能という、本来ならあり得ない状態になる。
そのままタイニーブロンコに乗ってロケット村側からニブル山に入ると、過去と現在のニブル山はマップを共有しているため、
本来ならカーム回想中に橋から落ちた時に発生するはずのイベントが発生する。
直後にそのままワールドマップに出れば、カーム回想中のバトルモードフラグを外に持ち出すことができる。
(ただし持ち出したバトルモードフラグはセーブ＆ロードで消えるよう)
さらに、ニブル山で全滅した場合の復帰ポイントはそのままニブル山の該当箇所だったが、
ワールドマップで全滅した場合は復帰ポイントが異常になっており、
「最後に逃走または全滅した敵グループと同じシーンナンバーと同じマップナンバーのマップ」となっている。

  • ニブル山に入る時にティファがパーティにいるとイベント後にフリーズするので注意。

細かく解説すると、このゲームでは敵パーティーそれぞれに「シーンナンバー」が割り当てられており、
各マップにも同様に「マップナンバー」が割り当てられている。
これにより、シーンナンバーさえ把握すればゲーム内に存在するあらゆるマップへ自在に移動することができるようになる。
しかしシーンナンバーをゲーム内で確認する手段そのものはPC版には存在せず、
PS版のシステムエラーやPS INT版の時間切れエメラルドウェポン撃破バグ(EWC)等のシステムメッセージで見られるのみ。
　
原理はともかく、特に重要となるのが「シーンナンバー64」の敵である「フォーミュラ×1、ネロスフェロス×2」の組み合わせ。
回想フラグを持ち出した状態で遭遇し全滅した後、タイトル画面から実際ワープさせたいデータEをロードし、
そのまま街などに入らずワールドマップで適当にエンカウントして勝利すると、
「マップナンバー64」、所謂「デバッグルーム」に転送されてしまう。
これにより、PC版は改造ツール等に頼らず自力でデバッグに行くことが可能となっている。

【視聴覚室】