設定/【ノウス=パルトゥス】

Last-modified: 2019-03-31 (日) 16:31:32

LRFF13

本作の舞台となる世界で、前作エンディングから500年後のグラン=パルス
女神エトロが失われヴァルハラの混沌が流入した影響で人々は歳を取らなくなり、新しい命が生まれなくなっている。
大地は混沌の海に飲まれつつあり、現在残っているのはルクセリオ、ユスナーン、デッド・デューン、ウィルダネスの四つの地域のみである。


崩壊によって殆どの科学技術が失われ、代わりに信仰と錬金術、ハンターや盗賊団が隆盛。
生活様式は大方の場所で近世~近代欧州を彷彿させ、街には鍛冶屋や魔法(アビリティ)屋が軒を連ねる。
ウィルダネスには、失われた科学を探求する学者も多く住む。
ルクセリオ等では「飯が不味い」といった話が聞けるが、これは自然に採れた食料以外はファルシ=パンデモニウムが混沌から作成した物資が配給されているため。
物資を巡り争いが起きない理由は、ユスナーンの太守スノウが民衆の厚い支持を得ていることに加え、彼の存在が救世院への無言の威圧になっているから。
なお、人々が数百年以上も争わず生きていられる理由は様々だが、「人として大切な何かが抜け落ちているため」と、作中で仮説する学者がいる(混沌の氾濫時に、絶望し多くの自殺者が出たことも語られる)。


オフラインFF作品初のオープンワールドの世界。

  • オープンワールドのシステムは旧FF14で実装されていた。
    • 旧FF14はリージョンの切り替え時には徒歩での移動であってもロードを挟むため、完全なオープンワールドは今作が初。とはいえ、マップの規模は旧FF14程ではないが・・・

宿屋や店の中に入ることはできないが、すべてのダンジョンや入れる建物にロードの暗転なしで入る事ができる。
四つの地域を移動するには、鉄道を利用する必要があるが、終盤になって条件を満たすと徒歩で移動できる。
当然、暗転などはない。

  • ただし、道が非常に長い。移動している間にロードを行う手法は、FF13にも使われていたので、その応用だと思われる。

一日は24時間。
「えっ、当たり前じゃん!?」と思いがちだが、実はFF13/13-2時代は一日が26時間だったのだ。
混沌の影響で本来の時間が次元の狭間に消えたらしい。
この『マイナス2時間』×『12日間』がもう一日につながる。


ライトニングの足なら、クロノスタシスで時間を止めなくとも数日で全地域を踏破できる。


様々な人の悩みを解決していくことが本作の基本的な目的だが、
500年も生きてきた割には、何百年も捜し続けてきた相手が同じ街に住んでいることを知らなかったり、
ヴァルハラの天使でなくともどうにかしてよじ登れそうな場所(目と鼻の先にあるような場所)に
誰もたどり着いたことがなかったりと、この世界(の人々)には突っ込みどころも少なくない。
まあ毎日同じ場所に居座り続けるような人達も多いので、新しい発見がないのも仕方ないか。

  • こういった「プレイヤーが突っ込みたくなる」様な事でもこの世界の住人が全く意に介さないのが「人として大切な何かが抜け落ちた」事に関する描写の一つ。