設定/【デビルロード】

Last-modified: 2022-07-05 (火) 08:19:56

関連項目:地名・地形/【デビルロード】(FF4TA)


FF4

バロンとミシディアを結んでいたワープゾーンのようなもの。
かつては貿易などで盛んだったが、赤い翼によって村人の虐殺が行われてからはミシディア側が封印した。
名前の由来は、この道を通る時にかなりの生命力を犠牲にしてしまうため。
聖なる力に守られていないと命を消耗してしまうらしい。


飛空艇などと共に、クルーヤによってもたらされた技術。

  • 昔の設定だと、バロン王とローザの両親等多数の人間の協力のもとで作られたって設定のはずだったが……

    デビルロードとは、バロンの町とミシディアを結ぶ通路。海にへだてられたふたつの国を、わずかな時間で行き来できるワープゾーン。
     両国の間に国交が樹立された際にデビルロードも作られた。最初に通ったのは、バロンの竜騎士隊長の花嫁となる女性。のちにローザの母になる人だったのだ。なお、デビルロードというのは通称。強い精神を持たない者が使うと、大量を奪われて死ぬ危険もあるのが名の由来だ。
    (ファミコン通信1991年11月8日号の「FFなんでも図鑑」)

  • それはファミ通が初出の設定であり、ルビカンテの過去同様、公式的に定められた設定なのかは不明。
    そもそも作中ではデビルロードや飛空艇はクルーヤが作ったと明言されているため、そちらを公式とするのが妥当

    クルーヤは みちの そなたらのほしに あこがれておった・・・・
    デビルロードや ひくうていのぎじゅつは そのとき もたらされたのだ・・・・


物語中で、セシルがバロン王の真意を問うために封印が解かれることになる。
その後は当然バロンとミシディアを直接行き来できるようになるが、以降は特に使う機会は無い。
…が、魔導船復活の際に、飛空艇で直接ミシディアに行かず、これで入ることもできる。
すると、長老は未だにテラについて嘆いているし、町の人々の反応も変わらない。
これはイベントフラグが町の入口に置いてあるためであり、外に出ようとすると長老がやってきて話が進む。
「待っておったぞ!」って、あんたさっき会ったばっかりなんだけど……。


通るときの音が怖い。

  • いや違う。ものすごく怖い。

色々と設定が練られているものの、ゲーム中では数回使う程度のワープゾーンでしかない。

  • 初回利用前にミシディアの長老が場所を教えてくれる。が、その内容はというと「まちの みぎにある デビルロードで」見つけにくいというほどでもないしメタ発言しなくても…
  • 最強軍事国家バロン(ミシディア)の達成に必要。

当時のプレーヤーの多くが「いろいろ設定盛っても、要は『たびのと○ら』でしょ?」と思っていた。

FF4(GBA版)

魔導船浮上イベントでちょっとおかしな事態が起きるのが、微妙に修正された。
イベント進行フラグが町の入口に置いてあるのはそのままだが、祈りの部屋にもフラグが設置されている。
ただし、祈りの部屋に直接出向くと、イベントの最初で語られるミシディアの伝承の部分がカットされる。
ということはあの伝承、ゲーム的な演出ではなく長老が道すがら語っていたのだろうか。

FF4(DS版)

テラの心情を見ると、宿で一休みしたくなるくらい疲労する模様。老人には相当キツイようだ。

FF4(PSP版)

魔導船浮上イベントのフラグがデビルロード前にも設置され、デビルロードから来た場合は長老がデビルロード前に歩いてくるようになった。

  • 一応DS版でもイベントは設置されているが、こちらはパーティーと長老の位置関係は外から入ってきた時と全く同じである。

小説版

表記は“魔の道”で、デビルロードはルビとして振られている。
飛空艇が発明されていない頃に、バロンとミシディア間の移動に不都合の多い海路ではなく、
陸路での移動を可能にするために、ミシディアの魔道士達が考案し、クルーヤが苦労の末に完成させた。
海路で最低三日を要するところを、徒歩により半日で行き来できるようにするため、
魔道によって自然の摂理を捻じ曲げ、距離を消失させている。
ところが、このことが無数の歪みを招き、時間の概念が本来の意味を失い、過去と現在と未来が
渾然となって存在する異空間と化し、足を踏み入れた者の魂を消耗させる危険な場所となってしまった。
このためすぐに閉鎖され、パラディンとなったセシルが試練の山から戻ってくるまで封印されていた。
セシルに同行していたテラとパロム・ポロムはここを通る時に、幻視体験することになり、
テラは自分の人生、パロム・ポロムはカイナッツォの罠が発動するまでの未来を見た。