設定/【ネオ・ミッドガル計画】

Last-modified: 2022-12-04 (日) 11:37:36

FF7

その名の通り、新たなミッドガルを創る計画。
より魔晄が豊富な土地に新たなミッドガルを作ることで、金食い虫な魔晄炉の必要なく神羅カンパニーのさらなる発展を目論んでプレジデント神羅に計画された。
クラウド達は神羅ビルに潜入した際、幹部にこの計画の再始動を決めたことを発表する重役会議に出くわすことで知ることとなる。

プレジデントがあっさり死んだことや、ルーファウスはこの計画にあまり関心がないようだったことで影が薄いが、神羅は古代種を用いて『約束の地』まで辿り着き、そこにネオ・ミッドガルを建てる計画だったため、実はストーリーにも結構関連深い。

物語の元凶となったガスト博士が提唱したジェノバ・プロジェクトが承認された理由や、ガストの後任として科学部門統括になった宝条が本物の古代種やその子供を探していたのもこれが理由であり、
本編でエアリスタークスに攫われたのもこの計画が再始動したからである。

計画が中止されていた理由や時期は不明だが、神羅は早い段階でエアリスの所在を掴んでいたにも関わらず本編の時期(プレジデントが計画再開を決めるまで)はあくまで勧誘で積極的には動かず、またこの件を主に担当しイファルナとエアリスの回収のために神羅兵を連れて自らが動きガスト博士にも「この星の人類の未来を変えることが出来るんですよ」と説得するほど入れ込んでいた(そしてそれが結果的にガスト博士を死なせることになった)宝条がイファルナが死んでいたことをエアリスから聞くまで知らなかったことから、イファルナが神羅からエアリスを連れて脱走する前には既に中止になっていたと思われる。

プレジデントに計画の決定権があり金銭面でこの計画に取り組んでいた作中描写的にプレジデントの意向で予算面の都合から中止を決めて科学部門に打ち切りにさせた辺りが妥当であろうが、上の意向で下が振り回されるのはリアルといえばリアルだがいい迷惑である。

思う通りに事が進まないことがデフォルトな宝条はともかく、夫を失い自らも死ぬことになったイファルナにとっては笑い話にもならない。

ちなみに宝条がレッドXIIIとエアリスを交配しようとしたのは、プレジデントの命令で古代種ハーフであるエアリスの調査を始めたが、既にあるイファルナとのデータ比較だけで120年かかるという自分たちにもエアリスにも耐えられないどうしようもない感じのガッカリ目算が出たため。

  • 恐らくだが、もともとプレジデント神羅は早期から魔晄の潤沢なネオ・ミッドガルを夢見ていたのだろう。しかし、神羅が超巨大企業となる過程で敵が多くなり戦争が絶え間なくなったため、まずは軍事力の強化、ソルジャーの育成に力を注いだと思われる。その意味で、セフィロスやソルジャーの存在はネオ・ミッドガル計画の副産物とも言える。
    そしてウータイとの戦争も終結し、世界に敵もいなくなりミッドガルの支配も盤石になったため、ついに長年の夢に向かって邁進しようとした。しかしその時には、それまで踏みつけ犠牲にしてきた者たちの怒りがつい足元まで迫っていたのだった。

ちなみに次回作でも計画繋がりでこんなものも登場する。
クライシスコアのエアリスとザックスなら叶えてくれなくもなさそう。そんな感じのことも劇中でも言ってたし。

FF7R

こちらでも計画名として登場。概要は旧版とほぼ同じ。
また、神羅ビル60Fの神羅カンパニーのプロモージョンムービーでは、ネオ・ミッドガルをイメージしたと思われる真っ白な都市映像があり、都市開発部門のブースでも画像が確認できる。


少なくとも、プレート都市を多重化したと思われる構造となっており、純白な都市はミッドガルの様な武骨さを感じさせない近未来的なものとなっている。
ただし、旧版で魔晄炉を必要としないとプレジデント神羅は考えていたが、こちらでは魔晄炉の可能性のある純白の建造物8基が都市を囲んでいる。