倒して戦闘画面から消えた敵に蘇生効果を与えることで復活させ、
もう一度倒して二体分の経験値やギル、アイテムを入手するというバグ。
普通は消えた敵に対して行動するとオートターゲットの対象になるが、
フェニックスの尾はもともと戦闘不能キャラに対して使うアイテムであるため、オートターゲットが適用されないのである。
システムの隙を突いた裏技と言えよう。
FF3
アンデッド系のモンスターに数人がかりで使用すれば、倒す→復活→倒す→復活といった芸当が可能。
だがフェニックスの尾は非売品なので勿体無い。
レイズの魔法でも可能だが、熟練度が低いと失敗することがある。
全員白魔プレイでもない限り、こんなことをやる必要はないだろう。
FC版で確認した限り召喚モンスターと相性が悪いらしい。
ブラク2体出現時に1体ブラクが逃走、そのスペースにもう1体のブラクがドーガクローンを召喚する。
このドーガクローンに対し「倒した敵にレイズ」を実行すると
「外見はブラク、戦闘中左下ウィンドウのモンスター一覧にも名称はブラク(ドーガクローンが表示されていない)」のモンスター(以後ブラクα)が復活する。
ブラクαが行動時には「ドーガクローン」が行動しているように表示されるが行動パターンはブラクのもの、という訳の分からない状態になる。
変なことをしないほうが良さそうである。
FF4(SFC・PS版)
アクティブタイムバトルの採用で、ちょっと方法が変わった。
やり方は簡単で、対象となる敵がトドメの攻撃を受ける前にフェニ尾を使っておくだけ。
敵に攻撃が命中して倒れ、空欄となった場所にフェニ尾を使うエフェクトが出たら成功。
フェニ尾に限らずレイズなどでもいいが、詠唱時間を考えるとやはりフェニ尾が適切か。
ボスフラグを持った敵と単体で出現する敵、最後の一体に対しては使えない。
レアアイテムを持った敵はボスフラグ持ちが多く、いまいち旨みが少ない技。
- レイズとフェニ尾によるHPの回復量は「体力×5」。
敵は体力0扱いなのでHPも0となってしまい、見た目は復活しないのに倒したことになる。- アレイズを使った場合は普通にHP全快で復活する。
これによって撃破数を稼ぎ、戦闘中に同じ敵を256回倒すと、
オーバーフローを起こして「0回倒した」ことになり、獲得EXPが0になる。
バグ利用の極限低レベル攻略で利用されている。
GBA版では敵にレイズ系が効かなくなっており不可能。
PSP版ではレイズ系にもオートターゲットが適用されるようになっており、生きているキャラへ対象が変更されてしまうためやはり不可能。
【視聴覚室】
FF5
FF4と同様に可能。
これを利用して、自爆などの青魔法を、経験値・ABPなしで覚えたりすることも出来る。
- FF4と違い、レイズとフェニ尾の回復量は最大HP依存になったので、普通に復活する点が異なる。
- 経験値を回避する(とらえる・死の宣告で倒す)ことができるので低レベルクリアには有用だが、
FF4までとは異なり、復活した敵の経験値分「経験値が増える」ことはない。 - スマホ版では修正され、不可能になった。
【視聴覚室】
FF6
可能。復活した敵の経験値が増えることはない。
できることはFF5とほぼ同様。
- 自爆などを覚えたいが経験値を回避したい場合等にはFF5のとらえるなどの代わりに「混乱+けむりだま」を使うことになる。
- ちなみにフェニックスの尾ではないが、コンフュ+リレイズで敵を復活可能状態にして、
ゴゴのものまねでラグナロックを使い同じ敵を2回アイテムに変えることが可能。
【視聴覚室】
FF7
可能。復活した敵の経験値が増えることはない。
経験値は増えないが、リミット技を覚えるための「撃破数」を稼ぐことができる。
逃走や自爆で経験値が回避できる敵相手に行えば、低レベルクリアでは非常に有用。
- 主にトゥーサイドがこれの犠牲になる。
FFT
FFTでもできるがあまり意味はない。
密猟するつもりだったが倒してしまったモンスターを起こすために使うぐらいだろうか。
蘇生してまた倒すってのは冷静に考えると相当鬼畜だが…。
- 「一度倒してから復活させて密猟」というテクニックが攻略本に載ってた。寧ろ有用では。