スペルがViceなら「悪徳」と言う意味になる。どちらかと言うと小悪党と言う感じだが。
- ドイツ語で「白」意味するWeiß(Weiss)も呼びは「ヴァイス」。
こちらはFF7関連作品の重要キャラクターの名前の由来となっている(下記の関連項目も参照のこと)。
FF6
Lv16、HP428、MP85、種族:人間。
攻撃力13、防御力105、命中100、素早さ50。
回避率0、魔力10、魔法防御150、魔法回避0。
弱点属性:炎。吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:カッパ、スロウ、ストップ以外全て有効。常時レビテト・ヘイスト状態。
行動:
通常時
- 1ターン:たたかう/たたかう/シックル
2ターン:ハイポーション/ハイポーション
3ターン:たたかう/たたかう/シックル
4ターン:[アイテム投げつけ]ミスリルナイフ/ミスリルナイフ
「ぬすむ」か「ぶんどる」へのカウンター
1ターン:ぬすむ/ぬすむ/ぶんどる
操る:たたかう/シックル/ドレイン。スケッチ:シックル/ファイアウォール。あばれる:ヘイスト。
盗み:通常枠銀縁眼鏡/レア枠竜騎士の靴。落とすアイテム:通常枠なし/レア枠バリアリング。
変化:成功率50%。毒消し/イエローチェリー/目薬/金の針
EXP:291。獲得ギル:314。
ゾゾに出現する盗賊。
ネックハンター・パニッシャーの色違い。
レベル16、命中100。HPが428あり、毒属性に弱い。種族は人間。
1.5倍威力の物理攻撃のシックルは大したことはないが、こちらの「ぬすむ」に100%の確率でカウンターして4116ギルを盗み返してくる(2/3の確率で盗み、1/3の確率でぶんどる)。
ミスリルナイフを投げつけて大ダメージを与えてくる。こちらもバイオブラスト等で先手を打っておきたい。
通常枠から銀縁眼鏡が、レア枠から竜騎士の靴が盗めるほか、バリアリングをたまに落とす。
- こいつとガブルデガックは屋内・屋外両方で出現する(ヒルギガースは屋外、ベールダンスは屋内のみ出現)。
レアで竜騎士の靴が盗めることもあるが、パーティ側が盗むに成功するとカウンターでギルを盗まれてしまう。
ギルを盗まれても倒せば取り返せるのであまり気にしなくていい。ヴァイスは盗んだ後逃げ出すという行為をしないので、必ず返ってくる。
ミスリルナイフを投げる前にハイポーションで回復する。回復してきたら要注意。
また、家の中でベールダンスとセットで出ることが多い。
コイツが1体だけで出てきた場合は魔法修得値が3得られる。
単体で出現するのは室内の方である。
崩壊前としてはなかなか高いため、特にバニデスで眠れる獅子狩りができなくなったGBAでは狙い目な敵といえる。
(もっとも、GBAでも混乱煙や山彦ジョーカーという眠れる獅子狩りの技はある)
状態異常はカッパ・スロウ・ストップに耐性あり。
コイツはこっそり浮遊&ヘイスト状態。
その為、大半の地属性攻撃が効かない。
「暴れる」でヘイスト、「スケッチ」でシックル・ファイアウォール、「操る」でたたかう・シックル・ドレインが使える。
ギルを盗まれた時にダメージが入る時があるがこれはバグではなく1/3の確率で「ぶんどる」が発動しているから。
敵がギルを盗む計算式は(敵レベルx256+20)、4116ギルと中途半端な額なのはこのため。こちらの所持金がそれに足りない場合は全額。
- 一度盗んで何も持っていないともうこちらの盗むには反応しなくなる。
敵側のギル盗みの成功率検証結果。
まず回避率だけを128以上、魔法回避率だけを128以上にしても盗まれた。敵とのレベルを51以上差を開いても盗まれるが、こちらのレベルが高いとヴァイスの盗みがよく成功し、こちらのレベルが低いとヴァイスの盗みがよく失敗した。
- ロックがLv67だと7/10回ヴァイスの盗みが成功、ロックがLv16だと4/20回ヴァイスの盗みが成功。
つまり盗むの内部式は(50+「ロックのレベル」-「敵のレベル」)/128なのだが、これが「そのまま」敵の使うギル盗みに流用されていると思われる。
(50+67-16=101、101/128=78%。50+16-16=50、50/128=39%。20回と少ない試行なのである程度誤差あり)
盗む使用者(ヴァイス)のレベル-盗まれる対象(ロック)のレベルでなく、そのまま「ロックのレベル-ヴァイスのレベル」のレベル差が適用されるため、こちらのレベルが高いとよく盗まれ、こちらのレベルが低いと敵の盗みはよく失敗する。
北米版ではSNES・PS・GBA版共に「Harvester(刈り取り人夫)」。何を刈るのかは言わずもがな。
FF6(GBA版以降)
魂の祠の第1グループの12戦目ではヒルギガースとセットで出現。
稀にドラゴングレイトが代わりに出現する。
FF6(ピクセルリマスター版)
アイテムを盗んだ後の「何も持っていない!」に対しても盗むのカウンターを仕掛けてくるようになった。
ネコみみフードを装備したリルムを戦闘不能にするか逃げさせて、
ロックかゴゴにリジェネをかけて、オートバトルで所持金がなくなるまで盗むを繰り返して、後は倒すとやれば金策に使える。
Switch/PS4版の場合、ブースト機能で獲得ギルを4倍にしておくと、盗まれた金額が4倍で返ってくる。
盗む金額の計算式が従来と変わったようだ。ストールンベア(Lv34)に盗まれた時と同じ8724ギル盗まれる。
ギル盗みをカウンターでなく使うのはストールンベアだけなので、Lv34を代入した式が固定されそのままギル盗みとして流用されている?
FF7
伍番街スラム周辺に出現する。
「スる」「ぬすむ」などでこっちのアイテムを盗んで逃げる嫌な敵。もし盗まれても逃げる前に倒せば取り返せる。
上位種にプラウラー、バンディットがいる。
対処法は一つ。「盗られる前に殺れ!」
- カラーリングは全体的に赤く、青のチョッキやグリーンのズボンをはいている。
他のタイプもそうだが、こういう泥棒モンスターは出現場所の治安の悪さを象徴する格好の素材要素とも言える。 - なぜDCのヴァイスと同じ世界なのに同じ名称なのかは不明である。
- #FF7Rを参照。
- FF7が発売された当初はまた関連作品を作る構想すら無かったが、関連作品であるDCFF7を作った際に色が由来のキャラクターを複数人出した結果、スペル違いだが読み方が被るキャラクターも出てきてしまったからであろう。
スピードドリンクを盗めるので、幾つか頂戴しておくと序盤のボス戦が少し楽になる、かも。
どうせ序盤だ。盗まれて困るものなど殆ど持っちゃ居るまい。
- アイテムコレクターにとっては天敵。
すでに初期装備品やアイアンバングルという二度と手に入らないものを持っているので。
バスターソードなどの売却できないアイテムは盗まない。
逃げられた場合には経験値は得られない。
これとフェニックスの尾を利用して、低レベルクリアで撃破数稼ぎに利用可能。
ついでにスピードドリンクを盗んでおけば高値(500ギル)で売れるため、盗まれたアイテムやフェニックスの尾の分の支出を考慮に入れても資金もプラスになる。
この系統は地味にカエル耐性を持っている。
だがコイツは、出現場所の関係と素のステータスの低さのせいで殆ど空気。
FF7R
後の主要キャラクターと名前が被るのがマズかったのか、【バグラー】に改名している。
スタン効果のある罠を設置し、この罠にかかるとギルを盗んでくる。
モンスターではなく野盗に落ちぶれた普通の人間のようで、グラフィックも数種類存在する。
その中にはオリジナル版のバグラーにそっくりのやつも。
FF9
ダリの地下やリンドブルム周辺に登場する。
攻撃は大したことはないが、こちらのポーションを盗んで逃げることもある。
たべるとバニシュを覚えられる。
緑の肌であることを考えると、ジタンなどとは別の人種っぽい。
あとこの名前は種族名なのか、それ以外の何かなのか。
FFL
メモリスト編の闘技場に出現する。
FFRK
FF6のザコモンスター。
なぜかノーマルダンジョンのゾゾの町では出ずに、崩壊後のオペラ劇場2の方にネズミと一緒に登場する。