設定/【ク族】

Last-modified: 2020-05-29 (金) 23:00:11

FF9

パーティーキャラの一人、クイナの種族。ピエロのような顔と、長い舌が特徴。
(以下アルティマニアより引用)

その存在の多くが謎に包まれた種族。
この一族のものは皆、あらゆる食材を発見し、食べ続ける事に全精力を注ぐ。
性別は無いらしく、具体的にどのようにして子孫を残すのかは不明。
一説ではあらゆるものを食べて空腹感を満たす事が
次の世代を生み出すための行為につながる、とされている。
またク族の親と子は長じて師匠と弟子の関係となり、その知識や経験は
一子相伝で受け継がれていくようだ。


とにかくいろんな意味で謎の種族。
クイナが砂やモーグリまで食べようとする辺り、凄まじいまでの食への探求心が窺える。
ちなみに、クワンは当初ビビを食おうとしていた。


本編中で確認できるのはクイナ、クエール、クワン(故人)の3人。
いずれも語尾に「アル」が付く、エセ中国人のようなしゃべり方をする。


あらゆる生物・モンスターから非生物・無機物に至るまで食欲の対象となるク族が、
なぜ他種族であるヒト、召喚士族、ネズミ族、ジェノムを食べたいと思わないのか不思議。
クイナはビビについて「人間に見えるので」食べたいとは思わないという言い方をしている。
一概に知的生物は食べたくないというわけでは決してない。
(クワンのビビに対する食欲、クイナのモーグリに対する食欲、
実際に亜人など知的生物型のモンスターでも生きたまま食べるクイナ…)

  • クワンに拾われた直後のビビは、まだ自我が薄く人形然としていたのかもしれない。
    ビビが感情を持ち人間らしくなれたのはクワンとの日々のおかげだろう。

全部似たような姿にしか見えないが、ビビによれば、クワンとクエールはそっくりで、その二人とクイナはそうでもない(言及されていない)らしい

  • ATE『帰省』内でクワンはクイナに似ているという言及がありましたが…

性別は無いらしいとのことであるが、クエールが師匠であるクワンについて「食の道を捨てて逃げた男」と発言しているように、一応精神的な男女の概念はあるようだ。
なおクイナは女性専用装備も装備できるがジタンは女の子をかばうでかばってくれない。不思議。


設定画に服を着ていないイラストもあるが、その姿は肥え太ったカエルのようでかなり生々しい。
丸々したユニークな外見に慣れていると、ちょっと幻滅するかもしれない。


ちなみに、作中で登場する三人共クから始まり、クを食に変えて読むと食いな、食える、食わんとなるのはすぐに連想するだろうが、実は三人共鳥にまつわる名前となる。
クイナ(水鶏)、クエール(うずらを英語でQuail)、クワン(換羽、鳥類の羽が生え変わる事。中国語でクワンと読むらしい)
偶然にしては良く出来ている気がするのでダブルミーニングというやつだろうか。
ビビのファミリーネームであるオルニティアも鳥を意味するらしいし。